本日はすいていました。
点滴での抗癌剤治療の患者さんは、
10名だけでした。
たまにはこういう日がなければ身体が持ちません。
昨夜、チョット遅くまで飲んでしまいましたので、
ちょうど良い骨休めになりました。
本日の10名の患者さんの成績は、
腫瘍マーカーだけで判断すると、
10名中改善が見られた患者さんが5名。
悪化、増大していた患者さんが5名でした。
3名のCT検査では、
いずれも変化無しでした。
僅かの量の抗癌剤でも、
白血球が低下してしまっている患者さんはいますが、
日常生活に支障を来たす副作用を訴えている患者さんはいません。
副作用が無いのですから、
ガンは縮小しなくても悪くは無いと考えています。
全身状態の悪化を来たすような副作用が無ければ、
ガンの増大を見ない時間だけは確実に延命は可能だと考えます。
標準的抗癌剤治療では、
患者さんの身体に大きな危害が加えられますので、
ガンの「無変化」は延命にはつながりません。
身体がダメージを受けた分だけ、
ガンは縮小してくれなければ延命はありません。
しかし、標準的抗癌剤治療にしろ、
標準ではない抗癌剤治療にしても、
抗癌剤治療はほとんどの場合延命治療であり、
根治が望めないときにだけ考えるべきです。
そして、その経過中に根治の可能性が少しでも出てきたら、
先ず、その根治への道を追求するべきだと考えます。
本日来られた患者さんの中に、
大腸ガンの肝転移に対して、
全身的な、延命のためだけの抗癌剤治療が
行われた患者さんがいます。
30歳代のまだ若い方です。
幸か不幸か、
あまりにも激しく、耐え難い副作用のために、
はじめの一回だけで逃走して私のところへ来ました。
その患者さんの場合、
肝臓の動脈に直接抗癌剤を注入する方法で、
ガンの縮小を図れば、
その後は、放射線治療により、
十分に根治も可能な状態です。
その治療により、
実際に「根治したのではないか」
と考えられる患者さんもいます。
「再発 = 根治無し = 延命治療」
という短絡的な考え方は、
早く捨てた方が良いと思います。
そして、何処かに根治の道は開けれていないのか、
懸命に探すべきです。
しかし、それは標準的な治療からは、
逸れてしまうので、
あまり積極的に行う医者は今はいないかも知れません。
勿論、転移、再発ガンは、
先ずは、全身疾患と考えて治療を行わなければなりません。
したがって、ほとんどの医者が考える標準的抗癌剤治療が
間違った治療だとは言えません。
正当な治療だと思います。
ただし、それは、
9月12日の「外科医と内科の考え方」で書いたとおり、
「ガンという病気をマス」で考えた場合であり、
「個々のガン患者」を考えての治療ではありません。
運良く、ガンが転移した局所だけに留まっている場合も多々見受けます。
そのような場合に、
漫然と標準的抗癌剤治療だけを行ったならば、
エビデンスの通りの寿命で終わってしまいます。
現在、抗癌剤治療を行っている患者さんでも、
常に根治の可能性の有無を確認する必要があると思います。
以上 文責 梅澤 充
点滴での抗癌剤治療の患者さんは、
10名だけでした。
たまにはこういう日がなければ身体が持ちません。
昨夜、チョット遅くまで飲んでしまいましたので、
ちょうど良い骨休めになりました。
本日の10名の患者さんの成績は、
腫瘍マーカーだけで判断すると、
10名中改善が見られた患者さんが5名。
悪化、増大していた患者さんが5名でした。
3名のCT検査では、
いずれも変化無しでした。
僅かの量の抗癌剤でも、
白血球が低下してしまっている患者さんはいますが、
日常生活に支障を来たす副作用を訴えている患者さんはいません。
副作用が無いのですから、
ガンは縮小しなくても悪くは無いと考えています。
全身状態の悪化を来たすような副作用が無ければ、
ガンの増大を見ない時間だけは確実に延命は可能だと考えます。
標準的抗癌剤治療では、
患者さんの身体に大きな危害が加えられますので、
ガンの「無変化」は延命にはつながりません。
身体がダメージを受けた分だけ、
ガンは縮小してくれなければ延命はありません。
しかし、標準的抗癌剤治療にしろ、
標準ではない抗癌剤治療にしても、
抗癌剤治療はほとんどの場合延命治療であり、
根治が望めないときにだけ考えるべきです。
そして、その経過中に根治の可能性が少しでも出てきたら、
先ず、その根治への道を追求するべきだと考えます。
本日来られた患者さんの中に、
大腸ガンの肝転移に対して、
全身的な、延命のためだけの抗癌剤治療が
行われた患者さんがいます。
30歳代のまだ若い方です。
幸か不幸か、
あまりにも激しく、耐え難い副作用のために、
はじめの一回だけで逃走して私のところへ来ました。
その患者さんの場合、
肝臓の動脈に直接抗癌剤を注入する方法で、
ガンの縮小を図れば、
その後は、放射線治療により、
十分に根治も可能な状態です。
その治療により、
実際に「根治したのではないか」
と考えられる患者さんもいます。
「再発 = 根治無し = 延命治療」
という短絡的な考え方は、
早く捨てた方が良いと思います。
そして、何処かに根治の道は開けれていないのか、
懸命に探すべきです。
しかし、それは標準的な治療からは、
逸れてしまうので、
あまり積極的に行う医者は今はいないかも知れません。
勿論、転移、再発ガンは、
先ずは、全身疾患と考えて治療を行わなければなりません。
したがって、ほとんどの医者が考える標準的抗癌剤治療が
間違った治療だとは言えません。
正当な治療だと思います。
ただし、それは、
9月12日の「外科医と内科の考え方」で書いたとおり、
「ガンという病気をマス」で考えた場合であり、
「個々のガン患者」を考えての治療ではありません。
運良く、ガンが転移した局所だけに留まっている場合も多々見受けます。
そのような場合に、
漫然と標準的抗癌剤治療だけを行ったならば、
エビデンスの通りの寿命で終わってしまいます。
現在、抗癌剤治療を行っている患者さんでも、
常に根治の可能性の有無を確認する必要があると思います。
以上 文責 梅澤 充



