ガン治療を進めていく上で、
保健診療の範囲ではまかなえない場合も少なくありません。
健康保険では必要最低限度の範囲だけしか認められていません。
というより、最低限度の範囲もカバーされていないのが現状です。
最低限度の治療として
誰でも、どんな状態でも
十把一絡げの、均一な標準的抗癌剤治療が用意されているだけです。
より自分に適したガン治療を求めようとすると必然的に
健康保険の範囲は超えてしまいます。
例えば、毎週抗癌剤の点滴をしている患者さんにも、
腫瘍マーカー検査は月に一度しか認められていません。
月に4回点滴をして、
健康保険では月に1回しか状況を把握できないのが現状です。
それを、頻回に状態を把握するために、
月一回の腫瘍マーカーを毎週チェックしたとしても、
腫瘍マーカー1項目で1200円〜2000円程度です。
日本では、自費診療というと、
美容形成のように、
二重まぶたを作るだけの
数分で終わる手術で、何万円という、
とても高額なイメージがありますが、
7月9日の「治療の費用」でも書いたとおり、
健康保険の保険点数どおりであれば、
多くの患者さんやご家族が思いえがいているほど
高額ではありません。
とても高価な抗癌剤でも、
チョッピリしか使わなければ、
当然値段も安くなります。
一方、保険点数が定められていない、
特殊な治療はいくらでも存在します。
それらの治療では、
保険点数が決まっていなければ、
それは、自由診療ですから、
いくらでも自由に値段をつけることはできます。
治療効果を考えると、
値段に疑問のある治療もありますが、
理論的には正しいという治療もあります。
その値段と効果については、
個人の価値観で決めることですが、
中には、相当に高額な○○療法などという
かなりインチキ臭い治療(?)もいまだに横行しています。
それらのイカサマ治療(?)の多くは、
インターネットなどで、
堂々とその法外な値段を謳っているものも存在しています。
「高いお金を払うからには効くのだろう」
と考えてしまう患者心理を逆手に取るものだと思います。
騙されないでください。
話はそれましたが、
自費での治療は、
健康保険での治療が認められている範囲であって、
しかし、回数が制限されているもの、
他の病気では認められているものの、
当人のガンでは認められない、
というような場合であれば、
患者さんが思い描くほど高額ではありません。
本日、セカンドオピニオンに来られた患者さんのご家族が、
自費診療になった場合の費用を心配されていましたが、
上のような状況を説明すると、
安心されていました。
日本では、
(皮肉ではなく)世界に誇れる健康保険制度のおかげで、
長い間、健康はタダで守ることができるかのように
錯覚されていた人が少なくありませんでした。
健康保険で何でもしてくれると・・・・
しかし、保険制度も破綻しかけてきて、
ご自身に最適な治療を選択しようとすると、
自費での治療もある程度は考慮したほうがいいように思います。
すべて健康保険でまかなえる標準的抗癌剤治療が
必ずしも最善の治療ではないことは、
何回も訴えているとおりです。
ほとんどの患者さんは、
限られた財力の中で治療を受けなければならないはずです、
その決められたお金を有効に使って最善の治療を受けてください。
以上 文責 梅澤 充
保健診療の範囲ではまかなえない場合も少なくありません。
健康保険では必要最低限度の範囲だけしか認められていません。
というより、最低限度の範囲もカバーされていないのが現状です。
最低限度の治療として
誰でも、どんな状態でも
十把一絡げの、均一な標準的抗癌剤治療が用意されているだけです。
より自分に適したガン治療を求めようとすると必然的に
健康保険の範囲は超えてしまいます。
例えば、毎週抗癌剤の点滴をしている患者さんにも、
腫瘍マーカー検査は月に一度しか認められていません。
月に4回点滴をして、
健康保険では月に1回しか状況を把握できないのが現状です。
それを、頻回に状態を把握するために、
月一回の腫瘍マーカーを毎週チェックしたとしても、
腫瘍マーカー1項目で1200円〜2000円程度です。
日本では、自費診療というと、
美容形成のように、
二重まぶたを作るだけの
数分で終わる手術で、何万円という、
とても高額なイメージがありますが、
7月9日の「治療の費用」でも書いたとおり、
健康保険の保険点数どおりであれば、
多くの患者さんやご家族が思いえがいているほど
高額ではありません。
とても高価な抗癌剤でも、
チョッピリしか使わなければ、
当然値段も安くなります。
一方、保険点数が定められていない、
特殊な治療はいくらでも存在します。
それらの治療では、
保険点数が決まっていなければ、
それは、自由診療ですから、
いくらでも自由に値段をつけることはできます。
治療効果を考えると、
値段に疑問のある治療もありますが、
理論的には正しいという治療もあります。
その値段と効果については、
個人の価値観で決めることですが、
中には、相当に高額な○○療法などという
かなりインチキ臭い治療(?)もいまだに横行しています。
それらのイカサマ治療(?)の多くは、
インターネットなどで、
堂々とその法外な値段を謳っているものも存在しています。
「高いお金を払うからには効くのだろう」
と考えてしまう患者心理を逆手に取るものだと思います。
騙されないでください。
話はそれましたが、
自費での治療は、
健康保険での治療が認められている範囲であって、
しかし、回数が制限されているもの、
他の病気では認められているものの、
当人のガンでは認められない、
というような場合であれば、
患者さんが思い描くほど高額ではありません。
本日、セカンドオピニオンに来られた患者さんのご家族が、
自費診療になった場合の費用を心配されていましたが、
上のような状況を説明すると、
安心されていました。
日本では、
(皮肉ではなく)世界に誇れる健康保険制度のおかげで、
長い間、健康はタダで守ることができるかのように
錯覚されていた人が少なくありませんでした。
健康保険で何でもしてくれると・・・・
しかし、保険制度も破綻しかけてきて、
ご自身に最適な治療を選択しようとすると、
自費での治療もある程度は考慮したほうがいいように思います。
すべて健康保険でまかなえる標準的抗癌剤治療が
必ずしも最善の治療ではないことは、
何回も訴えているとおりです。
ほとんどの患者さんは、
限られた財力の中で治療を受けなければならないはずです、
その決められたお金を有効に使って最善の治療を受けてください。
以上 文責 梅澤 充



