本日は勤労感謝の日で、
オマケに世の中3連休です。
テレビが首都圏の高速道路の渋滞情報を流していました。
東名道、東北道、関越道すべて大渋滞のようです。
民族大移動です。
たしかに、東京は快晴で、
行楽日和かも知れませんが、
ナンで日本人は、
みんなと同じ行動をとるのでしょうか。
ガン治療と同じです。
「みんな仲良くがんセンター」
「がんセンターならみんなが行くから安心」カレンダーに支配された
その時にしか、
休みが取れないからなのでしょうけれども、
なんだか悲しくなります。
東北道、関越道はともに北の方は、
雪が舞っているようです。
紅葉もすでに終わってしまっているのでは、
と、いらぬ心配をしてしまいます。
何処にも行けない人間のひがみでしょうか・・・・
私は本日も勤労に感謝です。
昨日の「倫理委員会」で書いたのと同じ憂き目に遭った患者さんが
セカンドオピニオンに来られました。
標準的抗癌剤治療を2種類試して、
まだまだ治療方法はあるのに、
倫理委員会で諮問されることなく、
主治医の一存で緩和ケアだけを勧められました。
全身状態も極めて良好です。
PS. は、ほぼゼロに近い状態です。
何故、緩和ケアを勧められたのか理解に苦しみます。
抗癌剤治療は勿論のこと、
来月に認可されるクスリが効いてくれる可能性もあります。
何よりも、ご本人が、家族が、
治療を継続することを強く願っています。
それを、アッサリと、
すべて諦めて緩和ケアだけをしろとは、
よく言えるものだと感心します。
主治医はその2種類の抗癌剤治療しか行ったことがないのでしょうか。
腹が立ちます。
緩和ケアの先にあるものは、
最悪の結果だけです。
座して死を待つだけです。
本日の患者さんの場合も、
その無謀な主治医の意見に従ってしまっていたら、
数ヵ月後には
必ず最悪の結果に至ります。
やはり緩和ケアを勧めるときには、
必ず、倫理委員会の諮問が必要だと痛感しました。本日も勤労に感謝しつつ終わります・・・・
以上 文責 梅澤 充
はじめまして。
きろん豆腐店さま、はじめまして。
いつもはここは読んでいるだけなのですが、私も長年母親に縛られて、自分の人生を、自分のものとして生きられなかった時期がなくなったので、お気持ち、とても分かります。
家族の問題は、表からは見えにくいだけに、余計に辛いですよね。
ここの部分を読んで、すごくあなたのお母様に対して、腹が立ちました。
:家(旦那いますw。あとかわいこちゃんず=猫3も)も会社も東京なので
:どっちみち標準治療受けなきゃならんのなら、
:せめて、家か会社の近くにしたかったのに。
きろんさんご自身の家庭も、仕事もあるのに、そこから引き離してまでも、自分の側に縛り付けようとするなんて、やりすぎです。
いくら親でも、やっていい事と、よくない境界線はあるはずです。まして、命に関わる事を、本人の意思を無視して、親が勝手に進めてしまうなんて、許される事ではないと思います!
子供は、親の持ち物ではないのですから!
旦那様から、お母様を説得してもらう事は、できないのでしょうか?…と思ったのですが、お豆腐屋さんを営んでいらっしゃるのでは、忙しくて無理かもしれませんね。
でも、大丈夫、いつかきっと、必ず解放される時がきますから。
私も、愛媛県の高校から東京の芸大に進学したい、と言って、母の怒りを買い、包丁でもって家中追い回され、近所の家に逃げ込んで、助けてもらった事もあります。
母親が嫌で嫌で、自傷行為も、なんども繰り返しました。
その母が15年前亡くなって、ようやく、ライターの夫と遅い結婚をし、ようやく、自分の人生を生きる事ができるようになりました。
さて癌の話ですが、私も2003年に自治体の健康診断で腫瘍が見つかり、摘出手術をしました。
術前に抗がん剤治療を受けましたが、可能な限り、切除部分を小さくするための投与だ、と説明を受けました。
でも、そんなにきつい副作用は、出ませんでしたよ。多少脱毛はありましたが、もともと毛が固くて多くて太いせいもあって、目立つほどでもなかったですよ。
当時にの主治医によると、副作用も、体質にももちろんよるけれども、精神的な状態に左右される事も多く、前向きな人には、そんなに酷くないのだそうです。
私は、入院時に仕事を持ち込んでもいいかとか、いろいろ無理を言って許可をもらって、手術の前日も、手術の次の日も仕事をしていたので、気分的に楽だったのも、幸いしたかもしれません。
しかし、もしその時側に母がいたら、精神的苦痛から、病状も、副作用も悪化し、今頃この世にはいなかったかもしれません!
