愉快ではないコメントをいただいた後、
まさに私が考えているとおりの
とても素敵なコメントをいただきました。
再掲します
本当に素晴らしい考え方ですね。
ガンという病気を見つめていると、
本当に「患者さんの身体自身がガンをコントロールしている」
と感じることがしばしばあります。
特に、乳ガンや卵巣ガン、前立腺ガンなど、
穏やかなガンでは、頻繁にそのように感じます。
ガンをコントロールしている主体は、
恐らくは免疫力ということになると思いますが、
その免疫力とは、
極めて複雑なメカニズムで動いているように感じます。
その一つは、
精神的な動きです。
これは、免疫力を大きく動かしている感じがします。
子供の離婚を契機に安定していた病状が一気に悪化する。
孫が病気になれば、
おばあちゃんのガンも同時に悪化する。
そのように、ご本人の身体とは直接関係の無いことでの、
病状の変化は珍しくありません。
健気な免疫力が、
少量の抗癌剤と協調して、
一所懸命にガンと戦ってくれている証のように思います。
それが、精神的な動揺により、
一気に崩れるというメカニズムではないかと想像されます。
憎きガン細胞と戦うということは、
精神的に免疫力を奮い立たせることも必要であるような気がします。
それが、ご自身の身近なご家族の心配事により、
その精神力を維持することができなくなる。
免疫力が低下する。
すると病状の悪化を見る。
という構図のように思えます。
勿論、エビデンスも何にも無い、
私の妄想かも知れませんが、
毎日一人一人の患者さんを診ていると、
確実に感じられる事実です。
「孫の顔がクスリになる」
といわれる患者さんもいますが、
そのとおりだと思います。
下手な抗癌剤治療より、余程よく効くように感じます。
以前にも書いたことがありますが、
人間の身体が耐え得る最大耐用量の抗癌剤を使っての
標準治療では、その激しい副作用が故、
ガンと戦うという意識まで吹き飛ばしてしまっているように感じます。
極めて過酷な副作用のために、
患者さんは、はじめから戦意喪失の状態になってしまうのではないでしょうか。
あるいは、あまりの副作用に耐えかねて、
生きていたいという気力を、失ってしまうのかも知れません。
もっとも、標準的に大量の抗癌剤を投入する治療では、
こころだけではなく、
肉体的な全身状態もボロボロになりますから、
免疫云々はまったく関係無い次元の話です。
そのような治療が最善の治療だとは到底思えません。
何回もしつこく書いているとおりです。
勿論、その治療のエビデンスとなっている数字も、
それに満足する患者さんはいないと思います。
そのような貧弱な数字しか出てこない原因の一つは、
激しい副作用が故の、
生きていたいという意識の低下にあるのかも知れません。
あれほど過酷な副作用に悩まされながら、
人生を楽しもうと考えられる患者さんは多くは無いと思います。
勿論、副作用を感じなかったという患者さんでは、
長生きできるのではないでしょうか。
病気をコントロールする患者さん自身の身体に相談しながら、
リーダーに、逐一お伺いを立てながら治療をしていくほうが
遥かに長生きできるはずです。
勿論、ガンと戦うときに抗癌剤という武器は絶対に必要です。
しかし、その諸刃の剣である抗癌剤という武器の刃で
患者さんの身体を傷つけない程度に使わなければなりません。
すべての人間にまったく同じクスリを同じ量投入し、
患者さんの身体も死なない程度にまで傷つけるという、
十把一絡げの標準的抗癌剤治療ではなく、
個々の患者さんのリーダーに相談しながら、
抗癌剤治療の種類・量を決めながら治療をおこなうべきです。
コメントのとおり、
ガン治療で最も重要な働き手は、
患者さんの身体自身であり、
リーダーは患者さんのこころです。
偶然、まぐれ当たりかも知れませんが、
最近、抗癌剤治療に行き詰まり、
あるサプリメントをはじめた途端に、
病状の著明な改善を見た患者さんが数名続きましたので、
やはり、責めの道具である抗癌剤一辺倒ではダメだ、
と考えていたところのコメントでしたので、
とても嬉しく拝見しました。
ありがとうございました。
以上 文責 梅澤 充
まさに私が考えているとおりの
とても素敵なコメントをいただきました。
再掲します
わたしがリーダー
はじめまして。34歳、乳がんです。
手術を終えて一ヶ月経ちました。放射線治療中です。
がんって、自分自身が作り出したものですよね。
これはラッキーなことだと思っています。
