ある患者さんから聞いた話です。
チェーン展開をしている、
有名なスパゲティー屋さん(パスタと言うの?)でのことです。
粉チーズがあまり好きではない客が、
スパゲティーを頼んだ時に、
「粉チーズは、かけないでください」
と店員に注文したところ、
「そのようなことはできません」
「味が変わることになりますので」
との返事が返ってきたそうです。
まったくのマニュアルどおりのモノしか出さないようです。
そして対応も然りです。
私なら、その場で、その店員を怒鳴りつけるか、
店長を呼び出し説教します。
あるいは、その店を即座に出ます。
がんセンター、大学病院での
標準的抗癌剤治療もまったく同じですね。
客「副作用が辛いから抗癌剤の量を減らしてください」
店員1「それでは意味がありません」
店員2「そんなことをしたら効きません」
店員3「エビデンスが無いからダメです」
医療はスパゲティー屋と同じサービス業です。
患者という顧客が
「それでいい」
と、言っているのであれば、
顧客の言うとおりにするべきだと思いますが、
ほとんどの病院では絶対にしてくれません。
勿論、抗癌剤の量を減らすという行為で、
標準ではなくなったその治療が、
患者という顧客にとって、
間違いなく不利である、
ということが証明されているであれば、
あるいは、標準的抗癌剤治療をおこなえば、
たとえ副作用が辛くても、
確実な利益が得られるという保証でもあるなら、
その証拠を開示して、
顧客である患者さんに説明したうえで、
それに客が納得してはじめておこなえるはずですが、
顧客の希望ははじめから完全に無視され、
すべて病院・医者主導で、
医療というサービスは提供されていきます。
その根拠は貧粗なエビデンスだけです。
何回も書いている通り、
エビデンスとは、
一人一人の患者さんの治療効果を保障してくれるものではありません。
数千、数万人のガン患者集団に対して、
全員一律にその治療をおこなったときの治療効果を示しているだけです。
「30%の患者に奏功する」というエビデンスは、
「70%の患者には奏功しない」というエビデンスでもあります。
また、肺ガンのように
生存期間中央値が10ヶ月というエビデンスは、
「その治療を行えば、10ヶ月以内に確実に半分の患者さん死ぬ」
というエビデンスでもあります。
ほとんどの抗癌剤治療のエビデンスは、
生存期間中央値○○カ月、
すなわち○○カ月以内に半数の患者さんは死ぬ。
という誰も望まないものです。
粉チーズが好きでないように、
多くの患者さんは、
副作用なんか嫌いなはずです。
その好きでもない副作用ばかり、
山ほど振りかけられた挙句、
味わえるのはエビデンスだけです。
テレビコマーシャルで、
ファミリーレストランのようなところで、
ロボットが店員として働いている画面が流れていますが、
現在の標準的抗癌剤治療も、
医者でなくてもエビデンスだけ知っていれば、
ロボットでも十分に執行することができます。
コンピューターにお客さんの身長と体重、
それに病名だけを入力すれば、
「セイトザイAト、ステロイドヲ○○ミリグラム、テンテキセヨ」
ツギニ「コウガンザイBヲ○○ミリグラム、ロクジュップンデ、テンテキセヨ」
ツギニ「コウガンザイCヲ○○ミリグラム、キュウジュップンデ、テンテキセヨ」
と出てきます。
その指示を受け、
お客さんの静脈に点滴の針を刺すのは看護師がします。
そして、看護師が、
「患者さんが辛いと言っています」
と入力をすると、
「ワガママヲ、イワセルナ、ガマンサセロ」
と指示されます。
効果判定も決められた時期に、
検査を行い、それをコンピューターが判定します。
治療効果が認められないと、
「モハヤ、チリョウホウホウハ、アリマセン、
ホスピスへ、イクコトヲ、オススメシマス、
サヨウナラ。」
で、すべて終了します。
抗癌剤治療に医者は必要なくなる日は遠くないように感じます。
エビデンス中毒の医者がおこなっているガン治療は、
コンピューターで十分に代用可能です。
医者不足も解消されるかも知れません。
ところで、世間は、本日でとりあえず黄金週間は終了のようです。
おかげさまで、私には、
強力な皺寄せ第3弾と、第4弾が待っています。
本日はそれに備えて(?)、
完全休養日にしました。
一日中家にいることなど、
1年間でほとんどないのですが、(今年2回目・・・・?)
