昨日の「治療法はない、と言う前に」で紹介した、
ある腫瘍内科医の分類する5番目の治療は、
「効果があるかどうかも分からない治療」
であり、
「不利益なケースも少なくない」そうですが、
何度も書いているとおり、
ガン治療とは、
すべての患者さんにとって、
「効くかどうか」など分かりません。
標準治療では、
過去の、すでになくなられた患者さんから得られた
「効果が出る確率」が示されているだけです。
数百人あるいは数千人同一疾患の患者さんを集めて、
患者さんの個性など完全に無視して、
すべての患者さんに、
まったく均一な治療を行ったときの
効果の出た患者さんの割合が分かっている。
ただそれだけのことです。
昨日も書いたとおり、
効いた患者さんの割合も分かっていますが、
「不利益なケースも少なくない」どころか、
多くの標準的抗癌剤治療では、
不利益なケースの方が
利益を得る患者さんより、
多くなっていることも少なくありません。
本日も「治療法はありません」と言われた患者さんが
「効くかどうかも分からない治療」を受けに、
多数訪れました。
まったく効いていない患者さんは、
いないと思います。
「効く」という言葉の定義を、
「ガンの縮小」と解釈した場合、
「効いていない」患者さんも多数おられることは事実です。
しかし、ガンの増大抑止、
進行スピードの抑制も「効いた」に含めると、
相当高い確率で「効いた」になると思います。
それは標準治療の比ではありません。
勿論、すべての患者さんが、
治療を開始してから、
「効いている」と判断されるまで、
「効くかどうかわからない」状態で、
「効く」治療を探しながら、
紆余曲折の挙句、
何とか「効く」治療に辿り着きます。
一発目の治療から、
大当たりの患者さんもいますが、
多くの患者さんでは、
何通り目かにはじめて「効く」治療が見つかります。
たしかに、現在私が行っている治療は
腫瘍内科医の言われるとおり、
「効くかどうかも分からない治療」
だと思います。
エビデンスがありませんから、
そのように評価されても仕方ありません。
しかし、患者さんにとって
その治療での「不利益になるケース」がほとんど無いから、
幾通りもの抗癌剤を使った治療を試すことができるのです。
その紆余曲折の間に、
ほとんどの場合、
「効く」抗癌剤治療が見つかります。
本日来られた、
「治療方法が無い」患者さんたちの多くは、
その言葉通りに、
治療を諦めてしまっていたら、
「もはや治療方法が無い」ではなく、
「もはや命が無くなっている」患者さんです。
本日の患者さんは、
まだまだ長生きできます。
ガン難民になられて、
「効くかどうかも分からない治療」を選択され、
「もはや無い命」をつなぐことができました。
「治療方が無い」といわれて、
「効くかどうかも分からない」
「不利益な場合も少なくない」といわれる治療を拒否したならば、
確実に死が訪れます。
患者さん、ご家族にとって、
それ以上の「不利益」があるのでしょうか。
また、本日来られた患者さんの中には、
「不利益」など起こりようもないような、
少量というより、
ごく微量の抗癌剤だけで、
腫瘍内科医が判断しても、
明らかに「効いている」患者さんも何人もおられます。
「治療法は無い」と言われたら、
「効くかどうかも分からない治療」
は、積極的に受けるべきだと思います。
以上 文責 梅澤 充
ある腫瘍内科医の分類する5番目の治療は、
「効果があるかどうかも分からない治療」
であり、
「不利益なケースも少なくない」そうですが、
何度も書いているとおり、
ガン治療とは、
すべての患者さんにとって、
「効くかどうか」など分かりません。
標準治療では、
過去の、すでになくなられた患者さんから得られた
「効果が出る確率」が示されているだけです。
数百人あるいは数千人同一疾患の患者さんを集めて、
患者さんの個性など完全に無視して、
すべての患者さんに、
まったく均一な治療を行ったときの
効果の出た患者さんの割合が分かっている。
ただそれだけのことです。
昨日も書いたとおり、
効いた患者さんの割合も分かっていますが、
「不利益なケースも少なくない」どころか、
多くの標準的抗癌剤治療では、
不利益なケースの方が
利益を得る患者さんより、
多くなっていることも少なくありません。
本日も「治療法はありません」と言われた患者さんが
「効くかどうかも分からない治療」を受けに、
多数訪れました。
まったく効いていない患者さんは、
いないと思います。
「効く」という言葉の定義を、
「ガンの縮小」と解釈した場合、
「効いていない」患者さんも多数おられることは事実です。
しかし、ガンの増大抑止、
進行スピードの抑制も「効いた」に含めると、
相当高い確率で「効いた」になると思います。
それは標準治療の比ではありません。
勿論、すべての患者さんが、
治療を開始してから、
「効いている」と判断されるまで、
「効くかどうかわからない」状態で、
「効く」治療を探しながら、
紆余曲折の挙句、
何とか「効く」治療に辿り着きます。
一発目の治療から、
大当たりの患者さんもいますが、
多くの患者さんでは、
何通り目かにはじめて「効く」治療が見つかります。
たしかに、現在私が行っている治療は
腫瘍内科医の言われるとおり、
「効くかどうかも分からない治療」
だと思います。
エビデンスがありませんから、
そのように評価されても仕方ありません。
しかし、患者さんにとって
その治療での「不利益になるケース」がほとんど無いから、
幾通りもの抗癌剤を使った治療を試すことができるのです。
その紆余曲折の間に、
ほとんどの場合、
「効く」抗癌剤治療が見つかります。
本日来られた、
「治療方法が無い」患者さんたちの多くは、
その言葉通りに、
治療を諦めてしまっていたら、
「もはや治療方法が無い」ではなく、
「もはや命が無くなっている」患者さんです。
本日の患者さんは、
まだまだ長生きできます。
ガン難民になられて、
「効くかどうかも分からない治療」を選択され、
「もはや無い命」をつなぐことができました。
「治療方が無い」といわれて、
「効くかどうかも分からない」
「不利益な場合も少なくない」といわれる治療を拒否したならば、
確実に死が訪れます。
患者さん、ご家族にとって、
それ以上の「不利益」があるのでしょうか。
また、本日来られた患者さんの中には、
「不利益」など起こりようもないような、
少量というより、
ごく微量の抗癌剤だけで、
腫瘍内科医が判断しても、
明らかに「効いている」患者さんも何人もおられます。
「治療法は無い」と言われたら、
「効くかどうかも分からない治療」
は、積極的に受けるべきだと思います。
以上 文責 梅澤 充



