「治る」という言葉に対して、
いくつかコメントをいただいています。
私は、「治る = 根治」と解釈してその言葉を使っています。
コメントの中で、
「標準治療 = 根治」
という言葉がありましたが、
こと、抗癌剤治療に関して、
「標準治療でガンが根治する」などと考えて
その治療を進めて(勧めて)いる
ノーテンキな医者はいないと思います。
万一、根治などを考えているのであれば、
彼らが唯一の治療の根拠としているエビデンスを
まったく信じていないということになります。
標準的抗癌剤治療を行って根治する患者さんはいません。
抗癌剤治療はあくまで延命のための治療であることは、
それを行っている医者が一番良く知っています。
「生存期間中央値が○○カ月、
○○カ月以内に半分の患者さんが亡くなる」
ということを知らないで
抗癌剤治療を行っている医者はいないと思います。
なかには、かつて何度か紹介しましたが、
「標準的抗癌剤治療で、ガンが治る患者さんも時々いる」
などと“有り得ない根治”をチラつかせて、
標準的抗癌剤治療に引きずり込もうとする、
ふとどきな抗癌剤治療の専門医がいることは事実です。
そういえば、某都立病院の抗癌剤治療専門医に、
そう騙されて、標準的抗癌剤治療に誘われた患者さんは、
来なくなってから数ヶ月が経ちますがどうなったでしょうか、
心配になります・・・・
しかし、各地のがんセンターなどから来られる患者さんでは、
多くの場合、ハッキリと
「抗癌剤治療では、ガンは治りません。」
「延命のための治療であり、平均○○か月(生存期間中央値)です。」
と言われて、
ことの重大さを認識して、
セカンドオピニオンに来られる方も少なくありません。
同じがんセンターでも、
いろいろな医者がいますから、
騙されている患者さんは、
「治る」と信じて
そこで治療を受けることになるため来ないだけかもしれません。
患者さんにとっては、
「ガンが治る = 根治 = 治療の必要がなくなる」
であるはずです。
その認識は医者も変わらないような気がします・・・・
11月13日の「ガンが治る!?」
でも書きましたが、
患者さん側で、
「治りたい」という願望が強すぎると、
いつのまにかアタマの中で、
「ガンが治る」
という構図が描かれてしまい、
現実を見誤ってしまうことにもなります。
「治る」という願望に振り回されてしまうと、
ついつい、怪しい代替療法に騙されることになります。
いまだに、「○○療法でガンが治る」
という出鱈目な宣伝や、
ホームページなどで、
さも、自分の治療が正しい理論に基づいたものであるかのように説明して、
患者さんを誘き寄せる、
がんビジネスが横行しています。
また、「治る」と宣伝はしないまでも、
患者さんのその強い願望につけこみ、
あるいは、その願望をくすぐって、
大金をつぎ込まされてしまう詐欺まがいの治療での被害も
いまだに出続けています。
ホームページなどで、
自分独自の治療を宣伝している免疫治療などでは、
その理論の多くは、
ほとんどは、誰も認めるものではなく、
その医者のアタマの中だけで、
妄想されているだけの考えです。
その理論が正しいか否かの判定は、
素人の患者さんには不可能です。
図解入りで説明されていたりすると、
多くの患者さんは、ついつい信じてしまいます。
その結果、
正しいと勘違いした似非治療に引き込まれてしまいます。
手術ができないガンは、
治る可能性はとても低くなります。
しかし、そのガンと仲良く、長い時間、
同居していくことは不可能ではありません。
そのためには、多大な副作用を伴う治療では不可能です。
ご自身の願望を持つことはけっして間違いではないと思います。
しかし、シッカリと現状を認識することは絶対に必要です。
以上 文責 梅澤 充
いくつかコメントをいただいています。
私は、「治る = 根治」と解釈してその言葉を使っています。
コメントの中で、
「標準治療 = 根治」
という言葉がありましたが、
こと、抗癌剤治療に関して、
「標準治療でガンが根治する」などと考えて
その治療を進めて(勧めて)いる
ノーテンキな医者はいないと思います。
万一、根治などを考えているのであれば、
彼らが唯一の治療の根拠としているエビデンスを
まったく信じていないということになります。
標準的抗癌剤治療を行って根治する患者さんはいません。
抗癌剤治療はあくまで延命のための治療であることは、
それを行っている医者が一番良く知っています。
「生存期間中央値が○○カ月、
○○カ月以内に半分の患者さんが亡くなる」
ということを知らないで
抗癌剤治療を行っている医者はいないと思います。
なかには、かつて何度か紹介しましたが、
「標準的抗癌剤治療で、ガンが治る患者さんも時々いる」
などと“有り得ない根治”をチラつかせて、
標準的抗癌剤治療に引きずり込もうとする、
ふとどきな抗癌剤治療の専門医がいることは事実です。
そういえば、某都立病院の抗癌剤治療専門医に、
そう騙されて、標準的抗癌剤治療に誘われた患者さんは、
来なくなってから数ヶ月が経ちますがどうなったでしょうか、
心配になります・・・・
しかし、各地のがんセンターなどから来られる患者さんでは、
多くの場合、ハッキリと
「抗癌剤治療では、ガンは治りません。」
「延命のための治療であり、平均○○か月(生存期間中央値)です。」
と言われて、
ことの重大さを認識して、
セカンドオピニオンに来られる方も少なくありません。
同じがんセンターでも、
いろいろな医者がいますから、
騙されている患者さんは、
「治る」と信じて
そこで治療を受けることになるため来ないだけかもしれません。
患者さんにとっては、
「ガンが治る = 根治 = 治療の必要がなくなる」
であるはずです。
その認識は医者も変わらないような気がします・・・・
11月13日の「ガンが治る!?」
でも書きましたが、
患者さん側で、
「治りたい」という願望が強すぎると、
いつのまにかアタマの中で、
「ガンが治る」
という構図が描かれてしまい、
現実を見誤ってしまうことにもなります。
「治る」という願望に振り回されてしまうと、
ついつい、怪しい代替療法に騙されることになります。
いまだに、「○○療法でガンが治る」
という出鱈目な宣伝や、
ホームページなどで、
さも、自分の治療が正しい理論に基づいたものであるかのように説明して、
患者さんを誘き寄せる、
がんビジネスが横行しています。
また、「治る」と宣伝はしないまでも、
患者さんのその強い願望につけこみ、
あるいは、その願望をくすぐって、
大金をつぎ込まされてしまう詐欺まがいの治療での被害も
いまだに出続けています。
ホームページなどで、
自分独自の治療を宣伝している免疫治療などでは、
その理論の多くは、
ほとんどは、誰も認めるものではなく、
その医者のアタマの中だけで、
妄想されているだけの考えです。
その理論が正しいか否かの判定は、
素人の患者さんには不可能です。
図解入りで説明されていたりすると、
多くの患者さんは、ついつい信じてしまいます。
その結果、
正しいと勘違いした似非治療に引き込まれてしまいます。
手術ができないガンは、
治る可能性はとても低くなります。
しかし、そのガンと仲良く、長い時間、
同居していくことは不可能ではありません。
そのためには、多大な副作用を伴う治療では不可能です。
ご自身の願望を持つことはけっして間違いではないと思います。
しかし、シッカリと現状を認識することは絶対に必要です。
以上 文責 梅澤 充



