とても悲しいお別れを時々経験します。
といっても、
患者さんが旅立たれたのではありません。
ある意味、もっと悲しい、遣る瀬のないお別れです。
費用の問題で、
治療継続が不可能になってしまった、
という状態です。
すべて健康保険の範囲内だけで治療をおこなっていても、
経済的に医療費の負担を続けることは不可能。
という状況に陥ってしまう患者さんもいます。
そして、
「治療を続けられなくなった」
といって、病院へお別れに来ます。
何とも言えない虚しさを感じます。
たしかに、
健康保険といえどもガン治療をするとなれば、
毎月何万円かは必ずかかります。
その上、収入の減少を余儀なくされる患者さんも少なくありません。
治療ができない患者さんがでてくるのも当然かも知れません。
格差社会はある程度は仕方がないと思います。
しかし、ガン治療を受けることができない患者さんがいることは、
由々しき問題だと思います。
日本も近々、アメリカのように、
治療費の払えない患者さんは、
無料の治験を受ける、
という流れができあがるのでしょうか。
しかし、そうなると、
一昨日の「たくさんのネズミたち」
で書いたように、
まるで実験に供されるネズミのごとく扱われる患者さんが、
ゾロゾロと出てきて、
そこから抽出されたエビデンスに則った、
これまた無味乾燥な、
すべての個性を無視した標準治療だけが、
粛々と執行されていくような気がします。
本日もその無味乾燥、
個性無視の標準治療から逃げて来られた患者さんが、
何人も来られました。
多くの患者さんは、
ご自身だけのことを考えてた治療を
望んでいるはずです。
しかし、現在の格差社会が、
その希望から遠ざけてしまう、
“誰でも均一治療社会”に変えてしまうのも知れません。
皮肉な話です。
本日も時間がありません。
終わりにします。
以上 文責 梅澤 充
といっても、
患者さんが旅立たれたのではありません。
ある意味、もっと悲しい、遣る瀬のないお別れです。
費用の問題で、
治療継続が不可能になってしまった、
という状態です。
すべて健康保険の範囲内だけで治療をおこなっていても、
経済的に医療費の負担を続けることは不可能。
という状況に陥ってしまう患者さんもいます。
そして、
「治療を続けられなくなった」
といって、病院へお別れに来ます。
何とも言えない虚しさを感じます。
たしかに、
健康保険といえどもガン治療をするとなれば、
毎月何万円かは必ずかかります。
その上、収入の減少を余儀なくされる患者さんも少なくありません。
治療ができない患者さんがでてくるのも当然かも知れません。
格差社会はある程度は仕方がないと思います。
しかし、ガン治療を受けることができない患者さんがいることは、
由々しき問題だと思います。
日本も近々、アメリカのように、
治療費の払えない患者さんは、
無料の治験を受ける、
という流れができあがるのでしょうか。
しかし、そうなると、
一昨日の「たくさんのネズミたち」
で書いたように、
まるで実験に供されるネズミのごとく扱われる患者さんが、
ゾロゾロと出てきて、
そこから抽出されたエビデンスに則った、
これまた無味乾燥な、
すべての個性を無視した標準治療だけが、
粛々と執行されていくような気がします。
本日もその無味乾燥、
個性無視の標準治療から逃げて来られた患者さんが、
何人も来られました。
多くの患者さんは、
ご自身だけのことを考えてた治療を
望んでいるはずです。
しかし、現在の格差社会が、
その希望から遠ざけてしまう、
“誰でも均一治療社会”に変えてしまうのも知れません。
皮肉な話です。
本日も時間がありません。
終わりにします。
以上 文責 梅澤 充



