何回もこのブログで書いていますが、
「ガンと戦ってはいけない」
と唱える医者もいます。
そのこころは、
「どうせ負けるのだから抗癌剤治療で辛い思いをするのは無駄ですよ」
だと思います。
その考え方も一理あります。
しかし、その医者独特の考え方・持論を、
患者さんに、
真実を知らせないまま押し売りするのは、
犯罪に近い行為だと考えます。
現在も、
その医者の騙されて1年以上前から再発が確認されているのに、
患者さんには知らせずに、
無治療で経過を診られてしまい、
辛い自覚症状が発現した段階になり、
いきなりホスピスを紹介されたというお気の毒な患者さんを診ています。
その患者さんは、
まったく副作用を訴えることなく、
辛い自覚症状は、
ドンドン軽快していっています。
ホスピスに行ったら、
行き先も、到着時刻も決められてしまうところでした。
酷い話だと思います。
その患者さんは、
ホスピスに行くより、
人生を楽しく、
そして遥かに長く楽しむことができると思います。
その患者さんのように、
まったく副作用を感じることなく、
ガンという厄介な病気が、
良い方向に向かうこともありますが、
必ずしも、そう都合良くいくとは限りません。
過去に標準的抗癌剤治療をタップリと執行され、
耐え難い辛い思いを経験させられた患者さんがいます。
その経験がその患者さんのトラウマになり、
常識はずれの少量でも(私の場合それが多いのですが・・・)、
耐え難い吐き気が出るというかたがいます。
その患者さんは、
お住まいが遠方のため、
毎回1泊入院での治療ですが、
クスリで眠くなる状態にして、
抗癌剤を使わないと酷い吐き気に襲われます。
はじめに使った量も、
標準量から比べれば、
4分の1程度なのですが、
それでも強い吐き気に襲われ、
我慢ができない、
とのことで、
仕方なくその半分量にしました。
はじめの量では、
腫瘍マーカーも低下しており、
効果が確認できましたが、
残念ながらそこまで量を落とすと、
治療効果が出なくなりました。
そこで、昨日は、
効果が認められたはじめの量に戻して点滴をしました。
今朝、その患者さんを診に10時半頃、病院へ行くと、
すでに、退院していました。
看護師の報告では、
別段吐き気は訴えていなかったとのことでした。
昨日、その点滴をする前に、
それで、「ある程度は我慢しなければならない」
と考えた結果、吐き気が出なかったのかもしれません。
標準量の抗癌剤治療を受けた患者さんでは、
抗癌剤治療をイメージするだけでも、
気持ちが悪くなり、
吐き気がしてしまうという状態にまで陥っているかたも少なくありません。
しかし、その吐き気は、
最大耐用量の抗癌剤による、
「本当の吐き気」と違います。
「本当の吐き気」は
ご自身ではドウすることもできません。
ただ耐え忍ぶしかありません。
しかし、精神的な問題で発生する、
「見かけの吐き気」は、
精神力でもある程度カバーできるような気がします。
抗癌剤治療のために病院に行く日の朝になると吐き気がする、
しかし、抗癌剤の点滴が終わると同時に吐き気も治まる。
そして、次の週の抗癌剤治療の日の朝までは快調に生活することができる。
という患者さんもいます。
「精神的な、見かけの吐き気」は、
ある程度の我慢が必要になるときもあります。
抗癌剤治療では、
いくら量を減らしたからといっても、
まったく副作用無くそれをおこなうといのは、
難しい場合も少なくありません。
特に、辛い治療を経験された患者さんではなおさらです。
多少の我慢は必要なときもあります。
ご自信の置かれた状況と、
その副作用、治療のメリットとを、
十分に考えて治療方針を決めてください。
以上 文責 梅澤 充
「ガンと戦ってはいけない」
と唱える医者もいます。
そのこころは、
「どうせ負けるのだから抗癌剤治療で辛い思いをするのは無駄ですよ」
だと思います。
その考え方も一理あります。
