5月12日の「気になるコメント」で、
病気腎移植のことを書きました。
多くの波は立ちましたが、
かの医師はけっして異端者やトンデモ医者ではないと思う、
と書いてきたところ、
偶然、昨日発のインターネット配信の共同通信社の記事を本日見ました。
悩める患者さんの方には向いていないことが、
またも、ハッキリと見えてきたように思います。
あの移植手術を行った、かの医者が、
移植学会の学会長などの経験者であれば、
皆、拍手喝采で、
「悩める患者のための画期的な治療!」
と認めらていたのではないでしょうか。
一個人病院の医者の業績は認めてはならないのではないでしょうか。
大学病院の医者でなければならないのだと思います。
インフォームドコンセントの不足、
実験的治療であったことが、
問題であるった、
とのコメントもいただきましたが、
現場の真実を無視した番組を信じてしまったならば、
当然そのように、感じてしまうと思います。
インフォームドコンセントは重要です。
それは、私の大好きな国立がんセンターが提唱してるとおりです。
しかし、そのがんセンターとて、
どれだけ十分なインフォームドコンセントを得ているでしょうか。
その国立がんセンターで治療を受けていて、
私のところにセカンドオピニオンに来られた患者さんで、
十分な説明を受け、
その上で治療に同意されていた患者さんは、
一人もいません。
インフォームドコンセントの重要性を、
日本で一番強調している病院で、
それが実行されてはいません。
マスコミはその事実には一切触れません。
マスメディアの報道とはその程度のものです。
あの場合、
かの医者をインフォームドコンセントなど無しに、
実験的な手術を行っていた、
トンでもない悪徳医者に仕立て上げれば、
視聴率が上がる。
それだけしか考えていなかったように思います。
また、「あの医者が記者会見で開き直っていた態度が問題」
との指摘がありましたが。
患者のためと思って、
治療をしてきた挙句に
マスコミからの寄って集っての仕打ちですから、
しかも、コメントでもいただいたように、
そのマスコミは、
その医者は本当の悪者ではないことを知っての上での行為ですから、
そんな輩にイイ顔ができる人間などいないと思います。
マスコミによって、
自らも悪人であるかのように振舞うように仕立てられた思います。
かの医者とて、
病気の腎臓を移植することが、
まっとうな、誰もがもろ手を挙げて賛成する治療方法であるとは、
思っていはいなかったのではないでしょうか。
医者として多少の後ろめたさはあったのだと思います。
しかし、悩める多くの患者のためには、
その後ろめたい気持ちは捨てなければならなかったのだと思います。
私も、同じような状況を感じることはしばしばあります。
この状態での治療は流石に厳しい、
このまま、何もしないで、
順当にガンが患者さんを殺してくれれば、
誰も悩むことはない、
でも、患者さんは最期までガン治療を望んでいる。
というような場面です。
最悪の全身状態で、
たとえ害は無いと思われる治療でも、
その治療をした途端に患者さんが絶命したならば、
「その治療で患者さんを殺した」
と、ご家族、世間は医者を非難する。
医者の心の葛藤など、
マスコミはまったく無視して、
視聴率稼ぎだけに走る。
最悪、医者の業務上過失致死での逮捕すら起こりうる国ですから、
医者も覚悟が必要です。
かの医者はその覚悟をされていたと思います。
そのような覚悟ができる医者はほとんどいません。
その覚悟のうえでも、
それをヨシとしない人間から、
イジメを受ける。
それが、今の日本の医療の構図のように感じます。
やはり、学会が推奨する標準治療だけをおこなっていくのが、
医者にとっては一番無難です。
しかし、あの移植手術が、
患者のためであり、
今後も認められる道筋ができたことは本当に喜ばしいことです。
同時に、大いに面子を潰された学会には
猛省を期待したいと思います。
以上 文責 梅澤 充
病気腎移植のことを書きました。
多くの波は立ちましたが、
かの医師はけっして異端者やトンデモ医者ではないと思う、
と書いてきたところ、
偶然、昨日発のインターネット配信の共同通信社の記事を本日見ました。
【2008年5月13日】
治療のために摘出した腎臓を別の患者の移植に用いる「病気腎移植」について
検討してきた超党派の国会議員グループが12日までに、第三者による客観評価などを
条件に、容認できるとする見解案をまとめた。
13日に開く会合で正式決定する見通しだが、日本移植学会や厚生労働省の見解とは
対立しており、波紋を広げそうだ。
