患者さんやご家族に治療の説明をすると、
「その治療はどの程度の確率で効きますか?」
「その治療が効く可能性はどの程度ありますか?」
と聞いてこられる患者さんは少なくありません。
標準的抗癌剤治療だけは、
ハッキリと「○○%の奏効率」という数字が出されています。
私は、ほとんど標準的抗癌剤治療はおこなっていません。
従って、私がおこなっている抗癌剤治療では、
奏効率は不明です。
どのくらいの確率で効くのか分かりません。
そのハッキリとした数字が無いが故に、
すなわちエビデンスが無いために、
「そんな治療は効かない」
と抗癌剤治療専門の先生方からは一蹴されてしまいます。
しかし、ある治療をおこなったときの、
奏効率を知ることがそれほど重要なことでしょうか。
たしかに、奏効率10%の治療よりは90%の治療を選びたいとは
誰でも考えると思います。
しかし、奏効率10%の治療でも
奏効する患者さんもいれば、
90%の治療でも、
ハズレる患者さんもいます。
ガン治療に100%はありません。
また、確率が分かっていても、
一人の患者さんにとって、
アタルのかハズレるのかは、
誰にも分かりません。
実際におこなってみなければ分かりません。
多くの標準的抗癌剤治療では、
当たる確率よりも、
奏効しない、すなわちハズレの確率の方が遥かに高くなっています。
そして、大きな副作用を被る確率だけは極めて高率に設定されています。
しかし、その高率に現れる副作用も、
まったく出ない患者さんも存在します。
すべての抗癌剤治療は、
「やってみなければ分からない」
という博打です。
EBM(Evidence Based Medicine エビデンスに根ざした治療)といえば、
何となくハイカラで聞こえはイイのですが、
すべて博打の世界です。
EBMでは、たった一人しかいない患者さんの
治療効果を担保してくれるものではありません。
それどころか、
エビデンスどおりに、
治療関連死、すなわち副作用死をいただいて
亡くなるという確率も存在しています。
多くの標準的抗癌剤治療では、
1〜2%の治療関連死が知られています。
EBMの標準的抗癌剤治療は、
まさに博打、
それも、ロシアンルーレットのような、
恐ろしい一面もあります。
話しは大きくそれましたが、
治療の成功確率など、
実際にその治療を受ける患者さんにとっては、
あまり大きな意味はありません。
50%の確率で効くからといって、
当然、右半身だけが良くなるのとは違います。
アタルかハズレルかどちらかに転ぶだけです。
その確率が、
10%でも90%でも、
そのクジを引くときの気持ちがチョット違うだけです。
どちらも、あたる人もいれば、
ハズレル、運の悪い患者さんもいます。
抗癌剤治療で大切なことは、
自分の受けている治療が、
アタッているのか、
ハズレているのか、
一刻も早く判断して、
万一ハズレていたら、
即刻、次の治療の移行することです。
特に、最大耐用量の抗癌剤を使う
標準的抗癌剤治療では、
治療関連死とはいかなくても、
ハズレれば、
間違いなく寿命を縮めます。
即座にその治療は中止しなければなりません。
今まで、ハズレの標準的抗癌剤治療で、
命を縮めた患者さんは何人診てきたか数え切れません。
治療効果の確率などを気にするより、
ハズレたと時の対策を考えてから、
抗癌剤治療ははじめてください。
以上 文責 梅澤 充
「その治療はどの程度の確率で効きますか?」
「その治療が効く可能性はどの程度ありますか?」
と聞いてこられる患者さんは少なくありません。
標準的抗癌剤治療だけは、
ハッキリと「○○%の奏効率」という数字が出されています。
私は、ほとんど標準的抗癌剤治療はおこなっていません。
従って、私がおこなっている抗癌剤治療では、
奏効率は不明です。
どのくらいの確率で効くのか分かりません。
そのハッキリとした数字が無いが故に、
すなわちエビデンスが無いために、
「そんな治療は効かない」
と抗癌剤治療専門の先生方からは一蹴されてしまいます。
しかし、ある治療をおこなったときの、
奏効率を知ることがそれほど重要なことでしょうか。
たしかに、奏効率10%の治療よりは90%の治療を選びたいとは
誰でも考えると思います。
しかし、奏効率10%の治療でも
奏効する患者さんもいれば、
90%の治療でも、
ハズレる患者さんもいます。
ガン治療に100%はありません。
また、確率が分かっていても、
一人の患者さんにとって、
アタルのかハズレるのかは、
誰にも分かりません。
実際におこなってみなければ分かりません。
多くの標準的抗癌剤治療では、
当たる確率よりも、
奏効しない、すなわちハズレの確率の方が遥かに高くなっています。
そして、大きな副作用を被る確率だけは極めて高率に設定されています。
しかし、その高率に現れる副作用も、
まったく出ない患者さんも存在します。
すべての抗癌剤治療は、
「やってみなければ分からない」
という博打です。
EBM(Evidence Based Medicine エビデンスに根ざした治療)といえば、
何となくハイカラで聞こえはイイのですが、
すべて博打の世界です。
EBMでは、たった一人しかいない患者さんの
治療効果を担保してくれるものではありません。
それどころか、
エビデンスどおりに、
治療関連死、すなわち副作用死をいただいて
亡くなるという確率も存在しています。
多くの標準的抗癌剤治療では、
1〜2%の治療関連死が知られています。
EBMの標準的抗癌剤治療は、
まさに博打、
それも、ロシアンルーレットのような、
恐ろしい一面もあります。
話しは大きくそれましたが、
治療の成功確率など、
実際にその治療を受ける患者さんにとっては、
あまり大きな意味はありません。
50%の確率で効くからといって、
当然、右半身だけが良くなるのとは違います。
アタルかハズレルかどちらかに転ぶだけです。
その確率が、
10%でも90%でも、
そのクジを引くときの気持ちがチョット違うだけです。
どちらも、あたる人もいれば、
ハズレル、運の悪い患者さんもいます。
抗癌剤治療で大切なことは、
自分の受けている治療が、
アタッているのか、
ハズレているのか、
一刻も早く判断して、
万一ハズレていたら、
即刻、次の治療の移行することです。
特に、最大耐用量の抗癌剤を使う
標準的抗癌剤治療では、
治療関連死とはいかなくても、
ハズレれば、
間違いなく寿命を縮めます。
即座にその治療は中止しなければなりません。
今まで、ハズレの標準的抗癌剤治療で、
命を縮めた患者さんは何人診てきたか数え切れません。
治療効果の確率などを気にするより、
ハズレたと時の対策を考えてから、
抗癌剤治療ははじめてください。
以上 文責 梅澤 充