きろんさんは、お見受けしたところ、文章がお上手のようなので、さすがに病室でネットは無理にしても、携帯なら使えるエリアが設定されているところが多いので、小説投稿サイトなどに、闘病記など、投稿されて、気分を紛らわせる、というのも、いいかもしれませんよ。
ひょっとすると、そこから、ベストセラー作品が生まれて、印税生活…なんて夢もあるかもしれないし…ネ!
とにかく、前向きに、前向きにネ!
私も、もうすぐ手術から5年。今の所目に見える再発はありませんが、どきどきの毎日ですヨ!
お互いがんばりましょう。
2007-11-25 日 13:16:50 /URL /まいこ /
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ROMに徹するつもりだったのですが(^^;
mikan様、桜子様の暖かいメッセージに思わずうるっと来てしまったので
お礼かたがたもうちょっとだけお付き合いください(^^;
…でも愚母の話になるとどうしても方向がこのブログの趣旨とずれてしまうので、
愚母の話は打ち切りにしますね。
>mikan様
>あなたは、体調から来る経済的な問題で
>そばにいらっしゃるのでしょうか?
いえいえ単にワタクシが一人っ子で、
他に肉親がいないので、
仕方なく付き添っているだけです。
家(旦那いますw。あとかわいこちゃんず=猫3も)も会社も東京なので
愚母が退院したらすぐ東京に戻るつもりでした。
>桜子様
>文章を読ませていただいたところ、大阪で治療を受けることにされているご様子。
>しかし、納得は出来ていないんですよね。
そうなんです。本人(ワタクシ)不在のうちに
勝手に愚母が自分の主治医に手を回して
外来予約の手配をされてしまってました。
まぁ、すぐ空きはないという事ですし
それより早く愚母が退院できれば
何の問題もないのですけどね~。
(心筋梗塞の発作は出てませんが、ITPの方がやっかいなので)
大阪でも、せめて父が入院してた病院なら
かかってもよいかなとは思ってるんですけどね~。
それより、やっぱり東京に帰りたいです。
病院の問題よりももっと切実なのが…
猫禁断症状…つ´Д`).・∵
あのふかふか感が恋しくてたまりません(;_;)
2007-11-25 日 00:10:09 /URL /きろん豆腐店 /
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きろん豆腐店様
お母様の入院で、身動きが全く取れない状況でしょうか?
もしも、少しでも動けるのであれば、話を聞きたい先生の話を聞きに行かれたらいかがでしょうか。
文章を読ませていただいたところ、大阪で治療を受けることにされているご様子。
しかし、納得は出来ていないんですよね。
であれば、話を聞きたいと思っている先生に聞きたいことを聞いて、治療にかかるというのはどうですか。
人に会って話すことで、いろんな知識や知恵がもらえるものだと思います。
余計に体調が悪くなるようであれば、薦めませんが、もしかすると別の考え方が出来たり、主治医と話をするうえでのアイデアなどうかぶかもしれません。
入院してしまったら動けないです。
ネットもそうそう利用できなくなりませんか?
