本日は患者さんはあまり多くなく、
診療行為そのものはとても楽だったのですが、
腫瘍マーカーの増大を見た患者さんの割合が、
7割以上もあり、
ドット疲れました。
勿論、画像診断と自覚症状も参考にしますが、
自覚症状はまったく無い患者さんも少なくありませんし、
CTなどの画像診断を毎回行うわけにはいきません。
月イチ程度です。
その点、毎回結果が出てくる腫瘍マーカーの数値は、
大きな治療指針になります。
腫瘍マーカーだけでは、
それが大きく下がっても、
画像診断上まったく改善がない、
あるいは悪化しているということはしばしば経験します。
したがってそれだけを頼りにするわけにはいきません。
しかし、腫瘍マーカーが増大しているということは、
ガン細胞の数がその患者さんの身体の中で増加している、
と考えてほぼ間違いありません。
画像診断が無い週では、
腫瘍マーカーの動向はガンを診ていく大きな指針にせざるを得ません。
また、卵巣ガンや、
前立腺ガンなどの場合には、
腫瘍マーカーだけでも大きな治療指針になります。
それが低下しても安心はできませんが、
増大しているならば、
そのクスリ、量ではダメということです。
次の手を考えなければなりません。
そのために点滴のたびに毎回
腫瘍マーカーをチェックしているのです。
数値が下がっていれば、
そして骨髄抑制が無ければ、
さほど考えることもなく、
前回と同じ点滴・内服の指示を出せばよいのですが、
上がっている場合、
無い知恵を絞らなければなりません。
これが疲れます。
特に本日の患者さんでは、
以前に他の病院で受けてしまった
標準的に大量の抗癌剤を使った治療の影響で、
白血球が常に2000チョットくらいしかなかったり、
保険では考えうるクスリをすべて使い果たしていたり、
さらに、保険外の自費治療は極力避けて欲しい、
などなど、厳しい条件がたくさん付けられていました。
その条件を満たしつつ、
ナンとかガンの進行を食い止め、
現状を維持する手立てを考えるのは、
かなり骨の折れる仕事です。
“勘弁して”というほど患者さんが押し寄せる日もありますが、
新しい手を考えなくてもよい患者さんばかりなら、
疲れることはありません。
ただ、ニコニコしていれば良いだけです。
今日みたいに、
反対の場合には、
暗い顔もできずに、
心の中で悩み苦しまなければなりません。
しかし、患者さんはご自身のことですから、
私の何倍も苦しみ悩んでいるのだと思います。
そう思うと、
疲れるなどとは言っていられないのですが・・・・
終わりにします。
以上 文責 梅澤 充
診療行為そのものはとても楽だったのですが、
腫瘍マーカーの増大を見た患者さんの割合が、
7割以上もあり、
ドット疲れました。
勿論、画像診断と自覚症状も参考にしますが、
自覚症状はまったく無い患者さんも少なくありませんし、
CTなどの画像診断を毎回行うわけにはいきません。
月イチ程度です。
その点、毎回結果が出てくる腫瘍マーカーの数値は、
大きな治療指針になります。
腫瘍マーカーだけでは、
それが大きく下がっても、
画像診断上まったく改善がない、
あるいは悪化しているということはしばしば経験します。
したがってそれだけを頼りにするわけにはいきません。
しかし、腫瘍マーカーが増大しているということは、
ガン細胞の数がその患者さんの身体の中で増加している、
と考えてほぼ間違いありません。
画像診断が無い週では、
腫瘍マーカーの動向はガンを診ていく大きな指針にせざるを得ません。
また、卵巣ガンや、
前立腺ガンなどの場合には、
腫瘍マーカーだけでも大きな治療指針になります。
それが低下しても安心はできませんが、
増大しているならば、
そのクスリ、量ではダメということです。
次の手を考えなければなりません。
そのために点滴のたびに毎回
腫瘍マーカーをチェックしているのです。
数値が下がっていれば、
そして骨髄抑制が無ければ、
さほど考えることもなく、
前回と同じ点滴・内服の指示を出せばよいのですが、
上がっている場合、
無い知恵を絞らなければなりません。
これが疲れます。
特に本日の患者さんでは、
以前に他の病院で受けてしまった
標準的に大量の抗癌剤を使った治療の影響で、
白血球が常に2000チョットくらいしかなかったり、
保険では考えうるクスリをすべて使い果たしていたり、
さらに、保険外の自費治療は極力避けて欲しい、
などなど、厳しい条件がたくさん付けられていました。
その条件を満たしつつ、
ナンとかガンの進行を食い止め、
現状を維持する手立てを考えるのは、
かなり骨の折れる仕事です。
“勘弁して”というほど患者さんが押し寄せる日もありますが、
新しい手を考えなくてもよい患者さんばかりなら、
疲れることはありません。
ただ、ニコニコしていれば良いだけです。
今日みたいに、
反対の場合には、
暗い顔もできずに、
心の中で悩み苦しまなければなりません。
しかし、患者さんはご自身のことですから、
私の何倍も苦しみ悩んでいるのだと思います。
そう思うと、
疲れるなどとは言っていられないのですが・・・・
終わりにします。
以上 文責 梅澤 充



