ガンが絶望的に進行してしまった場合、
悪液質という病態が発生することがあります。
簡単にいえば栄養失調です。
食物を摂取してもそれが栄養にならない状態に陥ります。
人間は生きていけなくなります。
時々、ガンが相当に進行している患者さんの
セカンドオピニオンをしますが
そのような患者さんで、
自ら栄養失調に陥っているかたをよく見かけます。
3月6日の「殺人行為」
でも書きましたが、
ガンを背負っていようがいまいが、
人間が生きていくためには、
カロリーの摂取が絶対に必要です。
完全に寝たきり状態でも、
最低限でも1日1200カロリーが必要です。
一般的に普通の生活をしていく上では
最低1400カロリー以上は必要です。
しかし、病院での点滴栄養も終わりにされ、
退院してきたのはいいのですが、
「ほとんど口から食物を入れることができない」
すなわち、食べることができない患者さんも少なくなりありません。
ご自宅で食べている食事の内容を考えると、
1日600〜800カロリー程度しか入っていない、
と思われる患者さんもいます。
これでは生きていけません。
いずれ餓死してしまいます。
ガンが大きく進行したが故に食事が摂れなくなった状態の患者さんに対して、
勿論、標準治療をすることはほとんどありません。
「緩和ケアにしましょう」と言われ、
3月6日にも書いた「殺人処方」が出されます。
大量の抗癌剤治療を使う標準治療では、
ガンが大きく縮小して、
再び食事が摂れるようになるという、
淡い希望もありますが、
ガンを大きく縮小させるだけの大量の抗癌剤は、
食事摂取が不可能な患者さんでは、
多くの場合できません。
少量の抗癌剤を使った、
「ガンの増大を抑えて延命するための治療」しかできないと思います。
そうなると、食事がシッカリと摂れないと、
ガンの増大が抑えられても、
患者さんは餓死してしまいます。
何のためのガン治療をしているのか分かりません。
ガン治療をおこなうためには、
先ず、栄養状態の管理が絶対的に必要です。
現在、まったく経口食事摂取が不可能な患者さんも何人も診ています。
健康保険で在宅での高カロリー点滴ができるようになっています。
それを使えば、
まったく飲まず喰わずでも
人間は生きていくことができます。
また、病院からクスリとして処方できる
液体の栄養補助食品などもあります。
固形物はまったく食べることはできなくても、
それだけで生命を支えていくことも可能です。
その生命を支えていく状態ができあがって
はじめて抗癌剤治療がはじまります。
入院中に、食事ができないのに、
不幸にして、絶対的にカロリー不足の点滴だけをされているのであれば、
それは、医者の責任問題です。
しかし、ご自宅に帰られたなら、
栄養管理は患者さんの自己責任です。
ガン治療を望まれるのであれば、
先ず、患者さんご自身がシッカリと生命を支えていくだけの、
栄養管理をしなければなりません。
もし、口から栄養を入れることができないのであれば、
高カロリー点滴をすぐにはじめてもらうべきです。
「高カロリー点滴などするとガンに栄養を与える」
と、バカなことを言う人間もいますが、
カロリーを与えなければ、
人間は確実に死にます。
飲まず喰わずで生きていられる人間はいません。
現在、あまり食事が摂れていない患者さんでは、
その、あまりにも当たり前のことを、
思い出してください。
もっとも、患者さんが死ねば、
憎きガンも確実に死にますが・・・・
以上 文責 梅澤 充
悪液質という病態が発生することがあります。
簡単にいえば栄養失調です。
食物を摂取してもそれが栄養にならない状態に陥ります。
人間は生きていけなくなります。
時々、ガンが相当に進行している患者さんの
セカンドオピニオンをしますが
そのような患者さんで、
自ら栄養失調に陥っているかたをよく見かけます。
3月6日の「殺人行為」
でも書きましたが、
ガンを背負っていようがいまいが、
人間が生きていくためには、
カロリーの摂取が絶対に必要です。
完全に寝たきり状態でも、
最低限でも1日1200カロリーが必要です。
一般的に普通の生活をしていく上では
最低1400カロリー以上は必要です。
しかし、病院での点滴栄養も終わりにされ、
退院してきたのはいいのですが、
「ほとんど口から食物を入れることができない」
すなわち、食べることができない患者さんも少なくなりありません。
ご自宅で食べている食事の内容を考えると、
1日600〜800カロリー程度しか入っていない、
と思われる患者さんもいます。
これでは生きていけません。
いずれ餓死してしまいます。
ガンが大きく進行したが故に食事が摂れなくなった状態の患者さんに対して、
勿論、標準治療をすることはほとんどありません。
「緩和ケアにしましょう」と言われ、
3月6日にも書いた「殺人処方」が出されます。
大量の抗癌剤治療を使う標準治療では、
ガンが大きく縮小して、
再び食事が摂れるようになるという、
淡い希望もありますが、
ガンを大きく縮小させるだけの大量の抗癌剤は、
食事摂取が不可能な患者さんでは、
多くの場合できません。
少量の抗癌剤を使った、
「ガンの増大を抑えて延命するための治療」しかできないと思います。
そうなると、食事がシッカリと摂れないと、
ガンの増大が抑えられても、
患者さんは餓死してしまいます。
何のためのガン治療をしているのか分かりません。
ガン治療をおこなうためには、
先ず、栄養状態の管理が絶対的に必要です。
現在、まったく経口食事摂取が不可能な患者さんも何人も診ています。
健康保険で在宅での高カロリー点滴ができるようになっています。
それを使えば、
まったく飲まず喰わずでも
人間は生きていくことができます。
また、病院からクスリとして処方できる
液体の栄養補助食品などもあります。
固形物はまったく食べることはできなくても、
それだけで生命を支えていくことも可能です。
その生命を支えていく状態ができあがって
はじめて抗癌剤治療がはじまります。
入院中に、食事ができないのに、
不幸にして、絶対的にカロリー不足の点滴だけをされているのであれば、
それは、医者の責任問題です。
しかし、ご自宅に帰られたなら、
栄養管理は患者さんの自己責任です。
ガン治療を望まれるのであれば、
先ず、患者さんご自身がシッカリと生命を支えていくだけの、
栄養管理をしなければなりません。
もし、口から栄養を入れることができないのであれば、
高カロリー点滴をすぐにはじめてもらうべきです。
「高カロリー点滴などするとガンに栄養を与える」
と、バカなことを言う人間もいますが、
カロリーを与えなければ、
人間は確実に死にます。
飲まず喰わずで生きていられる人間はいません。
現在、あまり食事が摂れていない患者さんでは、
その、あまりにも当たり前のことを、
思い出してください。
もっとも、患者さんが死ねば、
憎きガンも確実に死にますが・・・・
以上 文責 梅澤 充



