何回か混合診療の問題を書いていますが、
現在の理不尽な、
少なくとも一審では不当とされた、
現在の日本の「混合診療の禁止」は、
医療に貧富の差をつけてはいけない、
ということが大前提になっていると思います。
歯科だけは、
公然と混合診療が認められています。
金で歯を作ったら幾ら・・・と、
ウソかホントか知りませんが、
これは、歯は命には直結しないから許されている、
という話を聞いたことがあります。
ガン治療はまさに命に直結します。
したがって、
貧富の差で医療に差が出ることは許されない、
という理屈も一見もっともなようにも思えます。
しかし、ガン患者さんは皆さん公平に同一の治療を受けているでしょうか。
何年もガンが進まず、
まずまずの全身状態を保ち、
治療を続けていた患者さんが突然来なくなりました。
心配して電話をすると、
「経済的な理由から病院へは行けなくなった」
とのことでした。
その患者さんは、
一時腫瘍マーカーだけは、
保険外の自費診療所で採血をして
頻回に見ていた時期もありますが、
現在ではそれも行わず、
完全に健康保険の範囲だけでの治療でした。
しかも、使うクスリの量が、
標準量より遥かに少ないですから、
病院の窓口での支払いも、
少なくなります。
それでも経済的に行き詰まり、
治療を中止せざるを得ない。
このような患者さんは日本中にいくらでも溢れていると思います。
病気になっても病院に行くお金が無い。
そおいう患者さんは珍しくないと思います。
先日もある患者さんが、
「経済的な問題で手術が受けられない」
というので、
生活保護を受けることを提案しました。
生活保護を受ければ、
ほとんどタダで治療ができます。
まだ若いその患者さんは、
手術で根治が十分に望める状態でした。
無事に生活保護を受けて、
地元の大学病院で手術が行えたか否か心配ですが、
連絡が無く来院が無いということは、
恐らく、上手くことが運んだのだと思っています・・・・
また、先日削除して欲しいと、
投稿されたご本人から依頼のあったオモテのコメントで、
「入院であれば保険からの入院給付金が出て治療ができる、
しかし、外来通院治療を医者から勧められ困っている」
旨の相談がありました。
健康保険の範囲だって、
富める人間とそうでない人間の間で
厳然と治療の格差は存在しているのです。
一方では、
毎月何十万円もする輸入のクスリを、
平気でふんだんに使うことができる患者さんもたくさんいます。
それ以外にも、
毎月毎月何十万円も、
代替療法に費やしている患者さんも少なくありません。
何処が平等なのでしょうか。
アメリカのように、
完全な無保険者がたくさんは存在していない、
というだけです。
平等化しようという、
玉虫色の政策のために、
チョットだけ余裕があって、
自費での治療も健康保険との併用ならば可能、
という多くの患者さんの権利を剥奪しているように思います。
しかも、その平等は、
最低限度の平等で、
多くの患者さんでは満足のできないレベルの平等です。
一般庶民では手に入らない、
高価な輸入新薬がこれからもドンドン出てきます。
貧富の差による医療格差は開くばかりだと思います。
今日も、チョットだけ贅沢して治療をしたい、
という患者さんがセカンドオピニオンに来られました。
切なくなります。
それを上手く行える病院を紹介しました。
以上 文責 梅澤 充
現在の理不尽な、
少なくとも一審では不当とされた、
現在の日本の「混合診療の禁止」は、
医療に貧富の差をつけてはいけない、
ということが大前提になっていると思います。
歯科だけは、
公然と混合診療が認められています。
金で歯を作ったら幾ら・・・と、
ウソかホントか知りませんが、
これは、歯は命には直結しないから許されている、
という話を聞いたことがあります。
ガン治療はまさに命に直結します。
したがって、
貧富の差で医療に差が出ることは許されない、
という理屈も一見もっともなようにも思えます。
しかし、ガン患者さんは皆さん公平に同一の治療を受けているでしょうか。
何年もガンが進まず、
まずまずの全身状態を保ち、
治療を続けていた患者さんが突然来なくなりました。
心配して電話をすると、
「経済的な理由から病院へは行けなくなった」
とのことでした。
その患者さんは、
一時腫瘍マーカーだけは、
保険外の自費診療所で採血をして
頻回に見ていた時期もありますが、
現在ではそれも行わず、
完全に健康保険の範囲だけでの治療でした。
しかも、使うクスリの量が、
標準量より遥かに少ないですから、
病院の窓口での支払いも、
少なくなります。
それでも経済的に行き詰まり、
治療を中止せざるを得ない。
このような患者さんは日本中にいくらでも溢れていると思います。
病気になっても病院に行くお金が無い。
そおいう患者さんは珍しくないと思います。
先日もある患者さんが、
「経済的な問題で手術が受けられない」
というので、
生活保護を受けることを提案しました。
生活保護を受ければ、
ほとんどタダで治療ができます。
まだ若いその患者さんは、
手術で根治が十分に望める状態でした。
無事に生活保護を受けて、
地元の大学病院で手術が行えたか否か心配ですが、
連絡が無く来院が無いということは、
恐らく、上手くことが運んだのだと思っています・・・・
また、先日削除して欲しいと、
投稿されたご本人から依頼のあったオモテのコメントで、
「入院であれば保険からの入院給付金が出て治療ができる、
しかし、外来通院治療を医者から勧められ困っている」
旨の相談がありました。
健康保険の範囲だって、
富める人間とそうでない人間の間で
厳然と治療の格差は存在しているのです。
一方では、
毎月何十万円もする輸入のクスリを、
平気でふんだんに使うことができる患者さんもたくさんいます。
それ以外にも、
毎月毎月何十万円も、
代替療法に費やしている患者さんも少なくありません。
何処が平等なのでしょうか。
アメリカのように、
完全な無保険者がたくさんは存在していない、
というだけです。
平等化しようという、
玉虫色の政策のために、
チョットだけ余裕があって、
自費での治療も健康保険との併用ならば可能、
という多くの患者さんの権利を剥奪しているように思います。
しかも、その平等は、
最低限度の平等で、
多くの患者さんでは満足のできないレベルの平等です。
一般庶民では手に入らない、
高価な輸入新薬がこれからもドンドン出てきます。
貧富の差による医療格差は開くばかりだと思います。
今日も、チョットだけ贅沢して治療をしたい、
という患者さんがセカンドオピニオンに来られました。
切なくなります。
それを上手く行える病院を紹介しました。
以上 文責 梅澤 充



