「もはや治療方法はありません」
「緩和ケアに行ってください」
と昨年10月に、患者さんに対して
お決まりの宣告をして、
私、宛には、
「緩和ケアへ行くことを勧めております」
との書状と同時にセカンドオピニオンに紹介してきた、
超有名某がんセンターの先生から、
再び紹介状(診療情報提供書)をいただきました。
その患者さんは、
その主治医に言われたとおりに、
昨年10月に治療を断念、
ホスピス行きも考えたようですが、
やはり、まだ自宅で生活できる状態でもあり、
ご本人もご家族も諦めきれずに、
私のところに来られました。
その後、存在しないはずの治療をおこないました。
その患者さんのガンに対しては、
とても有効である可能性のあるクスリは、
そのがんセンターでは、
数年前の手術時の病理所見だけから、
「効かない」
「使えない」
とまったく無視されていました。
しかし、抗癌剤治療を続けることにより、
細胞の性質は変わってきます。
そこで、現在(昨年の11月)の細胞の状態を確認したところ、
期待していたとおり、
そのクスリが効くタイプの細胞に変わっていました。
そこですぐさま、
その副作用のほとんど無いクスリでの治療を開始しました。
予想どおり、
非常に良く効きました。
全身状態も、
データ上も改善してきています。
しかし、驚いたことに、
そのがんセンターの、
元主治医から、文書(診療情報提供書)で、
「○○の投与を控えられるようお願い申しあげます」
との依頼(?)が来ました。
その患者さんは、
がんセンターの主治医には、
緩和ケアを自宅近くでおこなっていることにして、
定期検査だけは、
がんセンターで行っていました。
私のところでは毎週腫瘍マーカーを見ていましたが、
そのがんセンターでも、月イチで測定していました。
主治医の期待通り(?)に本来ドンドン上がっていくはずの数字が、
逆に下がってくるので、
おかしいと思ったのか、
その患者さんに、
何処で何をしているのか聞いたらしく、
私のところでその○○というクスリを使っていることが、
分かったようです。
そのがんセンターでは、
「効かない」「使えない」
と言っていたクスリを健康保険で使って、
それが効いているのですから、
主治医の面目丸つぶれだったと思います。
その元主治医は、それを知るや、
そのクスリの副作用が出ているか否か、
調べてくださいました。
ほとんど副作用は無い。
と書きましたが、
一つだけ、
まだ日本での報告例は、私は見たことはありませんが、
死に至る可能性のある副作用があります。
ご丁寧にそれを、調べてくれました。
その結果、少々異常があるとのことで、
「○○の投与を控えられるようお願い申しあげます」
との書状になりました。
その程度の異常では、
まだ、そのクスリを中止しなければいけないレベルではありません。
「慎重に投与」をすれば十分に使える範囲です。
ところが、がんセンターの主治医先生は、
「投与を控えろ」だそうです。
更に、「中止すれば副作用は治まる」
とも書かれていました。
そのクスリに、そんなリスクがあることは百も承知で使っています。
しかし、そのクスリを使わずに、
その医者の言うとおり緩和ケアに行っていたら、
今、その患者さんは存在しないのです。
そのクスリを使わなければ、
その主治医が期待(?)するとおりに、
確実にガンは悪化して、患者さんは死に至ります。
元主治医が指摘してきた程度の異常では、
その「命をつなぐクスリ」を中止するレベルではないことくらい、
その医者は知っているはずです。
それなのに、
「投与を控えろ」
の真意は何処にあるのでしょうか。
私には、超有名某がんセンターの威信に賭けて、
そこの医者の言うとおりの運命を患者さんが辿ってくれなければ困る。
したがって、健康保険でも
堂々と使えるそのクスリの使用の中止を求める。
としか思えません。
下衆の勘ぐりでしょうか。
勿論、私はがんセンターの忠告どおりに、
そのクスリを中止する気持ちは毛頭ありません。
ご丁寧にご指摘いただいた副作用を観察しながら、
慎重に使っていきます。