出来るのであれば、情報収集の努力はギリギリまでされてはいかがでしょうか。
親御さんとの関係は血縁だけにきついものがあるでしょうね。
八つ当たり、ヒステリー等々・・・親とガタガタした時の防御法として、私は「あれは母ではなく、別の誰かが私がどのように対処するかを試している」と考えてみることにしています。
いつもうまく回避できるわけではないのですが、「ああ、あれは母じゃない」と考えると結構うまくいきます。
まぁ、それもこちらが元気でないと出来ないものですが。
気分転換に、気に入った入浴剤を入れてあったかいお風呂に入るというのはどうでしょう。
薬局にも結構いろいろ入浴剤おいてあるもんですね。
少しでも眠れるといいですね。
2007-11-24 土 16:55:49 /URL /桜子 /
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困った家族の問題は、何処にもあります。
見捨てられないのが家族です。
ですが、距離を置くのもありだと思います
なにも、うまいアドバイスが
してさしあげられなくてすみません。
母様はあなたの存在に依存していて、
あなたは、体調から来る経済的な問題で
そばにいらっしゃるのでしょうか?
一度離れると(母様も冷静になり)
岡目八目でよく見えます。
正面でとらえず、受け流して、
厳しい局面を乗り越えてください。
応援しています。
2007-11-24 土 15:29:53 /URL /mikan /
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標準的ちりょうも100%‘悪’ではないでしょう
きろん豆腐店さん はじめまして
貴女の書き込みを全部は覚えていないので詳細はわからないのですが、どうやら今回の書き込みを見る限り、貴女は乳腺に病気があるようですね。
未治療なの? それなら、科学的根拠に基づいた標準的治療が乳がんの場合はエビデンスがあり、明らかに生存率などが上がっているので、そちらを選択すべきでしょう。
もし、再発しているなら?? 標準的治療やガイドラインはないのです。何故なら、患者様の年齢、閉経しているかどうか、その他の患者様の個人的な体質など、そして、再発している癌の場所、大きさなども考えると、10人十色、100人100色で、学術的な統計が取れっこないので、即ち、エビデンスがないのです(と、思います)
エビデンス=科学的根拠にもレベルがあって、大規模な臨床試験がいくつもなされていて、その結果を総括して出されている結果、すなわち学会レベルのガイドラインなどが最高レベルのエビデンスです。逆に最低のエビデンスは「誰かの意見」などです。
乳がんの場合はとても解りやすい「乳がん診療のガイドラインの解説」が日本乳がん学会から発行されいて、書店で購入できます。
世の中変わってきていて、再発がんの場合は乳がんに限っては現在のところ、如何なる治療によっても、根治はなかなか困難との考え方があり、ご本人のQOLをできるだけ高く保ちながらの治療が優先されるべきたとお考えの先生方も増えているようです。 癌の化学療法を現場でなさっている先生方の中にも「患者様の希望」が大切だとお考えになっている先生も少なくなく、又、再発乳がんなら、日常生活に支障がでる程の大きな副作用を我慢してまで抗がん剤治療を受けるかどうかは患者様が決めるべきたと、お考えになっている先生もいらっしゃるし、又、患者様の為にお薬の量を減らす事も‘悪くはない’と、お考えになっている先生もいらっしゃるようです。
梅澤先生のblogを全部読まれましたか?
梅澤先生も標準的治療が明らかに良い場合もあり、100%否定するものではないとおっしゃっていらっしゃいます。
入院されて、ちゃんとご自身の事を知るのは良い事で、その結果で、ご担当の先生に忌憚なく、色々とご相談されては如何でしょう。 お母様が貴女をどんなに大切にされているか、そして、貴女にとってもお母様がとても大切で愛していらっしゃる結果、ちょっとした‘行き違い’が生じているだけです。 言葉を選んで、よ~く説明し、場合によってはご担当になる先生からお母様に「これが一番良いと思う」と、お話しして頂いたら納得されると思います。
白か黒かではなく、色々な可能性を考えて‘虹色’にしておいて、ご自身もお母様も納得される選択肢を根気良く捜されると良いと思います。標準的治療vsそれ以外と、しっかり線をひいてしまう(貴女の心の中で)のではなく、その線上の治療も‘あり’だし、それは説明の仕方がちょっと違うだけではないですか。
乳がんに関しては色々な患者団体や相談する所もあるので、ひとりで悩まないで、上手に色々なものを使って‘前向きに’考えられたら良いと思います。
大きなお世話だったらゴメンナサイ。
もうすぐクリスマス! お母様も貴女も楽しく過ごして頂きたいなと思います。
2007-11-24 土 10:02:56 /URL /マリア /
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きろろんさん、
人間はできないことがあって、
仕方ないこといっぱいあります。
お母さんが怒ったのは
あなたを愛しているからです。
愛だけ受け止めて、
後は、右から左へ受け流してください。
海に捨てに行くといいです。
上までは半分だけ読んで書いてしまいました
お母さんに手紙を書くのはどうでしょうか
お母さんはありがたい存在ですが、
納得できない治療は避けたい。
大学病院の先生を交えて、
梅沢先生のブログを交えて
話し合えないでしょうか?
