昨日の「治療しなくて良かった!?」
で紹介した患者さんのように、
ハッキリとガンであることが判明していない段階で、
見切り発車的に抗癌剤治療が開始されることも稀にはあります。
その時、その患者さんが抗癌剤治療を敬遠して、
そこから逃げて、
代替療法などに頼ったときには、
その「偽のガン」は、
代替療法で立派に治ったことにされてしまいます。
同様に、
手術後、執刀医から、
「取りきることはできたが、残念ながら、
ほぼ間違いなく再発するでしょう。」
などといわれて、
再発予防の抗癌剤治療が勧められたとき、
患者さんがそこから逃げて、
同じようにサプリメントに走って、
その後再発を見なかった場合にも、
その再発するガンを治した立役者は、
そのサプリメントということになります。
しかし、執刀医は、
「ほぼ間違いなく」であり、
肉眼的なガンの遺残が認められたわけではありません。
「ほぼ」が99%であっても、
1%の患者さんは再発しないのです。
そのような事例が、
健康食品やいかがわしい代替療法には非常に多いように思います。
その1%の確率のために、
2年間で5000万円使ったという患者さんを見たことがあります。
再発するはずの膵ガンが結局再発しませんでした。
その患者さんの場合、
再発しない確率も数%残された状態での手術でした。
執刀医の「ほぼ間違いなく」の一言で5000万円・・・・
昨日あるインチキ免疫治療クリニックの
ホームページを覗いたところ、
誇らしげに、
治った(?)患者さんを紹介していました。
そのような詐欺まがいの治療はまだまだ日本では横行しています。
だまされないでください。
昨日と今日合計で50名の患者さんの
抗癌剤治療メニューを作りました。
ホトホト疲れました。
本日は終わりにします。
以上 文責 梅澤 充
で紹介した患者さんのように、
ハッキリとガンであることが判明していない段階で、
見切り発車的に抗癌剤治療が開始されることも稀にはあります。
その時、その患者さんが抗癌剤治療を敬遠して、
そこから逃げて、
代替療法などに頼ったときには、
その「偽のガン」は、
代替療法で立派に治ったことにされてしまいます。
同様に、
手術後、執刀医から、
「取りきることはできたが、残念ながら、
ほぼ間違いなく再発するでしょう。」
などといわれて、
再発予防の抗癌剤治療が勧められたとき、
患者さんがそこから逃げて、
同じようにサプリメントに走って、
その後再発を見なかった場合にも、
その再発するガンを治した立役者は、
そのサプリメントということになります。
しかし、執刀医は、
「ほぼ間違いなく」であり、
肉眼的なガンの遺残が認められたわけではありません。
「ほぼ」が99%であっても、
1%の患者さんは再発しないのです。
そのような事例が、
健康食品やいかがわしい代替療法には非常に多いように思います。
その1%の確率のために、
2年間で5000万円使ったという患者さんを見たことがあります。
再発するはずの膵ガンが結局再発しませんでした。
その患者さんの場合、
再発しない確率も数%残された状態での手術でした。
執刀医の「ほぼ間違いなく」の一言で5000万円・・・・
昨日あるインチキ免疫治療クリニックの
ホームページを覗いたところ、
誇らしげに、
治った(?)患者さんを紹介していました。
そのような詐欺まがいの治療はまだまだ日本では横行しています。
だまされないでください。
昨日と今日合計で50名の患者さんの
抗癌剤治療メニューを作りました。
ホトホト疲れました。
本日は終わりにします。
以上 文責 梅澤 充