8月15日の「お盆」に対して、
huj さんと名乗る、
多分、標準的抗癌剤治療を続けたいと考えている医者と思われる人物から、
コメントをいただきました。
十分に分かると思いますが、
私は、日本の政府も勧める標準的抗癌剤治療を
目の敵にしているのではありません。
標準的抗癌剤治療が最善の患者さんもいます。
8月10日の「賢い予見」
でも書いたとおり、
標準的抗癌剤治療が良く効いて、
しかも、副作用もほとんど感じないという
稀有な患者さんもいることは事実です。
その患者さん自身、
同じ治療で、周りの患者さんが皆さん苦しんでいるのを見て、
「何故、私だけ副作用が無いのだろう」
と不思議がっていましたが・・・・
今の抗癌剤治療の現実はドウでしょうか。
すべての患者さんにとって最善の治療であるかのように、
患者さんを勘違いさせたまま
標準的抗癌剤治療がおこなわれている現状に対して、
それは、大きな間違いであること、
標準的抗癌剤治療の唯一の根拠であるエビデンスについて、
シッカリと理解しなければ、
大変なことになりますよ。
標準的抗癌剤治療とは如何なる治療であるのか、
それをおこなったときに得られるメリットはどの程度であり、
同時に、デメリットが如何に大きいものであるのか、
それをすべて理解したうえで、
ご自身の治療を考えてください。
ガンを身体の一部に宿しただけで、
とても元気なPS. ゼロの人間が、
標準的抗癌剤治療を開始した途端に重病人に変身する。
その実態を無数に見てきた医者として、
当然、伝えなければならないことを、
患者さん、ご家族に語っているだけです。
さらに、標準的抗癌剤治療だけをおこなっている
多くの医者・病院では、
それができなくなると、
元気な多くのガン患者さんが、
ガン難民に転落している事実を冷静に考えて欲しい、
ということを訴えているだけであり、
その訴えは今後も続けていきます。
また、このコメントには、
「今まで治療を行った他医を貶める・・・・」
との一文がありましたが、
それはまさに医者の目線ですね。
先ず「今まで治療を行った他医」の意味ですが、
私のところに転院してくる直前の医者のことでしょうか、
それならば、私が貶めることはしていません。
患者さんご自身が、
その医者の治療を見限って私のところへ来られただけです。
患者さんの判断です。
私は、雨後の筍のごとく林立している代替療法クリニックのように、
「○○療法は効きます」
「是非、○○療法を受けましょう」
などという宣伝は一切していません。
このブログでは事実を書いているだけです。
さらに、私のところへ来られた患者さんに対しては、
「エビデンスの無い治療はするなという現在の風潮があるから、
標準的抗癌剤治療だけしかしてもらえないのは仕方がないことです」
「健康保険の範囲だけでは限界もあります」
と、話しています。
前医を貶めるようなことはしていません。
もし、「今まで治療を行った他医」が、
今まで、標準的抗癌剤治療だけを遂行してきた
一般的な先達を指すのであれば、
その先輩医者を貶めているとは考えていません。
むしろ、その先達が導き出してくれたエビデンスは、
有効活用させていただいています。
エビデンスは参考値として使っています。
私たちの先輩医者は、
「手を翳(カザ)して病気を治す」
ということまでしてきました。
現在、そんなバカな治療?をする医者はいないでしょう。
しかし、当時は、患者さんのことを思い、
それを真剣におこなってきたのです。
その行為そのものは愚かでも、
それを真剣におこなってきた医者は愚かだとは思いません。
同様に、延々と最大耐用量の抗癌剤を使った治療をおこなってきた
抗癌剤治療の専門医も
愚かだとは思いません。
しかし、ほんの十数年前まで、
神戸の大地震の頃まで、
多くのガンで、
最大耐用量の抗癌剤での治療では、
無治療群と比較して
延命効果は認められなかったという
エビデンスがあるのです。
当然、患者さんは多大な副作用に苦しみましたが、
「長生きできない」というのが事実でした。
無治療にした患者さんは、
副作用を感じることなく、
同じ時間生きていられたのです。
その治療は本当に愚かな治療であり、
当然、貶められなけれ、
糾弾されなければならないものではないでしょうか。
現在の標準的抗癌剤治療とて、
多くの場合、僅か数ヶ月の延命効果しか認められていません。
そこに価値観を見出すのは、
標準治療だけしかおこなわない医者だけではないでしょうか。
一般の患者さんは、
標準的に激しい副作用で苦しんだ挙句の数ヶ月延命では、
納得できるかたは多くはないはずです。
その治療の価値を決めるのは、
医者ではなく、
それを受ける患者さんであるべきだ、
ということを言いたいだけです。
先達を貶める気は毛頭ありません。
また、
「最終的に患者の不安をあおるだけですので、ぜひお控えください。」
と、まことにありがたいご指摘をいただきましたが、
真実を知らずに、
安心して、
自分の望まない治療に導かれるよりは、
不安があっても、
選択肢を増やし、慎重に考え、
ご自身が受けるべき治療を検討するほうが
遥かに重要だと思いますので、
huj さんのようなお考えの医者が存在する限り、
患者さんにとって、
必要と思われる情報の発信を止める気はありません。
これからもお楽しみください。
本当に不安になるのであれば、
読まないでください。
以上 文責 梅澤 充
huj さんと名乗る、
多分、標準的抗癌剤治療を続けたいと考えている医者と思われる人物から、
コメントをいただきました。
以前から拝見しておりますが、
標準的治療を目の敵のように非難するのはなぜでしょうか?