以上 文責 梅澤 充
「緩和ケアに行ってください」
と昨年10月に、患者さんに対して
お決まりの宣告をして、
私、宛には、
「緩和ケアへ行くことを勧めております」
との書状と同時にセカンドオピニオンに紹介してきた、
超有名某がんセンターの先生から、
再び紹介状(診療情報提供書)をいただきました。
その患者さんは、
その主治医に言われたとおりに、
昨年10月に治療を断念、
ホスピス行きも考えたようですが、
やはり、まだ自宅で生活できる状態でもあり、
ご本人もご家族も諦めきれずに、
私のところに来られました。
その後、存在しないはずの治療をおこないました。
その患者さんのガンに対しては、
とても有効である可能性のあるクスリは、
そのがんセンターでは、
数年前の手術時の病理所見だけから、
「効かない」
「使えない」
とまったく無視されていました。
しかし、抗癌剤治療を続けることにより、
細胞の性質は変わってきます。
そこで、現在(昨年の11月)の細胞の状態を確認したところ、
期待していたとおり、
そのクスリが効くタイプの細胞に変わっていました。
そこですぐさま、
その副作用のほとんど無いクスリでの治療を開始しました。
予想どおり、
非常に良く効きました。
全身状態も、
データ上も改善してきています。
しかし、驚いたことに、
そのがんセンターの、
元主治医から、文書(診療情報提供書)で、
「○○の投与を控えられるようお願い申しあげます」
との依頼(?)が来ました。
その患者さんは、
がんセンターの主治医には、
緩和ケアを自宅近くでおこなっていることにして、
定期検査だけは、
がんセンターで行っていました。
私のところでは毎週腫瘍マーカーを見ていましたが、
そのがんセンターでも、月イチで測定していました。
主治医の期待通り(?)に本来ドンドン上がっていくはずの数字が、
逆に下がってくるので、
おかしいと思ったのか、
その患者さんに、
何処で何をしているのか聞いたらしく、
私のところでその○○というクスリを使っていることが、
分かったようです。
そのがんセンターでは、
「効かない」「使えない」
と言っていたクスリを健康保険で使って、
それが効いているのですから、
主治医の面目丸つぶれだったと思います。
その元主治医は、それを知るや、
そのクスリの副作用が出ているか否か、
調べてくださいました。
ほとんど副作用は無い。
と書きましたが、
一つだけ、
まだ日本での報告例は、私は見たことはありませんが、
死に至る可能性のある副作用があります。
ご丁寧にそれを、調べてくれました。
その結果、少々異常があるとのことで、
「○○の投与を控えられるようお願い申しあげます」
との書状になりました。
その程度の異常では、
まだ、そのクスリを中止しなければいけないレベルではありません。
「慎重に投与」をすれば十分に使える範囲です。
ところが、がんセンターの主治医先生は、
「投与を控えろ」だそうです。
更に、「中止すれば副作用は治まる」
とも書かれていました。
そのクスリに、そんなリスクがあることは百も承知で使っています。
しかし、そのクスリを使わずに、
その医者の言うとおり緩和ケアに行っていたら、
今、その患者さんは存在しないのです。
そのクスリを使わなければ、
その主治医が期待(?)するとおりに、
確実にガンは悪化して、患者さんは死に至ります。
元主治医が指摘してきた程度の異常では、
その「命をつなぐクスリ」を中止するレベルではないことくらい、
その医者は知っているはずです。
それなのに、
「投与を控えろ」
の真意は何処にあるのでしょうか。
私には、超有名某がんセンターの威信に賭けて、
そこの医者の言うとおりの運命を患者さんが辿ってくれなければ困る。
したがって、健康保険でも
堂々と使えるそのクスリの使用の中止を求める。
としか思えません。
下衆の勘ぐりでしょうか。
勿論、私はがんセンターの忠告どおりに、
そのクスリを中止する気持ちは毛頭ありません。
ご丁寧にご指摘いただいた副作用を観察しながら、
慎重に使っていきます。
以上 文責 梅澤 充



