福島県で救急患者が
救急病院で受け入れ拒否のため、
たらいまわしにされ、
その後、亡くなられたというニュースが出ていました。
同様の報道は後を絶ちません。
当然だと思います。
重症患者を引き受けて、
良くない結果が出たら、
刑事責任まで追及されてしまう国の医者ですから、
自分を守るためには、
アブナイ患者は診てはいけないのです。
特に福島県では、
理不尽な、産婦人科医の逮捕劇があったところですから、
医者はなおさら神経質になっていると思います。
亡くなられた救急患者だけを見れば、
まことにお気の毒ですが、
日本の社会が、
すべて、責任を他人に押し付けるという
悲しい風潮になってしまった結果だと思います。
マスコミの責任は大きいと思いますが、
日本の国民が作り上げた風潮ですから、
仕方がないのではないでしょうか。
日常の診療でも、
「抗癌剤をそんなに使って大丈夫ですか?」
逆に「そんなに少なくっても良いのですか?」
という言葉をしばしば聴きます。
とても悲しくなります。
「ガンを放って置いても良いですか?」
と聞きたくなります。
ガン治療は、
すべて実際に行ってみなければ、結果は分かりません。
エビデンスで分かっていることは、
多数のガン患者集団での一塊のデータだけです。
一人一人については、
実際に行ってみてはじめて分かることです。
「そんな治療では責任は持てない」
などと、極めて無責任なことを言う医者も少なくないようですが、
その医者の言う標準的抗癌剤治療を受けたなら、
その医者は、
その結果に対してどのような責任を負ってくれるのでしょうか。
医者は一切の責任は負えません。
勿論、ミスがあったならその責任は追及されるでしょうけれども、
それ以外の責任は負えません。
治療結果についての責任は、
すべて患者さんが負うことになります。
「大丈夫ですか?」
「良いのですか?」
なる質問は、
その責任を逃れるための念押しのように聞こえてなりません。
「良いか、悪いかはやってみなければ分かりません」
「一つ分かっていることは、このまま何もしなければ
確実に死に至るであろうということだけです」
と、言いたくなります。
ガンという病気、ガン治療
とはそういうものです。
本日も、ご自身に、ご家族に、最適のガン治療を探す方々が
セカンドオピニオンに来られました。
標準的ではない抗癌剤治療を望まれている患者さんがほとんどでしたが、
何処もその治療を引き受けてはくれません。
エビデンスの無い治療を受けたいのであれば、
先ず、「最終責任は、医者ではなくご自身にあるのだ」
という意思表示を明確にすることが、
絶対に必要です。
それでも、嫌がる施設・医者は少なくないかもしれません、
しかし、それが無ければ、
何処の病院もリクエストを受けてはくれません。
本日は、そのはじめの責任の所在が不明である方もおられました。
以上 文責 梅澤 充
救急病院で受け入れ拒否のため、
たらいまわしにされ、
その後、亡くなられたというニュースが出ていました。
同様の報道は後を絶ちません。
当然だと思います。
重症患者を引き受けて、
良くない結果が出たら、
刑事責任まで追及されてしまう国の医者ですから、
自分を守るためには、
アブナイ患者は診てはいけないのです。
特に福島県では、
理不尽な、産婦人科医の逮捕劇があったところですから、
医者はなおさら神経質になっていると思います。
亡くなられた救急患者だけを見れば、
まことにお気の毒ですが、
日本の社会が、
すべて、責任を他人に押し付けるという
悲しい風潮になってしまった結果だと思います。
マスコミの責任は大きいと思いますが、
日本の国民が作り上げた風潮ですから、
仕方がないのではないでしょうか。
日常の診療でも、
「抗癌剤をそんなに使って大丈夫ですか?」
逆に「そんなに少なくっても良いのですか?」
という言葉をしばしば聴きます。
とても悲しくなります。
「ガンを放って置いても良いですか?」
と聞きたくなります。
ガン治療は、
すべて実際に行ってみなければ、結果は分かりません。
エビデンスで分かっていることは、
多数のガン患者集団での一塊のデータだけです。
一人一人については、
実際に行ってみてはじめて分かることです。
「そんな治療では責任は持てない」
などと、極めて無責任なことを言う医者も少なくないようですが、
その医者の言う標準的抗癌剤治療を受けたなら、
その医者は、
その結果に対してどのような責任を負ってくれるのでしょうか。
医者は一切の責任は負えません。
勿論、ミスがあったならその責任は追及されるでしょうけれども、
それ以外の責任は負えません。
治療結果についての責任は、
すべて患者さんが負うことになります。
「大丈夫ですか?」
「良いのですか?」
なる質問は、
その責任を逃れるための念押しのように聞こえてなりません。
「良いか、悪いかはやってみなければ分かりません」
「一つ分かっていることは、このまま何もしなければ
確実に死に至るであろうということだけです」
と、言いたくなります。
ガンという病気、ガン治療
とはそういうものです。
本日も、ご自身に、ご家族に、最適のガン治療を探す方々が
セカンドオピニオンに来られました。
標準的ではない抗癌剤治療を望まれている患者さんがほとんどでしたが、
何処もその治療を引き受けてはくれません。
エビデンスの無い治療を受けたいのであれば、
先ず、「最終責任は、医者ではなくご自身にあるのだ」
という意思表示を明確にすることが、
絶対に必要です。
それでも、嫌がる施設・医者は少なくないかもしれません、
しかし、それが無ければ、
何処の病院もリクエストを受けてはくれません。
本日は、そのはじめの責任の所在が不明である方もおられました。
以上 文責 梅澤 充



