直接のメールでもコメントでも、
匿名の質問はすべて無視して、
お答えしていないのですが、
誤解(?)をされていると思われるオモテのコメントをいただき、
また、重要な内容も含んでいますので再掲します。
文面から肺ガンの肺内多発再発だと推察します。
『先生の以前のコメントでは「標準治療で1年以上持った事例は無い」』
何時そのような文章を書いたでしょうか。
記憶にありませんが、
もし書いていたらそれは大きな間違いです。
書いていなくてもそのように誤解を与えてしまったならば、
申し訳ありません。
お詫びいたします。
勿論、肺ガンに対する標準的抗癌剤治療でも、
1年を超える患者さんは少なくありません。
エビデンスどおりの数字で出てきます。
ただし、副作用が無かった患者さんは見たことはありません。
その副作用に耐えかねて逃げてきた患者さんは
今も何人も診ています。
「今はこれしか無いのかホント疑問です。」
ガンに対する治療方法は、
いくらでもあります。
エビデンスが出ている、
すなわち臨床統計が取れている治療方法が少ないだけです。
何度も書いているとおり、
ガン治療の臨床統計とは、
「すでに亡くなられた、
過去にその治療を受けた患者さんの半数が
○○ヶ月以内に死亡する。」
という、それだけの統計です。
その○○ヶ月が他の治療より大きければ、
その治療の方が優れているとみなされ、
その治療が進められます。
しかし、それは
9月12日の「外科医と内科の考え方」
で書いたとおり、
ガン患者さんを「一つの集団・マス」としてとらえた場合の考え方であり、
その集団の中の一員である一人の患者さんにとって最高とは言えません。
コメント主さんにとって最適の治療が、
その標準治療である保障はまったくありません。
「術後2年の小さな病巣の肺ガン再発」
という情報だけから考えると
標準的抗癌剤治療はあまりトクではないような気がします。
私の勘ですが・・・・
「温熱やるなら私は降りる」
まったく、お気の毒なことです。
主治医に恵まれませんでしたね。
その医者の真意を確認してみる必要があると思います。
如何なる理由から「温熱やると降りる」のか、
その理由に納得させられるものがあれば良いのですが、
それが無ければ主治医を変える必要があるのではないでしょうか。
少なくとも私には、
「降りる」理由は思い浮かびません。
正当な理由が無く、
自分と違う治療、あるいは自分が理解できない治療を併用することが、
ただ気に食わないというだけであれば、
その主治医が本当に患者さんのために最善のことをしてくれるのか否か、
大いに疑問があります。
最善の方策を検討してくれる医者を探すべきではないでしょうか。
「まだ小さいので完治させたい、長期に生きたいです。」
完治は難しい課題だと思います。
転移病巣の数が少なければ
放射線による根治の可能性も残されている場合も
少なからず見られるようになってきました。
しかし、10個という数はなかなか難しいと思います。
少なくとも現在行われている治療では完治はありえないと思います。
主治医に「その治療で完治ができる確率、
過去何人の患者さんが完治したか」
お聞きになると良いと思います。
完治したか否かは、
時間が経過しなければ分かりませんが、
再発ガンが完治したかも知れないと思われる患者さんは、
現在、数名診ています。
いずれの患者さんも標準治療は行っていません。
抗癌剤、放射線、免疫力など、
考えられる武器を総動員した患者さんです。
標準治療では免疫力だけは確実に殺されます。
また、現在行われている治療で、
「長期に生きること」ができるか否かの判断基準は
現在、受けている治療の副作用の程度と
その治療の効果の大きさによると思います。
治療効果が小さくても、
白血球の減少や、
自覚する副作用がごく軽微であれば、
あるいは、
多少の副作用はあっても、
絶大な治療効果があれば、
それを休み休み行えば、
長生きできる可能性はあると思われます。
しかし、副作用が大きく効果が小さければ、
長生きすることは不可能だと思います。
現状を、冷静に、良く鑑みて、
現在の治療を続けるか否かお考えください。
以上 文責 梅澤 充
匿名の質問はすべて無視して、
お答えしていないのですが、
誤解(?)をされていると思われるオモテのコメントをいただき、
また、重要な内容も含んでいますので再掲します。
先日の「苦有れば楽ありのコメント」のなかに
1)治る事は無い
2)延命の為の治療の標準抗癌剤治療
を行っている者です。
術後2年の再発で両肺に1cmの物が10個ぐらいです。
タキソテールの単剤での標準治療です。
先生の以前のコメントでは標準治療で1年以上持った事例は無いように
書かれていましたが、今はこれしか無いのかホント疑問です。
温熱やるなら私は降りると言われるし、放射線も無理との事ですので、
この標準治療の呼吸気内科の先生に頼らざる終えません。
質問お欄では無いことは分かっていますが、
折に触れてコメント頂けませんでしょうか?
