昨日の「不毛の争い止めました」でも書きましたが、
当然ながら、医学は純粋な科学でなければならない側面もあります。
しかし、私は、医学は冷たい杓子定規の科学であってはならない。
と考えています。
そして、私は冷たい科学を追及する大学という組織に嫌気がさしそこを離れました。
大学を離れた理由はそれだけではありませんが、
ともかく、その組織から離れた私にできることは、
医学を単なる科学として追求することではなく、
人肌にまで温めた、患者さんに優しい、一つの道具・武器として医学を利用していくことです。
私の出身大学の校訓は、何時かも書きましたが、
「病を診ずして、病人を診よ」です。
100年以上前の学祖 高木兼寛の言葉です。
この言葉は、イロイロな受け止め方があります。
「医者が病気を診ないで、人間そのものを診るなどと思い上がったことを言うな」という
意見もあります。
正直、私も大学を卒業して医者になり10年間程度は、そのように感じていました。
しかし、今は、この言葉は思い上がりではなく、
とても優しく深い意味を持つ言葉として、とらえています。
そしてその言葉に従いたいと考えています。
本日「☆ガン患者$ミリオネア☆という言葉を創った男」さんからトラックバック頂きましたが、
その「饅頭1個食べろと言った、赤ひげ爺さん」
は、まさに、優しい医学の使い方を実践されていた(いる?)
とても尊敬すべき先生だと思います。
そのエピソードは非常に興味深く、拝読させて頂きました。
ありがとうございました。
冷たい杓子定規の科学から生み出されてくるエビデンスだけを頼りに、
そのエビデンスどおりに治療を進めるのであれば、
そこには人間である医者の存在は不要ではないでしょうか。
ロボットでも十分に可能であるように思います。
そのエビデンスを作り出すところまで、医者が行なえばイイだけではないでしょうか。
温かい道具として医学を操っていくからには、
まだ冷たい医学の中身も知っていなければなりません。
そのための努力は惜しみません。
勉強が足りないとのお叱り(?)を最近受けましたが、
完璧な人間はいないと思います。
私などは、指摘を受けるまでもなく、極めてできの悪い医者だと考えていますが、
ガン患者さんの治療を行なうに当たり、
十分とは言えないまでも、ご迷惑をおかけするほど貧弱な知識ではないと、
考えています。
逆に、完璧な治療知識を持っている医者など存在しないと考えています。
ガン治療は抗癌剤治療だけではありません。
手術も必要です。
放射線治療も重要です。
また、日本人からみると、あまり科学的には見えないかもしれませんが、
漢方医学とて人類の幸福を追求するために、長い歴史を経て進歩してきた学問であり、
理想的なガン治療を行なうのであれば、それを習得することも絶対的に必要です。
免疫治療とて、すべてが無駄という訳ではありません。
それだけでは、確かに詐欺のような治療です。
しかし、利用の仕方一つで、とても温かい道具に変身します。
それは、身をもって体験してきました。
私は、某インチキ免疫治療クリニックで、騙されたとはいえ、
その後の私のガン治療で、非常に大きく役に立っている部分もあります。
それらは、すべて使い方により温かい道具になるものです。
ガンという大敵に対し、すべての武器・道具を駆使して、
今後も、悔いのない戦いをしていきたいと考えています。
本日は、とても興味深いエピソードを教えて頂いた、
ブログからのトラックバックを頂き、
その「赤ひげ爺さん」に少しでも近づきたいとの思いを書きました。
以上 文責 梅澤 充
当然ながら、医学は純粋な科学でなければならない側面もあります。
しかし、私は、医学は冷たい杓子定規の科学であってはならない。
と考えています。
そして、私は冷たい科学を追及する大学という組織に嫌気がさしそこを離れました。
大学を離れた理由はそれだけではありませんが、
ともかく、その組織から離れた私にできることは、
医学を単なる科学として追求することではなく、
人肌にまで温めた、患者さんに優しい、一つの道具・武器として医学を利用していくことです。
私の出身大学の校訓は、何時かも書きましたが、
「病を診ずして、病人を診よ」です。
100年以上前の学祖 高木兼寛の言葉です。
この言葉は、イロイロな受け止め方があります。
「医者が病気を診ないで、人間そのものを診るなどと思い上がったことを言うな」という
意見もあります。
正直、私も大学を卒業して医者になり10年間程度は、そのように感じていました。
しかし、今は、この言葉は思い上がりではなく、
とても優しく深い意味を持つ言葉として、とらえています。
そしてその言葉に従いたいと考えています。
本日「☆ガン患者$ミリオネア☆という言葉を創った男」さんからトラックバック頂きましたが、
その「饅頭1個食べろと言った、赤ひげ爺さん」
は、まさに、優しい医学の使い方を実践されていた(いる?)
とても尊敬すべき先生だと思います。
そのエピソードは非常に興味深く、拝読させて頂きました。
ありがとうございました。
冷たい杓子定規の科学から生み出されてくるエビデンスだけを頼りに、
そのエビデンスどおりに治療を進めるのであれば、
そこには人間である医者の存在は不要ではないでしょうか。
ロボットでも十分に可能であるように思います。
そのエビデンスを作り出すところまで、医者が行なえばイイだけではないでしょうか。
温かい道具として医学を操っていくからには、
まだ冷たい医学の中身も知っていなければなりません。
そのための努力は惜しみません。
勉強が足りないとのお叱り(?)を最近受けましたが、
完璧な人間はいないと思います。
私などは、指摘を受けるまでもなく、極めてできの悪い医者だと考えていますが、
ガン患者さんの治療を行なうに当たり、
十分とは言えないまでも、ご迷惑をおかけするほど貧弱な知識ではないと、
考えています。
逆に、完璧な治療知識を持っている医者など存在しないと考えています。
ガン治療は抗癌剤治療だけではありません。
手術も必要です。
放射線治療も重要です。
また、日本人からみると、あまり科学的には見えないかもしれませんが、
漢方医学とて人類の幸福を追求するために、長い歴史を経て進歩してきた学問であり、
理想的なガン治療を行なうのであれば、それを習得することも絶対的に必要です。
免疫治療とて、すべてが無駄という訳ではありません。
それだけでは、確かに詐欺のような治療です。
しかし、利用の仕方一つで、とても温かい道具に変身します。
それは、身をもって体験してきました。
私は、某インチキ免疫治療クリニックで、騙されたとはいえ、
その後の私のガン治療で、非常に大きく役に立っている部分もあります。
それらは、すべて使い方により温かい道具になるものです。
ガンという大敵に対し、すべての武器・道具を駆使して、
今後も、悔いのない戦いをしていきたいと考えています。
本日は、とても興味深いエピソードを教えて頂いた、
ブログからのトラックバックを頂き、
その「赤ひげ爺さん」に少しでも近づきたいとの思いを書きました。
以上 文責 梅澤 充