今まで治療を行った他医を貶めるようなコメントは
最終的に患者の不安をあおるだけですので、
ぜひお控えください。
十分に分かると思いますが、
私は、日本の政府も勧める標準的抗癌剤治療を
目の敵にしているのではありません。
標準的抗癌剤治療が最善の患者さんもいます。
8月10日の「賢い予見」
でも書いたとおり、
標準的抗癌剤治療が良く効いて、
しかも、副作用もほとんど感じないという
稀有な患者さんもいることは事実です。
その患者さん自身、
同じ治療で、周りの患者さんが皆さん苦しんでいるのを見て、
「何故、私だけ副作用が無いのだろう」
と不思議がっていましたが・・・・
今の抗癌剤治療の現実はドウでしょうか。
すべての患者さんにとって最善の治療であるかのように、
患者さんを勘違いさせたまま
標準的抗癌剤治療がおこなわれている現状に対して、
それは、大きな間違いであること、
標準的抗癌剤治療の唯一の根拠であるエビデンスについて、
シッカリと理解しなければ、
大変なことになりますよ。
標準的抗癌剤治療とは如何なる治療であるのか、
それをおこなったときに得られるメリットはどの程度であり、
同時に、デメリットが如何に大きいものであるのか、
それをすべて理解したうえで、
ご自身の治療を考えてください。
ガンを身体の一部に宿しただけで、
とても元気なPS. ゼロの人間が、
標準的抗癌剤治療を開始した途端に重病人に変身する。
その実態を無数に見てきた医者として、
当然、伝えなければならないことを、
患者さん、ご家族に語っているだけです。
さらに、標準的抗癌剤治療だけをおこなっている
多くの医者・病院では、
それができなくなると、
元気な多くのガン患者さんが、
ガン難民に転落している事実を冷静に考えて欲しい、
ということを訴えているだけであり、
その訴えは今後も続けていきます。
また、このコメントには、
「今まで治療を行った他医を貶める・・・・」
との一文がありましたが、
それはまさに医者の目線ですね。
先ず「今まで治療を行った他医」の意味ですが、
私のところに転院してくる直前の医者のことでしょうか、
それならば、私が貶めることはしていません。
患者さんご自身が、
その医者の治療を見限って私のところへ来られただけです。
患者さんの判断です。
私は、雨後の筍のごとく林立している代替療法クリニックのように、
「○○療法は効きます」
「是非、○○療法を受けましょう」
などという宣伝は一切していません。
このブログでは事実を書いているだけです。
さらに、私のところへ来られた患者さんに対しては、
「エビデンスの無い治療はするなという現在の風潮があるから、
標準的抗癌剤治療だけしかしてもらえないのは仕方がないことです」
「健康保険の範囲だけでは限界もあります」
と、話しています。
前医を貶めるようなことはしていません。
もし、「今まで治療を行った他医」が、
今まで、標準的抗癌剤治療だけを遂行してきた
一般的な先達を指すのであれば、
その先輩医者を貶めているとは考えていません。
むしろ、その先達が導き出してくれたエビデンスは、
有効活用させていただいています。
エビデンスは参考値として使っています。
私たちの先輩医者は、
「手を翳(カザ)して病気を治す」
ということまでしてきました。
現在、そんなバカな治療?をする医者はいないでしょう。
しかし、当時は、患者さんのことを思い、
それを真剣におこなってきたのです。
その行為そのものは愚かでも、
それを真剣におこなってきた医者は愚かだとは思いません。
同様に、延々と最大耐用量の抗癌剤を使った治療をおこなってきた
抗癌剤治療の専門医も
愚かだとは思いません。
しかし、ほんの十数年前まで、
神戸の大地震の頃まで、
多くのガンで、
最大耐用量の抗癌剤での治療では、
無治療群と比較して
延命効果は認められなかったという
エビデンスがあるのです。
当然、患者さんは多大な副作用に苦しみましたが、
「長生きできない」というのが事実でした。
無治療にした患者さんは、
副作用を感じることなく、
同じ時間生きていられたのです。
その治療は本当に愚かな治療であり、
当然、貶められなけれ、
糾弾されなければならないものではないでしょうか。
現在の標準的抗癌剤治療とて、
多くの場合、僅か数ヶ月の延命効果しか認められていません。
そこに価値観を見出すのは、
標準治療だけしかおこなわない医者だけではないでしょうか。
一般の患者さんは、
標準的に激しい副作用で苦しんだ挙句の数ヶ月延命では、
納得できるかたは多くはないはずです。
その治療の価値を決めるのは、
医者ではなく、
それを受ける患者さんであるべきだ、
ということを言いたいだけです。
先達を貶める気は毛頭ありません。
また、
「最終的に患者の不安をあおるだけですので、ぜひお控えください。」
と、まことにありがたいご指摘をいただきましたが、
真実を知らずに、
安心して、
自分の望まない治療に導かれるよりは、
不安があっても、
選択肢を増やし、慎重に考え、
ご自身が受けるべき治療を検討するほうが
遥かに重要だと思いますので、
huj さんのようなお考えの医者が存在する限り、
患者さんにとって、
必要と思われる情報の発信を止める気はありません。
これからもお楽しみください。
本当に不安になるのであれば、
読まないでください。
以上 文責 梅澤 充



