イロイロな患者さんがいます。
私が診ている患者さんの多くは、
ガンという病気を背負い、
それを治したい、
あるいは、治ることはなくても、
少しでも、長い時間生きていたい、
それも、苦痛を伴う治療ではなく、生きたい。
と考えて定期的に通院して来られています。
そして、一所懸命に治療に励んでおられます。
しかし、稀ですが、中には、
「クスリは副作用があるから」との理由で、
処方したクスリの内服を勝手に止めてしまう患者さんもいます。
実際のそのクスリの副作用を感じているわけではありません。
クスリには副作用は必ずあります。
しかし、ガンを放置すれば、
その副作用以上の恐ろしい事態が、
必ず訪れます。
「副作用があるから止める」は
少々極端な患者さんですが、
調剤薬局からもらう、
処方されているクスリの説明書を読んで、
「これは必要無い」
と勝手に判断されて止めてしまう患者さんは少なくありません。
クスリには、ウラの使い方がたくさんあります。
所謂、そのクスリの本来の目的とは違う効果を期待しての処方です。
例えば、
骨粗鬆症の治療薬として認可され、
健康保険で使える“エビスタ”というクスリは、
もともと、乳ガンの発生予防薬として開発されましたが、
その治験の最中に、
骨粗鬆症に有効であることが分かり、
治験が簡単な、そちらでのデータが先に出てきたために、
乳ガン発生予防薬ではなく
骨粗鬆症に対するクスリになりました。
その後、数年経過して、
先に行われていた乳ガン発生予防の治験の結果が出て、
ノルバデックスと同等の予防効果が証明されました。
従って、私はほとんどの患者さんで、
「乳ガンの発生予防のクスリですから飲みましょう」
と言って処方するのですが、
調剤薬局の
「骨粗鬆症のクスリです」との説明書を読んで、
「私は骨粗鬆症ではないから飲まない」
という患者さんもいます。
ガッカリします。
他にも、
免疫活性の向上を考えての、
タガメットや、
ガストリン作用を抑制することによる、
大腸ガンの進行速度の低下を目的としたプロミドなど、
ともに胃のクスリですが、
「胃は悪くないから要らない」
悲しくなります。
クスリにはそのほかにもウラの作用、
いわば、副作用を利用した使い方がいくらでもあります。
口内炎に痛風の飲み薬でウガイ、
高血圧のクスリに血管新生抑制作用などなど・・・
それは、医者が患者さんに処方するときには説明しているはずですが、
患者さんはあまり熱心には聞いていないのでしょうか、
医者の説明が悪いのでしょうか、
薬局でもらう1枚の紙切れがすべてになってしまいます。
クスリには、
オモテもウラもあることを十分にご理解ください。
薬局の紙切れには、
オモテの作用しか書かれていません。
ご注意ください。
本日も忙しい一日でした。
終わります。
以上 文責 梅澤 充
追記:毎日たくさんのメールをいただいております。
凄く長い文章をお送りいただく患者さん(ご家族)もおられます。
あまり長いと、他のメールを読む時間もなくなり、
他の患者さんのご迷惑にもなりますので、
簡潔にお書きいただきますようお願い致します。
なお、お気持ちは分かりますが、
メールでいくら詳しく状況をお書きいただきましても、
その文章に応えられるだけの返信を書いている時間はとても作れません。
詳しい返信をお望みの時には、
有料(1〜1.5時間程度で21000円)ですが、
セカンドオピニオンにいらしてください。
また、現在、メールが混みあい、
返信が一部遅れているかも知れません。
返信が1週間以上ないときには、再送をお願いします。
私が診ている患者さんの多くは、
ガンという病気を背負い、
それを治したい、
あるいは、治ることはなくても、
少しでも、長い時間生きていたい、
それも、苦痛を伴う治療ではなく、生きたい。
と考えて定期的に通院して来られています。
そして、一所懸命に治療に励んでおられます。
しかし、稀ですが、中には、
「クスリは副作用があるから」との理由で、
処方したクスリの内服を勝手に止めてしまう患者さんもいます。
実際のそのクスリの副作用を感じているわけではありません。
クスリには副作用は必ずあります。
しかし、ガンを放置すれば、
その副作用以上の恐ろしい事態が、
必ず訪れます。
「副作用があるから止める」は
少々極端な患者さんですが、
調剤薬局からもらう、
処方されているクスリの説明書を読んで、
「これは必要無い」
と勝手に判断されて止めてしまう患者さんは少なくありません。
クスリには、ウラの使い方がたくさんあります。
所謂、そのクスリの本来の目的とは違う効果を期待しての処方です。
例えば、
骨粗鬆症の治療薬として認可され、
健康保険で使える“エビスタ”というクスリは、
もともと、乳ガンの発生予防薬として開発されましたが、
その治験の最中に、
骨粗鬆症に有効であることが分かり、
治験が簡単な、そちらでのデータが先に出てきたために、
乳ガン発生予防薬ではなく
骨粗鬆症に対するクスリになりました。
その後、数年経過して、
先に行われていた乳ガン発生予防の治験の結果が出て、
ノルバデックスと同等の予防効果が証明されました。
従って、私はほとんどの患者さんで、
「乳ガンの発生予防のクスリですから飲みましょう」
と言って処方するのですが、
調剤薬局の
「骨粗鬆症のクスリです」との説明書を読んで、
「私は骨粗鬆症ではないから飲まない」
という患者さんもいます。
ガッカリします。
他にも、
免疫活性の向上を考えての、
タガメットや、
ガストリン作用を抑制することによる、
大腸ガンの進行速度の低下を目的としたプロミドなど、
ともに胃のクスリですが、
「胃は悪くないから要らない」
悲しくなります。
クスリにはそのほかにもウラの作用、
いわば、副作用を利用した使い方がいくらでもあります。
口内炎に痛風の飲み薬でウガイ、
高血圧のクスリに血管新生抑制作用などなど・・・
それは、医者が患者さんに処方するときには説明しているはずですが、
患者さんはあまり熱心には聞いていないのでしょうか、
医者の説明が悪いのでしょうか、
薬局でもらう1枚の紙切れがすべてになってしまいます。
クスリには、
オモテもウラもあることを十分にご理解ください。
薬局の紙切れには、
オモテの作用しか書かれていません。
ご注意ください。
本日も忙しい一日でした。
終わります。
以上 文責 梅澤 充
追記:毎日たくさんのメールをいただいております。
凄く長い文章をお送りいただく患者さん(ご家族)もおられます。
あまり長いと、他のメールを読む時間もなくなり、
他の患者さんのご迷惑にもなりますので、
簡潔にお書きいただきますようお願い致します。
なお、お気持ちは分かりますが、
メールでいくら詳しく状況をお書きいただきましても、
その文章に応えられるだけの返信を書いている時間はとても作れません。
詳しい返信をお望みの時には、
有料(1〜1.5時間程度で21000円)ですが、
セカンドオピニオンにいらしてください。
また、現在、メールが混みあい、
返信が一部遅れているかも知れません。
返信が1週間以上ないときには、再送をお願いします。



