「はあと」さんから、
オモテのコメントをいただきました。ご覧ください。
ある市民講座で
大腸ガンの抗癌剤治療で、
無治療患者群と比較して、
抗癌剤治療を行った患者群に延命効果が認められたのは、
1992年のことです。
それまでは、
「抗癌剤治療はしてもしなくても、
生存期間には変わりは無い」
という、現在よりもさらにお粗末なエビデンスしか出ていませんでした。
たしかそのときの延命期間は半月程度だったと思います。
ちょうど1992年頃に
g-CSFという白血球を増やす画期的なクスリが登場してきました。
その薬剤の出現と同時に、
それまでまったく延命効果の無かった、
肺ガンや胃ガンでも
抗癌剤治療を行うことにより、
無治療で放置するよりは、
僅かながら延命が叶うようになりました。
その薬剤が無い時代には、
致命的であった強度の骨髄抑制、白血球の減少からも、
なんとか脱却できるようになり、
抗癌剤をより大量に使うことができるようになりました。
それにより、延命効果が得られるようになったように思います。
「以前より抗癌剤も副作用が少なく効果がある」ではなく、
副作用を抑える薬剤が進歩したことにより、
延命効果が得られるようになってきた。
ということだと思います。
強力な制吐剤もその頃登場しました・・・・
ところで、何故延命効果の無かった治療が、
行われていたのでしょうか。
それは、抗癌剤治療を行ったグループの中には、
抗癌剤治療が大アタリして、
無治療でいるよりは、
長く生きることができる患者さんも存在したからです。
長く生きることができる患者さんが存在したのに、
無治療群と抗癌剤治療群で生存期間に差が出なかったのは、
抗癌剤治療群では、
無治療でいるよりも早く目を瞑ってしまう患者さんが存在していたからです。
したがって平均すると同じになる・・・・
抗癌剤治療をすることにより
寿命を縮める患者さんが存在することは
現在の標準的抗癌剤治療でもまったく同じです。
金科玉条、黄門様の印籠で、
唯一絶対の治療のよりどころであるエビデンスの意味を
再び、ユックリと考えてご自身の、ご家族の治療をお考えください。
本日は、極めて珍しい経過を辿っておられる患者さんが来られました。
そのことも書きたかったのですが、
時間がありませんので後日にまわします。
以上 文責 梅澤 充
オモテのコメントをいただきました。ご覧ください。
ある市民講座で
以前より抗癌剤も副作用が少なく効果があるようになった、ということを
大腸癌に関して講演した医師が、ほんのちょこっと話しておられました。
大腸ガンの抗癌剤治療で、
無治療患者群と比較して、
抗癌剤治療を行った患者群に延命効果が認められたのは、
1992年のことです。
それまでは、
「抗癌剤治療はしてもしなくても、
生存期間には変わりは無い」
という、現在よりもさらにお粗末なエビデンスしか出ていませんでした。
たしかそのときの延命期間は半月程度だったと思います。
ちょうど1992年頃に
g-CSFという白血球を増やす画期的なクスリが登場してきました。
その薬剤の出現と同時に、
それまでまったく延命効果の無かった、
肺ガンや胃ガンでも
抗癌剤治療を行うことにより、
無治療で放置するよりは、
僅かながら延命が叶うようになりました。
その薬剤が無い時代には、
致命的であった強度の骨髄抑制、白血球の減少からも、
なんとか脱却できるようになり、
抗癌剤をより大量に使うことができるようになりました。
それにより、延命効果が得られるようになったように思います。
「以前より抗癌剤も副作用が少なく効果がある」ではなく、
副作用を抑える薬剤が進歩したことにより、
延命効果が得られるようになってきた。
ということだと思います。
強力な制吐剤もその頃登場しました・・・・
ところで、何故延命効果の無かった治療が、
行われていたのでしょうか。
それは、抗癌剤治療を行ったグループの中には、
抗癌剤治療が大アタリして、
無治療でいるよりは、
長く生きることができる患者さんも存在したからです。
長く生きることができる患者さんが存在したのに、
無治療群と抗癌剤治療群で生存期間に差が出なかったのは、
抗癌剤治療群では、
無治療でいるよりも早く目を瞑ってしまう患者さんが存在していたからです。
したがって平均すると同じになる・・・・
抗癌剤治療をすることにより
寿命を縮める患者さんが存在することは
現在の標準的抗癌剤治療でもまったく同じです。
金科玉条、黄門様の印籠で、
唯一絶対の治療のよりどころであるエビデンスの意味を
再び、ユックリと考えてご自身の、ご家族の治療をお考えください。
本日は、極めて珍しい経過を辿っておられる患者さんが来られました。
そのことも書きたかったのですが、
時間がありませんので後日にまわします。
以上 文責 梅澤 充



