先日、「乳ガンではない」患者さんを診ました。
乳腺にシコリがあり、
フォローアップしている患者さんです。
太い針で生検もしてあり、
乳ガンの疑いはかなり低いのですが、
絶対にガンではないとう保障は無いので、
超音波検査でフォローアップをしていました。
今回は、ご家族が心配され、
PETの検査を自費で行われ、
その結果を持って来られました。
勿論、そんな検査は私は勧めていません。
その検査の結果は当然シロでした。
ガンを疑わせるものはありませんでした。
当然、PETでシロでも安心ということはありません。
PET検査には、偽陰性もしばしばあります。
「今後如何したらよいですか」
との問いに、
「年に1回程度マンモグラフィーと超音波で良いんじゃないかな」
と言ったところ、
「それで大丈夫ですか?」と、
「大丈夫か大丈夫じゃないかなんて分からないですよ、
それが一般的だというだけです」
と言うと、
「素人が分からないから、聞いているのに、
そういう言い方はないでしょう、無責任だ」と言われてしまいました。
実際にガンを抱えている大勢の患者さんが待っている状態で、
イライラして、私の言い方も悪かったのかもしれませんが・・・・
「大丈夫ですよ」
と言ってあげれば、
満足して帰ったのでしょうが、
万一、その患者さんに来月にでもガンが発生して、
来年検査したときには、
そのガンが大きく進んでいたりしたら、
そういうタイプの患者さんは、
間違いなく医者の責任にします。
そのような患者さんには、
「分かりません」
と答えるしかありません。
ガン治療もすべて、
「やってみなければ分からない」
です。
エビデンスを振りかざして、
唯一正しい治療だと言い張っている医者も少なくありませんが、
エビデンスで分かっていることは、
確率だけです。
数百人数千人の患者さんが集まったなら、
エビデンスどおりの結果がでる。
というだけです。
これからガン治療をはじめようとするたった一人の患者さんに対しては、
何も分かりません。
副作用も治療効果も
やってみなければ分からないのです。
以前は「やってみなければ分からない」
と言うと、
怪訝そうな顔をされる患者さんやご家族もよく見ましたが、
最近では、
このブログのお陰なのか、
患者さんの方から、
「結果は分かりませんよね」
と言ってくれることがよくあります。
嬉しくなります。
ガン治療の結果責任は、
残念ながらすべて患者さんご自身で受けなければなりません。
昨日のセカンドオピニオンでも、
「そんなエビデンスの無い治療では責任は持てない」
と主治医から言われた患者さんが来られましたが、
エビデンスのある治療を行ったとき、
主治医は、どんな責任をとってくれるのでしょうか。
患者さんの換わりに副作用に苦しんでくれるのでしょうか。
まったく治療効果が無く最悪の機転を辿られたとき、
切腹でもしてくれるのでしょうか。
エビデンスのある治療を行った主治医は、
一切責任をとることはしません。
できません。
結果責任はすべて患者さんです。
エビデンスの無い治療をしてくれる医者でも、
医者に責任を転嫁すると危惧される患者さんや、ご家族では、
間違いなく医者は手抜きをします。
エビデンスどおりのことだけをしていきます。
PS. 3以下に下がったら、
抗癌剤治療は行わない。
これが鉄則ですから、
それに従うことになると思います。
PS. が良い患者さんでも標準治療です。
今はいませんが、
たまにそのようなご家族にお会いしました。
責任はご自身が背負うという覚悟が無ければ、
ご自身の望む治療は受けることはできません。
医者なんて、
何でも知っている顔をして、
何にも知りません。
以上 文責 梅澤 充
乳腺にシコリがあり、
フォローアップしている患者さんです。
太い針で生検もしてあり、
乳ガンの疑いはかなり低いのですが、
絶対にガンではないとう保障は無いので、
超音波検査でフォローアップをしていました。
今回は、ご家族が心配され、
PETの検査を自費で行われ、
その結果を持って来られました。
勿論、そんな検査は私は勧めていません。
その検査の結果は当然シロでした。
ガンを疑わせるものはありませんでした。
当然、PETでシロでも安心ということはありません。
PET検査には、偽陰性もしばしばあります。
「今後如何したらよいですか」
との問いに、
「年に1回程度マンモグラフィーと超音波で良いんじゃないかな」
と言ったところ、
「それで大丈夫ですか?」と、
「大丈夫か大丈夫じゃないかなんて分からないですよ、
それが一般的だというだけです」
と言うと、
「素人が分からないから、聞いているのに、
そういう言い方はないでしょう、無責任だ」と言われてしまいました。
実際にガンを抱えている大勢の患者さんが待っている状態で、
イライラして、私の言い方も悪かったのかもしれませんが・・・・
「大丈夫ですよ」
と言ってあげれば、
満足して帰ったのでしょうが、
万一、その患者さんに来月にでもガンが発生して、
来年検査したときには、
そのガンが大きく進んでいたりしたら、
そういうタイプの患者さんは、
間違いなく医者の責任にします。
そのような患者さんには、
「分かりません」
と答えるしかありません。
ガン治療もすべて、
「やってみなければ分からない」
です。
エビデンスを振りかざして、
唯一正しい治療だと言い張っている医者も少なくありませんが、
エビデンスで分かっていることは、
確率だけです。
数百人数千人の患者さんが集まったなら、
エビデンスどおりの結果がでる。
というだけです。
これからガン治療をはじめようとするたった一人の患者さんに対しては、
何も分かりません。
副作用も治療効果も
やってみなければ分からないのです。
以前は「やってみなければ分からない」
と言うと、
怪訝そうな顔をされる患者さんやご家族もよく見ましたが、
最近では、
このブログのお陰なのか、
患者さんの方から、
「結果は分かりませんよね」
と言ってくれることがよくあります。
嬉しくなります。
ガン治療の結果責任は、
残念ながらすべて患者さんご自身で受けなければなりません。
昨日のセカンドオピニオンでも、
「そんなエビデンスの無い治療では責任は持てない」
と主治医から言われた患者さんが来られましたが、
エビデンスのある治療を行ったとき、
主治医は、どんな責任をとってくれるのでしょうか。
患者さんの換わりに副作用に苦しんでくれるのでしょうか。
まったく治療効果が無く最悪の機転を辿られたとき、
切腹でもしてくれるのでしょうか。
エビデンスのある治療を行った主治医は、
一切責任をとることはしません。
できません。
結果責任はすべて患者さんです。
エビデンスの無い治療をしてくれる医者でも、
医者に責任を転嫁すると危惧される患者さんや、ご家族では、
間違いなく医者は手抜きをします。
エビデンスどおりのことだけをしていきます。
PS. 3以下に下がったら、
抗癌剤治療は行わない。
これが鉄則ですから、
それに従うことになると思います。
PS. が良い患者さんでも標準治療です。
今はいませんが、
たまにそのようなご家族にお会いしました。
責任はご自身が背負うという覚悟が無ければ、
ご自身の望む治療は受けることはできません。
医者なんて、
何でも知っている顔をして、
何にも知りません。
以上 文責 梅澤 充