快晴の今日は、窓の外では、
近くの小石川植物園(昔の小石川養生所があったところです)
から飛んでくる、たくさんの野鳥が賑やかに鳴いています。
窓を開け放して、鳥の声を聞くのも良いものですね。
以上 文責 梅澤 充
追記:コメントいただいた、“まいくま”さん、
あなたの手術は、あの先生ならば、絶対に成功します。
彼しか、あの手術をできる外科医はいません。
安心して、手術を受けて根治しましょう。
その後の、万が一の再発予防は、
私が責任を持っておこないます。
エビデンスは無い治療ですけど・・・
チェーン展開をしている、
有名なスパゲティー屋さん(パスタと言うの?)でのことです。
粉チーズがあまり好きではない客が、
スパゲティーを頼んだ時に、
「粉チーズは、かけないでください」
と店員に注文したところ、
「そのようなことはできません」
「味が変わることになりますので」
との返事が返ってきたそうです。
まったくのマニュアルどおりのモノしか出さないようです。
そして対応も然りです。
私なら、その場で、その店員を怒鳴りつけるか、
店長を呼び出し説教します。
あるいは、その店を即座に出ます。
がんセンター、大学病院での
標準的抗癌剤治療もまったく同じですね。
客「副作用が辛いから抗癌剤の量を減らしてください」
店員1「それでは意味がありません」
店員2「そんなことをしたら効きません」
店員3「エビデンスが無いからダメです」
医療はスパゲティー屋と同じサービス業です。
患者という顧客が
「それでいい」
と、言っているのであれば、
顧客の言うとおりにするべきだと思いますが、
ほとんどの病院では絶対にしてくれません。
勿論、抗癌剤の量を減らすという行為で、
標準ではなくなったその治療が、
患者という顧客にとって、
間違いなく不利である、
ということが証明されているであれば、
あるいは、標準的抗癌剤治療をおこなえば、
たとえ副作用が辛くても、
確実な利益が得られるという保証でもあるなら、
その証拠を開示して、
顧客である患者さんに説明したうえで、
それに客が納得してはじめておこなえるはずですが、
顧客の希望ははじめから完全に無視され、
すべて病院・医者主導で、
医療というサービスは提供されていきます。
その根拠は貧粗なエビデンスだけです。
何回も書いている通り、
エビデンスとは、
一人一人の患者さんの治療効果を保障してくれるものではありません。
数千、数万人のガン患者集団に対して、
全員一律にその治療をおこなったときの治療効果を示しているだけです。
「30%の患者に奏功する」というエビデンスは、
「70%の患者には奏功しない」というエビデンスでもあります。
また、肺ガンのように
生存期間中央値が10ヶ月というエビデンスは、
「その治療を行えば、10ヶ月以内に確実に半分の患者さん死ぬ」
というエビデンスでもあります。
ほとんどの抗癌剤治療のエビデンスは、
生存期間中央値○○カ月、
すなわち○○カ月以内に半数の患者さんは死ぬ。
という誰も望まないものです。
粉チーズが好きでないように、
多くの患者さんは、
副作用なんか嫌いなはずです。
その好きでもない副作用ばかり、
山ほど振りかけられた挙句、
味わえるのはエビデンスだけです。
テレビコマーシャルで、
ファミリーレストランのようなところで、
ロボットが店員として働いている画面が流れていますが、
現在の標準的抗癌剤治療も、
医者でなくてもエビデンスだけ知っていれば、
ロボットでも十分に執行することができます。
コンピューターにお客さんの身長と体重、
それに病名だけを入力すれば、
「セイトザイAト、ステロイドヲ○○ミリグラム、テンテキセヨ」
ツギニ「コウガンザイBヲ○○ミリグラム、ロクジュップンデ、テンテキセヨ」
ツギニ「コウガンザイCヲ○○ミリグラム、キュウジュップンデ、テンテキセヨ」
と出てきます。
その指示を受け、
お客さんの静脈に点滴の針を刺すのは看護師がします。
そして、看護師が、
「患者さんが辛いと言っています」
と入力をすると、
「ワガママヲ、イワセルナ、ガマンサセロ」
と指示されます。
効果判定も決められた時期に、
検査を行い、それをコンピューターが判定します。
治療効果が認められないと、
「モハヤ、チリョウホウホウハ、アリマセン、
ホスピスへ、イクコトヲ、オススメシマス、
サヨウナラ。」
で、すべて終了します。
抗癌剤治療に医者は必要なくなる日は遠くないように感じます。
エビデンス中毒の医者がおこなっているガン治療は、
コンピューターで十分に代用可能です。
医者不足も解消されるかも知れません。
ところで、世間は、本日でとりあえず黄金週間は終了のようです。
おかげさまで、私には、
強力な皺寄せ第3弾と、第4弾が待っています。
本日はそれに備えて(?)、
完全休養日にしました。
一日中家にいることなど、
1年間でほとんどないのですが、(今年2回目・・・・?)
快晴の今日は、窓の外では、
近くの小石川植物園(昔の小石川養生所があったところです)
から飛んでくる、たくさんの野鳥が賑やかに鳴いています。
窓を開け放して、鳥の声を聞くのも良いものですね。
以上 文責 梅澤 充
追記:コメントいただいた、“まいくま”さん、
あなたの手術は、あの先生ならば、絶対に成功します。
彼しか、あの手術をできる外科医はいません。
安心して、手術を受けて根治しましょう。
その後の、万が一の再発予防は、
私が責任を持っておこないます。
エビデンスは無い治療ですけど・・・



