8月20日の「がん診療連携拠点病院勤務医 様」に対して、
そこで取り上げた先生とは、
まったく別の視点をお持ちの、
診療連携拠点病院で働く先生から、
ありがたいコメントをいただきました。
失礼ながら、私の考えもまったく同一です。
再掲します。
現在も、保険医です。
現在は、
混合診療という違法行為(?)にあたらないように、
保険診療をおこなう医療機関の協力を得て、
豊富な武器を使った、
自由なガン治療もおこなっています。
勿論、ガン治療において、
患者さんの経済的負担を抜きに考えることはできません。
私も、先ず健康保険で使える武器を最優先に選択します。
そして、そのクスリを最低量から開始します。
それで、副作用が無く、
効果がでれば、
経済的にも負担はかからず、
患者さんにとって、
最善の治療に近付くのではないかと考えます。
しかし、一般的に最初のクスリ・量が、
最適となることはあまりありません。
試行錯誤しながら、
最善と考えられる治療を見つけ出します。
その時には、
頻回な腫瘍マーカーの検査など、
健康保険ではできないことも必要になりますが、
腫瘍マーカーは自費で採血しても、
1項目あたり概ね1500円程度であり、
それほど大きな負担にはなりません。
勿論、経済的に、
「その程度なら大丈夫」
という患者さんには、
はじめから健康保険の適応外のクスリを使うこともあります。
膵ガンなどでは、
日本では、経口剤はTS-1が第一選択で、
それ以外は、
膵ガンではほとんど効かないUFTしか認められていません。
しかし世界標準では、
ジェムザールとゼローダの併用です。
私は健康保険の適応外のゼローダは、
常用量では使いませんので、
経済的にも、それほど大きな負担にはなりません。
その程度の金額のサプリメントを飲まれている患者さんは、
たくさんいます。
それを考えると、
患者さんの経済力が許せば、
はじめからゼローダを使うことをお勧めしています。
本日来られた肝転移を伴う、
手術不能の膵ガンの患者さんも
2ヶ月前に40000以上あった腫瘍マーカーが、
現在1300にまで低下していました。
副作用はまったく感じないと言います。
本日も膵ガンの患者さんは4名来られましたが、
全員ゼローダは使っています。
話しはそれましたが、
武器が多ければ、
それだけ多くのチャンスに巡り合う可能性がでてきます。
そして、一人一人個別に、
頻回に状況判断を行い、
それに合わせて治療をしていけば、
標準的抗癌剤治療よりも短い一生で終わるはずがない、
と考えています。
事実、そのとおりになっています。
QOLは比較になりません。
私は、現在私がおこなっている治療が、
いかがわしい治療だとは、まったく考えていません。
至極まっとうな、
多くの患者さんが望む治療だと自負しております。
しかし、私も人並みの人間であり、
8月20日の「がん診療連携拠点病院勤務医 様」
で紹介した拠点病院の先生のような医者ばかりだと、
自分でおこなっている治療が、
虚しく、悲しくもなってきます。
大学病院の先生でも、
その大学で、ご自身が診ている患者さんを、
紹介してきてくれるかたもいます。
しかし、今回のような先生もいらして、
コメントまでいただくと、
とても励みになります。
ありがとうございました。
以上 文責 梅澤 充
そこで取り上げた先生とは、
まったく別の視点をお持ちの、
診療連携拠点病院で働く先生から、
ありがたいコメントをいただきました。
失礼ながら、私の考えもまったく同一です。
再掲します。
一番優れたがんの治療とは?
私は診療連携拠点病院でがん診療を行うものですが、
先生に廃院を勧めた御仁とは考え方が異なります。
私は標準治療だけを行う施設がもっとも治療成績が悪く、
その次が標準治療が終わっても保険診療の範囲でエビデンスの不確かな治療を
いろいろ試みてくれる一般病院、
もっとも成績がよいのが保険適応薬はもちろん標準的でない投与法や
未承認の治療薬まで使って治療を行う施設だろうと思っています。
がんと戦う武器の数が圧倒的に違うのでこれは当然だと思っています。
そう思わない医師がいるというのが理解に苦しみます。
医者は、標準治療、保険適応薬、自由診療を区別して考える習慣があります。
エビデンスがないからできないとか、保険適応がないからできないと考える習性です。
しかし、患者さんからしてみるとそのような区別はないのではないでしょうか。
標準治療だろうが、未承認のやり方だろうが、
いろいろやってみて最大限長く生きたいと考えるものではないでしょうか。
そういうわけで、いつでもどこに住んでいても最良の癌治療を受けられるように
という目的で作られた連携拠点病院に勤務していながら、
経済的に余裕のある方には自由診療の話もするようにしております。
現在も、保険医です。
現在は、
混合診療という違法行為(?)にあたらないように、
保険診療をおこなう医療機関の協力を得て、
豊富な武器を使った、
自由なガン治療もおこなっています。
勿論、ガン治療において、
患者さんの経済的負担を抜きに考えることはできません。
私も、先ず健康保険で使える武器を最優先に選択します。
そして、そのクスリを最低量から開始します。
それで、副作用が無く、
効果がでれば、
経済的にも負担はかからず、
患者さんにとって、
最善の治療に近付くのではないかと考えます。
しかし、一般的に最初のクスリ・量が、
最適となることはあまりありません。
試行錯誤しながら、
最善と考えられる治療を見つけ出します。
その時には、
頻回な腫瘍マーカーの検査など、
健康保険ではできないことも必要になりますが、
腫瘍マーカーは自費で採血しても、
1項目あたり概ね1500円程度であり、
それほど大きな負担にはなりません。
勿論、経済的に、
「その程度なら大丈夫」
という患者さんには、
はじめから健康保険の適応外のクスリを使うこともあります。
膵ガンなどでは、
日本では、経口剤はTS-1が第一選択で、
それ以外は、
膵ガンではほとんど効かないUFTしか認められていません。
しかし世界標準では、
ジェムザールとゼローダの併用です。
私は健康保険の適応外のゼローダは、
常用量では使いませんので、
経済的にも、それほど大きな負担にはなりません。
その程度の金額のサプリメントを飲まれている患者さんは、
たくさんいます。
それを考えると、
患者さんの経済力が許せば、
はじめからゼローダを使うことをお勧めしています。
本日来られた肝転移を伴う、
手術不能の膵ガンの患者さんも
2ヶ月前に40000以上あった腫瘍マーカーが、
現在1300にまで低下していました。
副作用はまったく感じないと言います。
本日も膵ガンの患者さんは4名来られましたが、
全員ゼローダは使っています。
話しはそれましたが、
武器が多ければ、
それだけ多くのチャンスに巡り合う可能性がでてきます。
そして、一人一人個別に、
頻回に状況判断を行い、
それに合わせて治療をしていけば、
標準的抗癌剤治療よりも短い一生で終わるはずがない、
と考えています。
事実、そのとおりになっています。
QOLは比較になりません。
私は、現在私がおこなっている治療が、
いかがわしい治療だとは、まったく考えていません。
至極まっとうな、
多くの患者さんが望む治療だと自負しております。
しかし、私も人並みの人間であり、
8月20日の「がん診療連携拠点病院勤務医 様」
で紹介した拠点病院の先生のような医者ばかりだと、
自分でおこなっている治療が、
虚しく、悲しくもなってきます。
大学病院の先生でも、
その大学で、ご自身が診ている患者さんを、
紹介してきてくれるかたもいます。
しかし、今回のような先生もいらして、
コメントまでいただくと、
とても励みになります。
ありがとうございました。
以上 文責 梅澤 充



