昨日、イッパイ飲みながらテレビを見ていたら、
野球の星野仙一全日本代表監督が出ていました。
オリンピック予選の台湾戦での、
1点差で負けているノーアウト満塁の場面での
スクイズが話題になっていました。
結果的にその作戦は成功して、
スクイズの指示を出した星野監督も、
スクイズを成功させたサブロー選手もヒーローになっていましたが、
素人の私でも、
ノーアウト満塁でのスクイズは、
あまりにも危険で無謀な作戦であることくらいは分かります。
しかし、昨日の星野監督曰く、
「セオリーどおりのことをやって失敗しても、
誰にも責められない、
だけど、私は自分の直感を信じた。」
そのとおりだと思います。
日本中の注目を浴びて、
想像を絶するプレッシャーのなか、
凄い決断をしたものだと感心します。
成功したから良かったですが、
あの作戦が失敗して、
ダブルプレーにでも終わり、
大切な試合に負けていたら、
無責任なマスコミ先導のもと、
日本人全員が星野バッシングをしていたことだと思います。
日本中で何人の人間が、
「星野監督には、余人には分からない深い考えがあったのだ」
と弁護するでしょうか。
出された成果だけをみて、
それが、セオリー無視した作戦の結果であれば、
マスコミが煽りたて、非難しまくり、
ではないでしょうか。
そんなことは百も承知での決断だったと思います。
本当に大きな勇気のいる、凄い決断力だったと思います。
私のガン治療も、
セオリーは無視しています。
私に勇気があるのではありません。
セオリーどおりに治療を行えば、
最悪の結果が出てしまうことが分かっていますので、
セオリーを無視する治療をすることに対して、
勇気も、大きな決断力も必要ありません。
しかし、セオリーを無視した治療が普及しないのは、
やはり、結果が思わしくなかったときの、
責任の所在の問題が小さくないと思います。
患者さんのためを思い、
セオリー外の治療をして、
その結果により、
責められたのでは堪ったものではありませんから・・・・
再発・切除不能のガンにおいて、
抗癌剤治療により、
完治という最高の結果が出ることは極めて稀です。
多くの場合最悪の結果を考えなければなりません。
望まない結果が出る可能性が高いのであれば、
セオリーどおりの標準的な治療をしていれば、
誰にも責められることはありませんから、
医者は安心できます。
私も、ガンという病気・治療に対してあまりにも知識の無い患者さんには、
セオリー無視の治療はあまりしたくありません。
そこまでの勇気は私にはありません。
それを行うのは、
患者さんに十分にガンという病気の性質を理解していただいてからです。
セカンドオピニオンに来られる患者さんでも、
ビックリするほど知識の無い患者さんもおられます。
現在受けている標準的抗癌剤治療で、
ご自身のガンが治ると思われている患者さんも少なくありません。
患者さんの知識が無いのは、
医者にも大きな問題があるとは思いますが、
そのような患者さんは、
多くの場合、地方の患者さんです。
地方では患者さんの多くが、
治療は医者任せで、
あまり病気、治療に対して興味を持とうとしないので、
医者の方も説明していくのが面倒になってしまうのではないかと想像されます。
訴訟社会の日本で、
患者さんが望む、セオリー外の治療を希望するのであれば、
大きな勇気を持たない医者が、
安心してそのような治療を行えるようにするべく、
患者さんが知識を持つことが一番重要です。
以上 文責 梅澤 充
野球の星野仙一全日本代表監督が出ていました。
オリンピック予選の台湾戦での、
1点差で負けているノーアウト満塁の場面での
スクイズが話題になっていました。
結果的にその作戦は成功して、
スクイズの指示を出した星野監督も、
スクイズを成功させたサブロー選手もヒーローになっていましたが、
素人の私でも、
ノーアウト満塁でのスクイズは、
あまりにも危険で無謀な作戦であることくらいは分かります。
しかし、昨日の星野監督曰く、
「セオリーどおりのことをやって失敗しても、
誰にも責められない、
だけど、私は自分の直感を信じた。」
そのとおりだと思います。
日本中の注目を浴びて、
想像を絶するプレッシャーのなか、
凄い決断をしたものだと感心します。
成功したから良かったですが、
あの作戦が失敗して、
ダブルプレーにでも終わり、
大切な試合に負けていたら、
無責任なマスコミ先導のもと、
日本人全員が星野バッシングをしていたことだと思います。
日本中で何人の人間が、
「星野監督には、余人には分からない深い考えがあったのだ」
と弁護するでしょうか。
出された成果だけをみて、
それが、セオリー無視した作戦の結果であれば、
マスコミが煽りたて、非難しまくり、
ではないでしょうか。
そんなことは百も承知での決断だったと思います。
本当に大きな勇気のいる、凄い決断力だったと思います。
私のガン治療も、
セオリーは無視しています。
私に勇気があるのではありません。
セオリーどおりに治療を行えば、
最悪の結果が出てしまうことが分かっていますので、
セオリーを無視する治療をすることに対して、
勇気も、大きな決断力も必要ありません。
しかし、セオリーを無視した治療が普及しないのは、
やはり、結果が思わしくなかったときの、
責任の所在の問題が小さくないと思います。
患者さんのためを思い、
セオリー外の治療をして、
その結果により、
責められたのでは堪ったものではありませんから・・・・
再発・切除不能のガンにおいて、
抗癌剤治療により、
完治という最高の結果が出ることは極めて稀です。
多くの場合最悪の結果を考えなければなりません。
望まない結果が出る可能性が高いのであれば、
セオリーどおりの標準的な治療をしていれば、
誰にも責められることはありませんから、
医者は安心できます。
私も、ガンという病気・治療に対してあまりにも知識の無い患者さんには、
セオリー無視の治療はあまりしたくありません。
そこまでの勇気は私にはありません。
それを行うのは、
患者さんに十分にガンという病気の性質を理解していただいてからです。
セカンドオピニオンに来られる患者さんでも、
ビックリするほど知識の無い患者さんもおられます。
現在受けている標準的抗癌剤治療で、
ご自身のガンが治ると思われている患者さんも少なくありません。
患者さんの知識が無いのは、
医者にも大きな問題があるとは思いますが、
そのような患者さんは、
多くの場合、地方の患者さんです。
地方では患者さんの多くが、
治療は医者任せで、
あまり病気、治療に対して興味を持とうとしないので、
医者の方も説明していくのが面倒になってしまうのではないかと想像されます。
訴訟社会の日本で、
患者さんが望む、セオリー外の治療を希望するのであれば、
大きな勇気を持たない医者が、
安心してそのような治療を行えるようにするべく、
患者さんが知識を持つことが一番重要です。
以上 文責 梅澤 充



