昨日、の「再発予防の抗癌剤治療」で、
再発予防の抗癌剤治療ではエビデンスは絶対に必要。
見えないガンが相手なのだから、
治療を遂行するための唯一の道標はエビデンスです。
従がってエビデンスの無い
術後再発予防の抗癌剤治療は行うべきではない。
ということを書きました。
しかし、現在患者数の多い乳ガンや胃ガン、大腸ガンなどでは、
再発予防のための抗癌剤治療において、
エビデンスが出されています。
けっして満足な数字とはいえないと思いますが、
とりあえずエビデンスは出されています。
その本当の数字を主治医から聞いて、
その数字に納得されたならば、
治療を開始してください。
しかし、その他の患者数のあまり多くないガンでは、
再発予防の抗癌剤治療にはエビデンスは出ていません。
再発確率が極めて高いということだけが分かっていて、
エビデンスのある再発予防の抗癌剤治療が存在しないような場合、
ドウすれば良いのでしょうか。
肝腎な効果があるのか否かが不明なのですから、
大きな副作用を伴う治療を受けることは、
得策だとは思えません。
後世にその治療が検証され、
効果が無いことが判明した場合、
副作用だけを受けたことになります。
無駄に辛い思いだけしたことが後になって判明します。
実際に肺ガンの再発予防抗癌剤治療で、
治験によって、予防効果が無いことが判明した治療もあります。
その効かない治療のために、
多大な苦痛を味わったと分かったときには、
たとえ再発をしていなくても、
大きな悔いだけは残ると思います。
それでは、
どのように考えればイイのでしょうか。
イチかバチか、
副作用が辛くても、
「当たるかもしれない」
と考え、
再発ガンに対して治療効果の認められている
大量の抗癌剤を使う標準的治療を受けてみるというのも一法ではあります。
しかし、効果が不明であることはお忘れなく。
その治療にはエビデンスが無いのに、
抗癌剤治療専門の先生方は、
好んでそれを行う傾向があるように思います。
少量の抗癌剤治療は絶対にしませんが、
そのエビデンスの無い治療は、
頼めば、喜んで実行してくれると思います。
私は、そのような場合には、
副作用の出ない範囲での最大量の抗癌剤を使って、
再発予防を期待しています。
勿論、再発予防効果は不明です。
しかし、残念ながら効果が無かったとしても、
副作用も無ければ納得はできるのではないでしょうか。
しかし、その場合、
その治療の期間が問題になります。
どのくらいの期間続けるべきであるのかも不明なのです
勿論、大量の抗癌剤を使った標準的抗癌剤治療を
エビデンスの無い再発予防治療とした場合も、
その期間についても不明です。
私は、副作用の出ない範囲で抗癌剤治療を続け、
様子を診ながら期間を考えていきます。
再発必至と思われた胃ガン術後の患者さんで、
5年間を超えて治療している患者さんもいます。
乳ガンなどでは10年越えの患者さんもいます。
ガンはすでに存在しなくなっているのかも分かりません。
しかし、手術所見から考え、
「ガン細胞が、患者さんの体内から消滅した」
と考えるにはあまりにも無理のある患者さんなどでは、
本当に長期間にわたり治療を続けています。
副作用が無いからできることです。
再発してから、
そのガンと同居を続けるよりも、
まだ姿を現す前の段階から、
姿を出させないようにしていく方が、
一般的には、はるかに楽です。
お題目のようにエビデンス、エビデンスと唱え、
それを唯一の錦の御旗に、
標準的抗癌剤治療だけを推し進める、
エビデンス信望者が、
何故か、しばしば推奨する、
エビデンスの無い術後再発予防の補助抗癌剤治療は、
一歩立ち止まって考えた方が無難です。
以上 文責 梅澤 充
再発予防の抗癌剤治療ではエビデンスは絶対に必要。
見えないガンが相手なのだから、
治療を遂行するための唯一の道標はエビデンスです。
従がってエビデンスの無い
術後再発予防の抗癌剤治療は行うべきではない。
ということを書きました。
しかし、現在患者数の多い乳ガンや胃ガン、大腸ガンなどでは、
再発予防のための抗癌剤治療において、
エビデンスが出されています。
けっして満足な数字とはいえないと思いますが、
とりあえずエビデンスは出されています。
その本当の数字を主治医から聞いて、
その数字に納得されたならば、
治療を開始してください。
しかし、その他の患者数のあまり多くないガンでは、
再発予防の抗癌剤治療にはエビデンスは出ていません。
再発確率が極めて高いということだけが分かっていて、
エビデンスのある再発予防の抗癌剤治療が存在しないような場合、
ドウすれば良いのでしょうか。
肝腎な効果があるのか否かが不明なのですから、
大きな副作用を伴う治療を受けることは、
得策だとは思えません。
後世にその治療が検証され、
効果が無いことが判明した場合、
副作用だけを受けたことになります。
無駄に辛い思いだけしたことが後になって判明します。
実際に肺ガンの再発予防抗癌剤治療で、
治験によって、予防効果が無いことが判明した治療もあります。
その効かない治療のために、
多大な苦痛を味わったと分かったときには、
たとえ再発をしていなくても、
大きな悔いだけは残ると思います。
それでは、
どのように考えればイイのでしょうか。
イチかバチか、
副作用が辛くても、
「当たるかもしれない」
と考え、
再発ガンに対して治療効果の認められている
大量の抗癌剤を使う標準的治療を受けてみるというのも一法ではあります。
しかし、効果が不明であることはお忘れなく。
その治療にはエビデンスが無いのに、
抗癌剤治療専門の先生方は、
好んでそれを行う傾向があるように思います。
少量の抗癌剤治療は絶対にしませんが、
そのエビデンスの無い治療は、
頼めば、喜んで実行してくれると思います。
私は、そのような場合には、
副作用の出ない範囲での最大量の抗癌剤を使って、
再発予防を期待しています。
勿論、再発予防効果は不明です。
しかし、残念ながら効果が無かったとしても、
副作用も無ければ納得はできるのではないでしょうか。
しかし、その場合、
その治療の期間が問題になります。
どのくらいの期間続けるべきであるのかも不明なのです
勿論、大量の抗癌剤を使った標準的抗癌剤治療を
エビデンスの無い再発予防治療とした場合も、
その期間についても不明です。
私は、副作用の出ない範囲で抗癌剤治療を続け、
様子を診ながら期間を考えていきます。
再発必至と思われた胃ガン術後の患者さんで、
5年間を超えて治療している患者さんもいます。
乳ガンなどでは10年越えの患者さんもいます。
ガンはすでに存在しなくなっているのかも分かりません。
しかし、手術所見から考え、
「ガン細胞が、患者さんの体内から消滅した」
と考えるにはあまりにも無理のある患者さんなどでは、
本当に長期間にわたり治療を続けています。
副作用が無いからできることです。
再発してから、
そのガンと同居を続けるよりも、
まだ姿を現す前の段階から、
姿を出させないようにしていく方が、
一般的には、はるかに楽です。
お題目のようにエビデンス、エビデンスと唱え、
それを唯一の錦の御旗に、
標準的抗癌剤治療だけを推し進める、
エビデンス信望者が、
何故か、しばしば推奨する、
エビデンスの無い術後再発予防の補助抗癌剤治療は、
一歩立ち止まって考えた方が無難です。
以上 文責 梅澤 充



