6月22日の「ジェネリック薬品再考」
はじめ、何回か書きましたが、
「効き目は同じで値段は安い」
と、盛んに宣伝をして、
さらにお国も、
医療費削減の有力な手段として、
所謂ジェネリック薬品への変更を強力に推し進めています。
しかし、必ずしも、
「効き目は同じ」
とは言えないことは
現場の多くの医者は知っています。
先日もインターネット配信のニュースを見ていたら、
今まで使っていた喘息の治療薬を、
「値段は安くて、効果は同じ」
であるはずの後発医薬品、
すなわちジェネリック薬品に変えたところ、
喘息が悪化した、
という症例が報告されていました。
このジェネリック薬剤は、
喘息の悪化をみた後、
もとの先発薬剤に戻したところ、
喘息は元のとおりに改善したとのことですから、
ジェネリック薬品に、
先発薬品と「同じ効果」が無かったことが証明されています。
そのほかにも、
降圧剤をジェネリック薬品に変更した途端に、
血圧が下がらなくなった、
などということは、
日常茶飯事経験します。
逆に、ジェネリック薬品を
先発薬品に変更したところ、
皮膚の発疹が出現したという、
違う効果が発現したという症例もあるようです。
日本の場合、
先発薬品とジェネリック薬品とは、
「同じ」
ではありません。
「同じようなクスリ」です。
そもそも同等か否かの試験をしていないのですから、
「効果は同じ」などとは、
絶対に言えません。
EBM(Ebidence Based Medicine)などと謳っていながらお粗末な話しです。
残念なことに、
2006年3月5日「効かない抗癌剤」(2)
などで紹介した、
私も多くの患者さんに使っている
カワラ茸というキノコの菌糸体からの抽出物である
クレスチンというクスリにも、
5〜6種類のジェネリック薬品が出ています。
キノコの菌糸体抽出物では、
同じ菌でも株が違えば、
まったく別モノになります。
これも同等比較試験をしていないので、
ナンともいえませんが、
株は違うはずですから、
とても同等の効果が期待できると考えられません。
「値段も違うが、効果も違う」
の代表選手ではないかと思います。
現在の日本では、
医療費削減のためなら、
ナンでもありです。
治療効果など二の次、三の次、
なりふり構わず、
ただただお金のかからない治療へ患者さんを誘導します。
患者さん健康・病気のことなど、
まったく考えていないように思います。
9月11日「事故米」
9月13日「事故米・続き」
で書いたとおり、
国民に毒の主食を供給しておいて、
「ガタガタ騒ぐ、大きな問題ではない」
と豪語するような人間が動かしている政府ですから、
「患者さんの経済的な負担を減らそう」などと、
優しいことを考えての、
ジェネリック推進とは思えません。
患者さんのためを本当に考えている政府であれば、
海外では標準的に使われている、
治療効果・延命効果のハッキリしているクスリを、
いち早く認可するはずです。
どれだけ多くの患者さんが、
それらのクスリの認可を待ちきれずに、
旅立たれていかれたことか分かりません。
以上 文責 梅澤 充
はじめ、何回か書きましたが、
「効き目は同じで値段は安い」
と、盛んに宣伝をして、
さらにお国も、
医療費削減の有力な手段として、
所謂ジェネリック薬品への変更を強力に推し進めています。
しかし、必ずしも、
「効き目は同じ」
とは言えないことは
現場の多くの医者は知っています。
先日もインターネット配信のニュースを見ていたら、
今まで使っていた喘息の治療薬を、
「値段は安くて、効果は同じ」
であるはずの後発医薬品、
すなわちジェネリック薬品に変えたところ、
喘息が悪化した、
という症例が報告されていました。
このジェネリック薬剤は、
喘息の悪化をみた後、
もとの先発薬剤に戻したところ、
喘息は元のとおりに改善したとのことですから、
ジェネリック薬品に、
先発薬品と「同じ効果」が無かったことが証明されています。
そのほかにも、
降圧剤をジェネリック薬品に変更した途端に、
血圧が下がらなくなった、
などということは、
日常茶飯事経験します。
逆に、ジェネリック薬品を
先発薬品に変更したところ、
皮膚の発疹が出現したという、
違う効果が発現したという症例もあるようです。
日本の場合、
先発薬品とジェネリック薬品とは、
「同じ」
ではありません。
「同じようなクスリ」です。
そもそも同等か否かの試験をしていないのですから、
「効果は同じ」などとは、
絶対に言えません。
EBM(Ebidence Based Medicine)などと謳っていながらお粗末な話しです。
残念なことに、
2006年3月5日「効かない抗癌剤」(2)
などで紹介した、
私も多くの患者さんに使っている
カワラ茸というキノコの菌糸体からの抽出物である
クレスチンというクスリにも、
5〜6種類のジェネリック薬品が出ています。
キノコの菌糸体抽出物では、
同じ菌でも株が違えば、
まったく別モノになります。
これも同等比較試験をしていないので、
ナンともいえませんが、
株は違うはずですから、
とても同等の効果が期待できると考えられません。
「値段も違うが、効果も違う」
の代表選手ではないかと思います。
現在の日本では、
医療費削減のためなら、
ナンでもありです。
治療効果など二の次、三の次、
なりふり構わず、
ただただお金のかからない治療へ患者さんを誘導します。
患者さん健康・病気のことなど、
まったく考えていないように思います。
9月11日「事故米」
9月13日「事故米・続き」
で書いたとおり、
国民に毒の主食を供給しておいて、
「ガタガタ騒ぐ、大きな問題ではない」
と豪語するような人間が動かしている政府ですから、
「患者さんの経済的な負担を減らそう」などと、
優しいことを考えての、
ジェネリック推進とは思えません。
患者さんのためを本当に考えている政府であれば、
海外では標準的に使われている、
治療効果・延命効果のハッキリしているクスリを、
いち早く認可するはずです。
どれだけ多くの患者さんが、
それらのクスリの認可を待ちきれずに、
旅立たれていかれたことか分かりません。
以上 文責 梅澤 充