自分が作ったんだから、自分がちゃんと責任を持ってがんに対応したら、
ちゃんと治ってくれるはず。この身体のリーダーは私なのですよ。
がん細胞じゃないのですよって、身体に言い聞かせてます。
勝手なことはさせません(笑)このがんをそして治療を主治医や
誰かの責任におしつけたら、文句ばかりでてきちゃうのではないのかなと思います。
そう思えるのは私の主治医が良い方だからかもしれませんね。
本当に素晴らしい考え方ですね。
ガンという病気を見つめていると、
本当に「患者さんの身体自身がガンをコントロールしている」
と感じることがしばしばあります。
特に、乳ガンや卵巣ガン、前立腺ガンなど、
穏やかなガンでは、頻繁にそのように感じます。
ガンをコントロールしている主体は、
恐らくは免疫力ということになると思いますが、
その免疫力とは、
極めて複雑なメカニズムで動いているように感じます。
その一つは、
精神的な動きです。
これは、免疫力を大きく動かしている感じがします。
子供の離婚を契機に安定していた病状が一気に悪化する。
孫が病気になれば、
おばあちゃんのガンも同時に悪化する。
そのように、ご本人の身体とは直接関係の無いことでの、
病状の変化は珍しくありません。
健気な免疫力が、
少量の抗癌剤と協調して、
一所懸命にガンと戦ってくれている証のように思います。
それが、精神的な動揺により、
一気に崩れるというメカニズムではないかと想像されます。
憎きガン細胞と戦うということは、
精神的に免疫力を奮い立たせることも必要であるような気がします。
それが、ご自身の身近なご家族の心配事により、
その精神力を維持することができなくなる。
免疫力が低下する。
すると病状の悪化を見る。
という構図のように思えます。
勿論、エビデンスも何にも無い、
私の妄想かも知れませんが、
毎日一人一人の患者さんを診ていると、
確実に感じられる事実です。
「孫の顔がクスリになる」
といわれる患者さんもいますが、
そのとおりだと思います。
下手な抗癌剤治療より、余程よく効くように感じます。
以前にも書いたことがありますが、
人間の身体が耐え得る最大耐用量の抗癌剤を使っての
標準治療では、その激しい副作用が故、
ガンと戦うという意識まで吹き飛ばしてしまっているように感じます。
極めて過酷な副作用のために、
患者さんは、はじめから戦意喪失の状態になってしまうのではないでしょうか。
あるいは、あまりの副作用に耐えかねて、
生きていたいという気力を、失ってしまうのかも知れません。
もっとも、標準的に大量の抗癌剤を投入する治療では、
こころだけではなく、
肉体的な全身状態もボロボロになりますから、
免疫云々はまったく関係無い次元の話です。
そのような治療が最善の治療だとは到底思えません。
何回もしつこく書いているとおりです。
勿論、その治療のエビデンスとなっている数字も、
それに満足する患者さんはいないと思います。
そのような貧弱な数字しか出てこない原因の一つは、
激しい副作用が故の、
生きていたいという意識の低下にあるのかも知れません。
あれほど過酷な副作用に悩まされながら、
人生を楽しもうと考えられる患者さんは多くは無いと思います。
勿論、副作用を感じなかったという患者さんでは、
長生きできるのではないでしょうか。
病気をコントロールする患者さん自身の身体に相談しながら、
リーダーに、逐一お伺いを立てながら治療をしていくほうが
遥かに長生きできるはずです。
勿論、ガンと戦うときに抗癌剤という武器は絶対に必要です。
しかし、その諸刃の剣である抗癌剤という武器の刃で
患者さんの身体を傷つけない程度に使わなければなりません。
すべての人間にまったく同じクスリを同じ量投入し、
患者さんの身体も死なない程度にまで傷つけるという、
十把一絡げの標準的抗癌剤治療ではなく、
個々の患者さんのリーダーに相談しながら、
抗癌剤治療の種類・量を決めながら治療をおこなうべきです。
コメントのとおり、
ガン治療で最も重要な働き手は、
患者さんの身体自身であり、
リーダーは患者さんのこころです。
偶然、まぐれ当たりかも知れませんが、
最近、抗癌剤治療に行き詰まり、
あるサプリメントをはじめた途端に、
病状の著明な改善を見た患者さんが数名続きましたので、
やはり、責めの道具である抗癌剤一辺倒ではダメだ、
と考えていたところのコメントでしたので、
とても嬉しく拝見しました。
ありがとうございました。
以上 文責 梅澤 充