このグループは「修復腎移植問題を考える超党派の会」(会長・杉浦正健(すぎうら・せいけん)元法相)
見解案は、宇和島徳洲会病院の万波誠(まんなみ・まこと)医師らが実施した病気腎移植をめぐっては、ネフローゼなどの良性疾患での腎臓摘出や、提供者(ドナー)
となった患者へのインフォームドコンセント(十分な説明と同意)などについて
「適切だったか疑問がある」と指摘。
だが、直径3〜4センチの腎臓がんの患者で、本人の希望による腎臓摘出が今後も
「相当割合ある」としたうえ、通常の移植に提供される腎臓の「絶対的不足は看過し得ない」とし「第三者委員会によるドナーの疾患の客観的な評価や、適切なインフォームドコンセントの確認を要件とすれば認められる」と結論付けた。
病気腎移植をめぐり日本移植学会などは昨年3月、医学的妥当性を否定する見解を発表。厚労省も昨年、病気腎移植の原則禁止を臓器移植法の運用指針に盛り込んだ。
悩める患者さんの方には向いていないことが、
またも、ハッキリと見えてきたように思います。
あの移植手術を行った、かの医者が、
移植学会の学会長などの経験者であれば、
皆、拍手喝采で、
「悩める患者のための画期的な治療!」
と認めらていたのではないでしょうか。
一個人病院の医者の業績は認めてはならないのではないでしょうか。
大学病院の医者でなければならないのだと思います。
インフォームドコンセントの不足、
実験的治療であったことが、
問題であるった、
とのコメントもいただきましたが、
現場の真実を無視した番組を信じてしまったならば、
当然そのように、感じてしまうと思います。
インフォームドコンセントは重要です。
それは、私の大好きな国立がんセンターが提唱してるとおりです。
しかし、そのがんセンターとて、
どれだけ十分なインフォームドコンセントを得ているでしょうか。
その国立がんセンターで治療を受けていて、
私のところにセカンドオピニオンに来られた患者さんで、
十分な説明を受け、
その上で治療に同意されていた患者さんは、
一人もいません。
インフォームドコンセントの重要性を、
日本で一番強調している病院で、
それが実行されてはいません。
マスコミはその事実には一切触れません。
マスメディアの報道とはその程度のものです。
あの場合、
かの医者をインフォームドコンセントなど無しに、
実験的な手術を行っていた、
トンでもない悪徳医者に仕立て上げれば、
視聴率が上がる。
それだけしか考えていなかったように思います。
また、「あの医者が記者会見で開き直っていた態度が問題」
との指摘がありましたが。
患者のためと思って、
治療をしてきた挙句に
マスコミからの寄って集っての仕打ちですから、
しかも、コメントでもいただいたように、
そのマスコミは、
その医者は本当の悪者ではないことを知っての上での行為ですから、
そんな輩にイイ顔ができる人間などいないと思います。
マスコミによって、
自らも悪人であるかのように振舞うように仕立てられた思います。
かの医者とて、
病気の腎臓を移植することが、
まっとうな、誰もがもろ手を挙げて賛成する治療方法であるとは、
思っていはいなかったのではないでしょうか。
医者として多少の後ろめたさはあったのだと思います。
しかし、悩める多くの患者のためには、
その後ろめたい気持ちは捨てなければならなかったのだと思います。
私も、同じような状況を感じることはしばしばあります。
この状態での治療は流石に厳しい、
このまま、何もしないで、
順当にガンが患者さんを殺してくれれば、
誰も悩むことはない、
でも、患者さんは最期までガン治療を望んでいる。
というような場面です。
最悪の全身状態で、
たとえ害は無いと思われる治療でも、
その治療をした途端に患者さんが絶命したならば、
「その治療で患者さんを殺した」
と、ご家族、世間は医者を非難する。
医者の心の葛藤など、
マスコミはまったく無視して、
視聴率稼ぎだけに走る。
最悪、医者の業務上過失致死での逮捕すら起こりうる国ですから、
医者も覚悟が必要です。
かの医者はその覚悟をされていたと思います。
そのような覚悟ができる医者はほとんどいません。
その覚悟のうえでも、
それをヨシとしない人間から、
イジメを受ける。
それが、今の日本の医療の構図のように感じます。
やはり、学会が推奨する標準治療だけをおこなっていくのが、
医者にとっては一番無難です。
しかし、あの移植手術が、
患者のためであり、
今後も認められる道筋ができたことは本当に喜ばしいことです。
同時に、大いに面子を潰された学会には
猛省を期待したいと思います。
以上 文責 梅澤 充