精神までやられる必要はないです。
仕方なく1回だけ、かあさまに
付き合ってやるか。位に
あなたは負けませんよ。
2007-11-24 土 08:58:38 /URL /mikan /
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根治
悩みスパイラル様
少し気になったものですから。
>がんセの先生たちの考え方は、
>・標準治療 = 根治
>という考え方であり
標準治療 = 生存率が上がるというエビデンスがあり、治療ガイドラインなどに基づく治療
という考え方だと思います。
「癌の根治」とは「臨床的な寛解」を言うのか「病理学的な寛解」を言うのか、言葉の定義にもよりますが、一般的には「二度と再発をしないこと」ということでしょうか。
私の場合、標準的として提示された治療法のデータは、生存期間中央値が約20ヶ月、5年生存率がほぼゼロ、というものでした。
およそ「根治する治療法」とは言えないものです。
ですから
>根治を目的としている組織
>としては対応することができず(根治の
可能性のある患者を優先するため)、
>緩和専門へ、ということなのでしょうか?
ということではなく、
ガイドラインに沿った治療しか許されていない組織としては、それからはずれた治療を行うことができず、緩和専門へ、ということ
かと思います。
>言葉が逆に不具合を生じさせる要因になっており
おっしゃる通りです。
「治る」という言葉は注意がいると思います。
医師が考えている「治る」と患者が考えている「治る」が食い違っていたりするでしょうから。
2007-11-24 土 02:31:34 /URL /まいくま /
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標準治療のススメについて
がんセの先生たちの考え方は、
・標準治療 = 根治
という考え方であり、根治がだめ、となれば
延命措置という方法になり、
その場合、根治を目的としている組織
としては対応することができず(根治の
可能性のある患者を優先するため)、
緩和専門へ、ということなのでしょうか?
治療方法や、組織を根治専門、緩和専門
と分けていなければ、そんな対応をされる
ことは無いんじゃないかな…。
治療無理=死ぬ
と短絡的に考えてしまう患者も悪いと思うし
説明責任を医者が果たしていないような気
もするし…。
緩和ケアなどという言葉があるから、
良くないのかな…。
てゆーか、治るってどういうこと?
緩和ケア、維持療法などで10年程度
生きてしまったら、それって治ったって
ことなのかな…。
標準治療後、無治療で5年生きているのと
緩和しながら10年生きているのでは扱い
はどうなるんだろう…。
治療、治癒、ケア、延命、根治、など
言葉が支配しており、本来のあるべき姿
がそのような言葉で分類不可能なもので
あるとしたら、言葉が逆に不具合を
生じさせる要因になっており、
さらに説明不足の先生たちが、複雑に
しているような気がしてしまいます。
それに一喜一憂する患者も…。
来月標準治療がとりあえずおわるんですが、
なんていわれるのかなー。
2007-11-23 金 23:14:30 /URL /悩みスパイラル /
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先生に教えていただいたように、
『ヨーグルト、きのこ、海草、レモン汁』
を、ほぼ毎日取るようにしています。
はなたれ娘が引っ付いて寝ても、
バーゲンで風邪引き奥様方を掻き分けても
喉がイガイガしても、風邪をひきません。
人参のポタージュ(西洋の風邪対策)
乱切りの人参1本、ニンニク1~2かけを
水とコンソメで柔らかーく煮込む。
ミキサーにかけ、豆乳か生クリームで
ポタージュスープに仕上げる。
簡単でとてもおいしいです。
(鍋いっぱい作ったのに、
家族は飲んでくれませんでしたが。。。)
2007-11-23 金 18:41:08 /URL /みかん /
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