“年内いっぱい”を宣告されたしまった患者さんを診ています。
とてもお元気で、
遠方から通院されています。
地元の大学病院では、
大量の抗癌剤をつかった標準治療を行い、
まったく効かず、
今年の9月に“年内いっぱい”となりました。
10月初旬に私のところへセカンドオピニオンに来られ、
その後すぐに治療をはじめました。
大量に使ってまったく効かなかった抗癌剤が、
量を10分の1程度にして、
組み合わせを少し変えて使ったところ、
劇的に効いてきました。
腫瘍マーカーも激減、
画像診断上も著明に縮小しています。
地元の大学病院とは、
繋がりを持っていて欲しいので、
私が治療をしていることは主治医には伏せて、
無治療にしているとだけ言ってあります。
当然進行していることを予想して、
その大学で定期検査を受けたところ、
何も知らない主治医は、
「何故、こんなに小さくなっているのか?」
「何処で、どんな治療をしたのか?」
と聞いてきたそうです。
患者さんは、
標準的ではない抗癌剤治療のことは内緒にしていますから、
「温泉に行ってきただけです」
と答えたところ、
「それは何処の温泉か?
こんなの見たことがない」
とのことだそうです。
さらにこの患者さんの場合には、
抗癌剤治療が効かなくなっても、
健康保険では認められていませんが、
ある分子標的薬が有効的に効いてくれるであろうことも、
確認してありますので、
来年になっても
“年内いっぱい”ではないはずです。
健康保険にもエビデンスにもとらわれない治療をしていると、
「こんなの」はいくらでも見ることができます。
何もかもががんじがらめの大学という小さな井戸の中にいると、
何も見えません。
そこで働く医者が気の毒にもなります。
医者は、ぬるま湯で居心地の良い井戸の中から、
自分からは出ようとしないのですから、
それでイイのですが、
患者さんは自ら狭い井戸の中に飛び込む必要はありません。
患者さんにとってはけっして居心地の良いぬるま湯ではありません。
熱湯や氷水が張ってあるかもしれません。
セカンドオピニオンでももらいに行って、
温度を確認してから、
飛び込まれたほうが無難です。
この患者さんの場合、
大量の抗癌剤治療を行ってから、
ごく少量の抗癌剤治療で上手くいきました。
しかし、標準的に大量の抗癌剤治療だけで、
身体が疲弊しきってしまい、
少量の抗癌剤も受け付けなくなってしまう場合も少なくありません。
少量から大量への移行は簡単です。
しかし、大量から少量への変換は、
必ずしも上手くいくとは限りません。
慎重に治療方法を決定してください。
以上 文責 梅澤 充
とてもお元気で、
遠方から通院されています。
地元の大学病院では、
大量の抗癌剤をつかった標準治療を行い、
まったく効かず、
今年の9月に“年内いっぱい”となりました。
10月初旬に私のところへセカンドオピニオンに来られ、
その後すぐに治療をはじめました。
大量に使ってまったく効かなかった抗癌剤が、
量を10分の1程度にして、
組み合わせを少し変えて使ったところ、
劇的に効いてきました。
腫瘍マーカーも激減、
画像診断上も著明に縮小しています。
地元の大学病院とは、
繋がりを持っていて欲しいので、
私が治療をしていることは主治医には伏せて、
無治療にしているとだけ言ってあります。
当然進行していることを予想して、
その大学で定期検査を受けたところ、
何も知らない主治医は、
「何故、こんなに小さくなっているのか?」
「何処で、どんな治療をしたのか?」
と聞いてきたそうです。
患者さんは、
標準的ではない抗癌剤治療のことは内緒にしていますから、
「温泉に行ってきただけです」
と答えたところ、
「それは何処の温泉か?
こんなの見たことがない」
とのことだそうです。
さらにこの患者さんの場合には、
抗癌剤治療が効かなくなっても、
健康保険では認められていませんが、
ある分子標的薬が有効的に効いてくれるであろうことも、
確認してありますので、
来年になっても
“年内いっぱい”ではないはずです。
健康保険にもエビデンスにもとらわれない治療をしていると、
「こんなの」はいくらでも見ることができます。
何もかもががんじがらめの大学という小さな井戸の中にいると、
何も見えません。
そこで働く医者が気の毒にもなります。
医者は、ぬるま湯で居心地の良い井戸の中から、
自分からは出ようとしないのですから、
それでイイのですが、
患者さんは自ら狭い井戸の中に飛び込む必要はありません。
患者さんにとってはけっして居心地の良いぬるま湯ではありません。
熱湯や氷水が張ってあるかもしれません。
セカンドオピニオンでももらいに行って、
温度を確認してから、
飛び込まれたほうが無難です。
この患者さんの場合、
大量の抗癌剤治療を行ってから、
ごく少量の抗癌剤治療で上手くいきました。
しかし、標準的に大量の抗癌剤治療だけで、
身体が疲弊しきってしまい、
少量の抗癌剤も受け付けなくなってしまう場合も少なくありません。
少量から大量への移行は簡単です。
しかし、大量から少量への変換は、
必ずしも上手くいくとは限りません。
慎重に治療方法を決定してください。
以上 文責 梅澤 充