しかし、その医者独特の考え方・持論を、
患者さんに、
真実を知らせないまま押し売りするのは、
犯罪に近い行為だと考えます。
現在も、
その医者の騙されて1年以上前から再発が確認されているのに、
患者さんには知らせずに、
無治療で経過を診られてしまい、
辛い自覚症状が発現した段階になり、
いきなりホスピスを紹介されたというお気の毒な患者さんを診ています。
その患者さんは、
まったく副作用を訴えることなく、
辛い自覚症状は、
ドンドン軽快していっています。
ホスピスに行ったら、
行き先も、到着時刻も決められてしまうところでした。
酷い話だと思います。
その患者さんは、
ホスピスに行くより、
人生を楽しく、
そして遥かに長く楽しむことができると思います。
その患者さんのように、
まったく副作用を感じることなく、
ガンという厄介な病気が、
良い方向に向かうこともありますが、
必ずしも、そう都合良くいくとは限りません。
過去に標準的抗癌剤治療をタップリと執行され、
耐え難い辛い思いを経験させられた患者さんがいます。
その経験がその患者さんのトラウマになり、
常識はずれの少量でも(私の場合それが多いのですが・・・)、
耐え難い吐き気が出るというかたがいます。
その患者さんは、
お住まいが遠方のため、
毎回1泊入院での治療ですが、
クスリで眠くなる状態にして、
抗癌剤を使わないと酷い吐き気に襲われます。
はじめに使った量も、
標準量から比べれば、
4分の1程度なのですが、
それでも強い吐き気に襲われ、
我慢ができない、
とのことで、
仕方なくその半分量にしました。
はじめの量では、
腫瘍マーカーも低下しており、
効果が確認できましたが、
残念ながらそこまで量を落とすと、
治療効果が出なくなりました。
そこで、昨日は、
効果が認められたはじめの量に戻して点滴をしました。
今朝、その患者さんを診に10時半頃、病院へ行くと、
すでに、退院していました。
看護師の報告では、
別段吐き気は訴えていなかったとのことでした。
昨日、その点滴をする前に、
いくら量を減らしても、
吐き気が出てしまう、
そして、それが辛いのであれば、
治療を続けることはできない。
減量して効果が無くなっていることは確認されているので、
その量での治療は意味が無い。
効果が認められるはじめに使った、
標準量の4分の1程度は使わなければならない。
それで副作用が、嫌なのであれば、
無治療にするというのも一つの考え方ですよ。
一般的には、あの抗癌剤は標準量でも吐き気は非常に少ないクスリですよ。
それで、「ある程度は我慢しなければならない」
と考えた結果、吐き気が出なかったのかもしれません。
標準量の抗癌剤治療を受けた患者さんでは、
抗癌剤治療をイメージするだけでも、
気持ちが悪くなり、
吐き気がしてしまうという状態にまで陥っているかたも少なくありません。
しかし、その吐き気は、
最大耐用量の抗癌剤による、
「本当の吐き気」と違います。
「本当の吐き気」は
ご自身ではドウすることもできません。
ただ耐え忍ぶしかありません。
しかし、精神的な問題で発生する、
「見かけの吐き気」は、
精神力でもある程度カバーできるような気がします。
抗癌剤治療のために病院に行く日の朝になると吐き気がする、
しかし、抗癌剤の点滴が終わると同時に吐き気も治まる。
そして、次の週の抗癌剤治療の日の朝までは快調に生活することができる。
という患者さんもいます。
「精神的な、見かけの吐き気」は、
ある程度の我慢が必要になるときもあります。
抗癌剤治療では、
いくら量を減らしたからといっても、
まったく副作用無くそれをおこなうといのは、
難しい場合も少なくありません。
特に、辛い治療を経験された患者さんではなおさらです。
多少の我慢は必要なときもあります。
ご自信の置かれた状況と、
その副作用、治療のメリットとを、
十分に考えて治療方針を決めてください。
以上 文責 梅澤 充



