腫瘍マーカーの数字を気にしない患者さんはいません。
しかし、異常なまでに、気にする患者さんがいます。
「気にするな」というのは不可能なことだと思います。
しかし、いくら気にしても、
結果は一緒です。
むしろ、数字を異常に気にして、
増加したことをクヨクヨ悩むことで
免疫力の低下があれば逆効果です。
腫瘍マーカーが増加している。
すなわちガン細胞の数が増大している可能性が考えられる。
となれば、
クヨクヨ心配している暇はありません。
「ガンは悪化している」
と判断して次の手を先ず、
模索するべきです。
少なくとも、
私が診ている患者さんでは、
私は常に患者さんにとって不利益な状況から考えますので、
腫瘍マーカーの増加が見られたならば、
次の手を考え、
すぐに実行に移します。
したがって、
患者さんが腫瘍マーカーの増加により慌てる必要はありません。
患者さんの前に、
私の方が十分に慌てています。
そして、次の一手を考えます。
手を尽くしきって、
それが見つからない患者さんでは、
相当に慌てますが、
それでも、無い知恵を絞れば、
ほとんどの場合何かの手は残されています。
私ではなくても、
どの主治医もそうだと思います。
どんなに知識が豊富な患者さんであっても、
医者の方が、
その数十倍、数百倍の知識と経験を持っています。
慌てるのは医者に任せて、
患者さんは、
次ぎに何を楽しもうか、
何処に旅行に行こうか、
など、楽しいことだけを考えていてください。
ご自身の性格上、それが難しいという患者さんであれば、
ご自身でできることを考えてください。
例えば、
無理、ストレスの無い範囲での、
食事の工夫とか、
ストレスを感じない生活を心がける、
あるいは、
免疫力を上げるような生活、
さらには、ネット検索や文献検索からの知識の蓄積、
などを実行してください。
それを実行することで、
こころはかなり落ち着くと思います。
私が診ている患者さんでは、
多くの場合、
点滴の度に腫瘍マーカーをチェックしており、
その度に増減していますので、
本当に短い時間での、
一喜一憂になります。
可能であれば、
患者さんには数字は見せずに、
私だけが見て、
治療の舵取りをしていけば、
患者さんの精神的な負担は一番少なくなると思うのですが、
当然、患者さんは、
ご自身の結果を知りたいと思っていますので、
それはできません。
かといって、
腫瘍マーカーを検査しないで、
それを知ることなく、
すなわち、ガンの動向、
その治療の効果を見ずに治療を進めていくことは、
患者さんにとって有利なことだとは思えませんので、
どうしても毎回腫瘍マーカーをチェックすることになります。
患者さんがガックリ肩を落とすときこそ、
治療法の変更が必要な時ですから、
腫瘍マーカーの数字を知ることは重要になります。
逆に患者さんが喜ぶときには、
治療変更は必要ないのですから、
結果論からすれば、
腫瘍マーカーを見る必要はなかった、
ということになります。
皮肉な話しです。
「そんなに頻回に見ても変化無い」
と言う医者は少なくありませんが、
腫瘍マーカーは、毎週見事に動いています。
そしてそれは、
ガン治療の一つの道標になることは間違いありません。
腫瘍マーカーの数字、
これは、皆さん気にしますが、
心配はしないで、
医者にだけ心配させておいたほうが賢明です。
以上 文責 梅澤 充
しかし、異常なまでに、気にする患者さんがいます。
「気にするな」というのは不可能なことだと思います。
しかし、いくら気にしても、
結果は一緒です。
むしろ、数字を異常に気にして、
増加したことをクヨクヨ悩むことで
免疫力の低下があれば逆効果です。
腫瘍マーカーが増加している。
すなわちガン細胞の数が増大している可能性が考えられる。
となれば、
クヨクヨ心配している暇はありません。
「ガンは悪化している」
と判断して次の手を先ず、
模索するべきです。
少なくとも、
私が診ている患者さんでは、
私は常に患者さんにとって不利益な状況から考えますので、
腫瘍マーカーの増加が見られたならば、
次の手を考え、
すぐに実行に移します。
したがって、
患者さんが腫瘍マーカーの増加により慌てる必要はありません。
患者さんの前に、
私の方が十分に慌てています。
そして、次の一手を考えます。
手を尽くしきって、
それが見つからない患者さんでは、
相当に慌てますが、
それでも、無い知恵を絞れば、
ほとんどの場合何かの手は残されています。
私ではなくても、
どの主治医もそうだと思います。
どんなに知識が豊富な患者さんであっても、
医者の方が、
その数十倍、数百倍の知識と経験を持っています。
慌てるのは医者に任せて、
患者さんは、
次ぎに何を楽しもうか、
何処に旅行に行こうか、
など、楽しいことだけを考えていてください。
ご自身の性格上、それが難しいという患者さんであれば、
ご自身でできることを考えてください。
例えば、
無理、ストレスの無い範囲での、
食事の工夫とか、
ストレスを感じない生活を心がける、
あるいは、
免疫力を上げるような生活、
さらには、ネット検索や文献検索からの知識の蓄積、
などを実行してください。
それを実行することで、
こころはかなり落ち着くと思います。
私が診ている患者さんでは、
多くの場合、
点滴の度に腫瘍マーカーをチェックしており、
その度に増減していますので、
本当に短い時間での、
一喜一憂になります。
可能であれば、
患者さんには数字は見せずに、
私だけが見て、
治療の舵取りをしていけば、
患者さんの精神的な負担は一番少なくなると思うのですが、
当然、患者さんは、
ご自身の結果を知りたいと思っていますので、
それはできません。
かといって、
腫瘍マーカーを検査しないで、
それを知ることなく、
すなわち、ガンの動向、
その治療の効果を見ずに治療を進めていくことは、
患者さんにとって有利なことだとは思えませんので、
どうしても毎回腫瘍マーカーをチェックすることになります。
患者さんがガックリ肩を落とすときこそ、
治療法の変更が必要な時ですから、
腫瘍マーカーの数字を知ることは重要になります。
逆に患者さんが喜ぶときには、
治療変更は必要ないのですから、
結果論からすれば、
腫瘍マーカーを見る必要はなかった、
ということになります。
皮肉な話しです。
「そんなに頻回に見ても変化無い」
と言う医者は少なくありませんが、
腫瘍マーカーは、毎週見事に動いています。
そしてそれは、
ガン治療の一つの道標になることは間違いありません。
腫瘍マーカーの数字、
これは、皆さん気にしますが、
心配はしないで、
医者にだけ心配させておいたほうが賢明です。
以上 文責 梅澤 充