まだ小さいので完治させたい、長期に生きたいです。
文面から肺ガンの肺内多発再発だと推察します。
『先生の以前のコメントでは「標準治療で1年以上持った事例は無い」』
何時そのような文章を書いたでしょうか。
記憶にありませんが、
もし書いていたらそれは大きな間違いです。
書いていなくてもそのように誤解を与えてしまったならば、
申し訳ありません。
お詫びいたします。
勿論、肺ガンに対する標準的抗癌剤治療でも、
1年を超える患者さんは少なくありません。
エビデンスどおりの数字で出てきます。
ただし、副作用が無かった患者さんは見たことはありません。
その副作用に耐えかねて逃げてきた患者さんは
今も何人も診ています。
「今はこれしか無いのかホント疑問です。」
ガンに対する治療方法は、
いくらでもあります。
エビデンスが出ている、
すなわち臨床統計が取れている治療方法が少ないだけです。
何度も書いているとおり、
ガン治療の臨床統計とは、
「すでに亡くなられた、
過去にその治療を受けた患者さんの半数が
○○ヶ月以内に死亡する。」
という、それだけの統計です。
その○○ヶ月が他の治療より大きければ、
その治療の方が優れているとみなされ、
その治療が進められます。
しかし、それは
9月12日の「外科医と内科の考え方」
で書いたとおり、
ガン患者さんを「一つの集団・マス」としてとらえた場合の考え方であり、
その集団の中の一員である一人の患者さんにとって最高とは言えません。
コメント主さんにとって最適の治療が、
その標準治療である保障はまったくありません。
「術後2年の小さな病巣の肺ガン再発」
という情報だけから考えると
標準的抗癌剤治療はあまりトクではないような気がします。
私の勘ですが・・・・
「温熱やるなら私は降りる」
まったく、お気の毒なことです。
主治医に恵まれませんでしたね。
その医者の真意を確認してみる必要があると思います。
如何なる理由から「温熱やると降りる」のか、
その理由に納得させられるものがあれば良いのですが、
それが無ければ主治医を変える必要があるのではないでしょうか。
少なくとも私には、
「降りる」理由は思い浮かびません。
正当な理由が無く、
自分と違う治療、あるいは自分が理解できない治療を併用することが、
ただ気に食わないというだけであれば、
その主治医が本当に患者さんのために最善のことをしてくれるのか否か、
大いに疑問があります。
最善の方策を検討してくれる医者を探すべきではないでしょうか。
「まだ小さいので完治させたい、長期に生きたいです。」
完治は難しい課題だと思います。
転移病巣の数が少なければ
放射線による根治の可能性も残されている場合も
少なからず見られるようになってきました。
しかし、10個という数はなかなか難しいと思います。
少なくとも現在行われている治療では完治はありえないと思います。
主治医に「その治療で完治ができる確率、
過去何人の患者さんが完治したか」
お聞きになると良いと思います。
完治したか否かは、
時間が経過しなければ分かりませんが、
再発ガンが完治したかも知れないと思われる患者さんは、
現在、数名診ています。
いずれの患者さんも標準治療は行っていません。
抗癌剤、放射線、免疫力など、
考えられる武器を総動員した患者さんです。
標準治療では免疫力だけは確実に殺されます。
また、現在行われている治療で、
「長期に生きること」ができるか否かの判断基準は
現在、受けている治療の副作用の程度と
その治療の効果の大きさによると思います。
治療効果が小さくても、
白血球の減少や、
自覚する副作用がごく軽微であれば、
あるいは、
多少の副作用はあっても、
絶大な治療効果があれば、
それを休み休み行えば、
長生きできる可能性はあると思われます。
しかし、副作用が大きく効果が小さければ、
長生きすることは不可能だと思います。
現状を、冷静に、良く鑑みて、
現在の治療を続けるか否かお考えください。
以上 文責 梅澤 充



