本日、昨日とある新聞のコラムに、
曽野綾子氏命名の「引き算型の思考」について書いてありました。
実はとても恵まれた環境にいながら、
何か欠落した部分を見つけるとそれが許せなくなる。
というような思考回路のことをいうようです。
医療現場のことも書いてありました。
適正な治療を受けても、
結果が自分の望まないものであるとすぐにクレームをつける。
挙句には訴訟を起こす。
日本の医療崩壊の一翼をになっている思考回路です。
勿論、コラムでも、
医療崩壊はそれだけではなく、
日本の国策の間違いだとハッキリと言い切っていました。
医療の崩壊は現実に進行しており、
いまさら我々が騒いでも、
如何ともしがたいところまで来てしまっていると思いますが、
毎日、ガンを患う患者さんと向かい合っていると、
この「引き算型の思考」を感じる方々は、
けっして少なくありません。
勿論、そんな思考回路とはまったく無縁の患者さんもたくさんいます。
私は、自分自身、ナンのために働いているのか?
それは、医者として患者さんに幸福をもたらすためだと考えています。
しかし、「引き算型の思考」に取り付かれた患者さんを見ていると、
こちらがいくら努力して、
その結果が科学的に、
好ましい方向に向いてきても、
患者さんに幸せは訪れません。
ガン初心者の患者さんは、
虚しい「引き算型の思考」に取り付かれやすいように見えます。
この思考は確実に患者さんを不幸にします。
一方、ベテランのガン患者さんでは、
そのような虚しい考え方は卒業して、
前向きな考え方で、
ガンを背負いながら幸福を手に入れています。
残念ながら私が患者さんの幸福に寄与しているのではありません。
患者さんの思考回路の調節だけで、
不幸にも幸せにもなるようです。
私ができることは、
虚しい考えから脱却できる
ベテランガン患者になるまで、
ガンと同居させてあげることだけです。
ガンという厄介な居候でも長い時間同居していると、
自然に「足るを知る」ということの大切さが身に染みてくるようです。
「引き算型の思考」から脱却した患者さん、
あるいは、はじめからそのような思考回路を持たない患者さんは、
つまらない思考回路に取り付かれた方々と比べると、
間違いなく、
より長く、そして楽しい貴重な人生を味わっておられるように感じます。
昨日、たまたま、
中国の現在の生活環境激変の中で、
「足るを知る」老人の話を
テレビで流していました。
某放送局もつまらない、やらせ医療番組はいい加減に止めて、
こういう素敵な番組を作ればいいのに・・・・
患者さんの思考回路一つで、
貴重な人生の価値が変わってしまうように思います。
「足るを知る」
とても重要なことだと思います。
幸い、私は毎日ガンの患者さんに
接することができて、
自分がガンになったときの、
そして、それが治らないガンであることが分かったときの、
幸福の掴み方を教えてもらっていますので、
何時来てくれても(もう居るかも・・・・)
安心です。
幸福な仕事かも知れません。
クソ忙しいですが・・・・
以上 文責 梅澤 充
曽野綾子氏命名の「引き算型の思考」について書いてありました。
実はとても恵まれた環境にいながら、
何か欠落した部分を見つけるとそれが許せなくなる。
というような思考回路のことをいうようです。
医療現場のことも書いてありました。
適正な治療を受けても、
結果が自分の望まないものであるとすぐにクレームをつける。
挙句には訴訟を起こす。
日本の医療崩壊の一翼をになっている思考回路です。
勿論、コラムでも、
医療崩壊はそれだけではなく、
日本の国策の間違いだとハッキリと言い切っていました。
医療の崩壊は現実に進行しており、
いまさら我々が騒いでも、
如何ともしがたいところまで来てしまっていると思いますが、
毎日、ガンを患う患者さんと向かい合っていると、
この「引き算型の思考」を感じる方々は、
けっして少なくありません。
勿論、そんな思考回路とはまったく無縁の患者さんもたくさんいます。
私は、自分自身、ナンのために働いているのか?
それは、医者として患者さんに幸福をもたらすためだと考えています。
しかし、「引き算型の思考」に取り付かれた患者さんを見ていると、
こちらがいくら努力して、
その結果が科学的に、
好ましい方向に向いてきても、
患者さんに幸せは訪れません。
ガン初心者の患者さんは、
虚しい「引き算型の思考」に取り付かれやすいように見えます。
この思考は確実に患者さんを不幸にします。
一方、ベテランのガン患者さんでは、
そのような虚しい考え方は卒業して、
前向きな考え方で、
ガンを背負いながら幸福を手に入れています。
残念ながら私が患者さんの幸福に寄与しているのではありません。
患者さんの思考回路の調節だけで、
不幸にも幸せにもなるようです。
私ができることは、
虚しい考えから脱却できる
ベテランガン患者になるまで、
ガンと同居させてあげることだけです。
ガンという厄介な居候でも長い時間同居していると、
自然に「足るを知る」ということの大切さが身に染みてくるようです。
「引き算型の思考」から脱却した患者さん、
あるいは、はじめからそのような思考回路を持たない患者さんは、
つまらない思考回路に取り付かれた方々と比べると、
間違いなく、
より長く、そして楽しい貴重な人生を味わっておられるように感じます。
昨日、たまたま、
中国の現在の生活環境激変の中で、
「足るを知る」老人の話を
テレビで流していました。
某放送局もつまらない、やらせ医療番組はいい加減に止めて、
こういう素敵な番組を作ればいいのに・・・・
患者さんの思考回路一つで、
貴重な人生の価値が変わってしまうように思います。
「足るを知る」
とても重要なことだと思います。
幸い、私は毎日ガンの患者さんに
接することができて、
自分がガンになったときの、
そして、それが治らないガンであることが分かったときの、
幸福の掴み方を教えてもらっていますので、
何時来てくれても(もう居るかも・・・・)
安心です。
幸福な仕事かも知れません。
クソ忙しいですが・・・・
以上 文責 梅澤 充



