セカンドオピニオンで、
できるだけ多くの医者からたくさんいただいたほうがよい。
ということを何回も書きましたが、
相当にデタラメなオピニオンをお持ちの医者もいるようで、
私のその考えが少し揺るぎました。
「ガンと戦うな」を信条としているらしい医者のことですが、
セカンドオピニオンに行かれたのは、
周囲のリンパ節が腫れていることが
CTなどでハッキリと確認されているかなりの進行ガンの患者さんで、
他の重篤な合併症もあり、
手術を行うことが得策か否かビミョウな状態でした。
イロイロな病院へセカンドオピニオンに行かれた結果、
あるところでは積極的に手術を勧められ、
別の病院では、
手術は避けるべきとの判断をいただいていました。
また、「どちらを選ぶにも慎重を要する」との意見もあったようです。
私の個人的な意見としては、
その患者さんの年齢、
および重篤な合併症を考えると、
いきなり手術を行うことには賛成できませんでした。
現在、無症状であることを考えると、
副作用の出ないレベルでの抗癌剤治療により、
延命を図ることがベストだと考えました。
ところが、
何を血迷ったのか、
「手術ができると判断されたことはアンラッキー」
「手術を行えば死亡の可能性が高い」
「抗癌剤治療も副作用が大きい」
「無治療でも3〜4年は大丈夫」
と、手術も抗癌剤治療も行ったことのない医者が、
極めて無責任なことをのたまったようです。
その患者さんのガンは、
標準的抗癌剤治療では
平均300〜350日程度しか生きることができないことが知られています。
そして、副作用は小さくはありません。
しかし、無治療で放置した場合、
間も無く食事を摂ることができなくなり、
生存期間中央値は4〜5ヶ月と考えられています。
「3〜4年は大丈夫」とは、
何処から出てきたデータか知りませんが、
あまりにも無責任だと思います。
その無責任オピニオンは、
患者さんのご家族がシッカリメモを取っていた内容ですので、
その無責任医者の発言はそのとおりだったのだと思います。
万一、患者さんがその言葉を信じてしまったならば、
来年の春にはいなくなってしまっている可能性が十分に考えられます。
罪の無い医者が逮捕監禁された挙句、
結局無罪になりましたが、
患者さんにデタラメな情報を信じ込ませて、
寿命を縮めてしまった場合には罪にはならないのでしょうか。
「抗癌剤治療はおこなっても無駄」
と信じ込んでいる、
その無責任医者が診ていた患者さんで、
再発していることが判明していても、
その事実をその患者さんには、
告げることなく、
辛い自覚症状が発現してきてから、
「1年以上も前から再発してる」
「治療をしても無駄だからホスピスに行きなさい」
と、突然告げられた患者さんを、
現在私が診ています。
その患者さんでは、
副作用らしき症状は出ない範囲の抗癌剤治療で、
自覚症状はラクになってきて、
画像診断上も明らかな改善が認められています。
その医者の言うとおりに
ホスピスに行っていたら、
辛い自覚症状はさらに悪化して、
長い時間は生きることはできないと思われます。
その医者は、
多くの著書もあり、
知名度だけは高い人間です。
そのような医者のところにセカンドオピニオンを受けに行くには、
偏見に溢れたその人間の思想を熟知してから、
その偏った目から見た場合
自分の現状を如何に判断するのか、
参考意見として聞く程度に留めたほうが無難です。
しかし、そのスタンスで聞きに行っても、
デタラメな数字を披露されたしまったなら、
どうしようもありません。
数字はインターネットなどでも、
簡単に調べることが可能です。
危ない医者のところへ行くときには、
十分に下調べをしてからにしたほうが賢明だと思います。
標準的抗癌剤治療だけしか行わない医者の目から見れば、
私も、「相当に危ない変人」でしょうが、
私のガン治療に対する考え方は、
このブログで書いているとおりで、
「ガン治療は、何でもあり」であり、
「エビデンスは参考値、
重要なエビデンスは目の前の患者さん本人」
です。
セカンドオピニオンは、
何も知識の無い患者さん、ご家族にとって極めて重要だと思いますが、
思わぬ落とし穴もあることに、
セカンドオピニオンに来られた患者さんから
教わりました。
以上 文責 梅澤 充
できるだけ多くの医者からたくさんいただいたほうがよい。
ということを何回も書きましたが、
相当にデタラメなオピニオンをお持ちの医者もいるようで、
私のその考えが少し揺るぎました。
「ガンと戦うな」を信条としているらしい医者のことですが、
セカンドオピニオンに行かれたのは、
周囲のリンパ節が腫れていることが
CTなどでハッキリと確認されているかなりの進行ガンの患者さんで、
他の重篤な合併症もあり、
手術を行うことが得策か否かビミョウな状態でした。
イロイロな病院へセカンドオピニオンに行かれた結果、
あるところでは積極的に手術を勧められ、
別の病院では、
手術は避けるべきとの判断をいただいていました。
また、「どちらを選ぶにも慎重を要する」との意見もあったようです。
私の個人的な意見としては、
その患者さんの年齢、
および重篤な合併症を考えると、
いきなり手術を行うことには賛成できませんでした。
現在、無症状であることを考えると、
副作用の出ないレベルでの抗癌剤治療により、
延命を図ることがベストだと考えました。
ところが、
何を血迷ったのか、
「手術ができると判断されたことはアンラッキー」
「手術を行えば死亡の可能性が高い」
「抗癌剤治療も副作用が大きい」
「無治療でも3〜4年は大丈夫」
と、手術も抗癌剤治療も行ったことのない医者が、
極めて無責任なことをのたまったようです。
その患者さんのガンは、
標準的抗癌剤治療では
平均300〜350日程度しか生きることができないことが知られています。
そして、副作用は小さくはありません。
しかし、無治療で放置した場合、
間も無く食事を摂ることができなくなり、
生存期間中央値は4〜5ヶ月と考えられています。
「3〜4年は大丈夫」とは、
何処から出てきたデータか知りませんが、
あまりにも無責任だと思います。
その無責任オピニオンは、
患者さんのご家族がシッカリメモを取っていた内容ですので、
その無責任医者の発言はそのとおりだったのだと思います。
万一、患者さんがその言葉を信じてしまったならば、
来年の春にはいなくなってしまっている可能性が十分に考えられます。
罪の無い医者が逮捕監禁された挙句、
結局無罪になりましたが、
患者さんにデタラメな情報を信じ込ませて、
寿命を縮めてしまった場合には罪にはならないのでしょうか。
「抗癌剤治療はおこなっても無駄」
と信じ込んでいる、
その無責任医者が診ていた患者さんで、
再発していることが判明していても、
その事実をその患者さんには、
告げることなく、
辛い自覚症状が発現してきてから、
「1年以上も前から再発してる」
「治療をしても無駄だからホスピスに行きなさい」
と、突然告げられた患者さんを、
現在私が診ています。
その患者さんでは、
副作用らしき症状は出ない範囲の抗癌剤治療で、
自覚症状はラクになってきて、
画像診断上も明らかな改善が認められています。
その医者の言うとおりに
ホスピスに行っていたら、
辛い自覚症状はさらに悪化して、
長い時間は生きることはできないと思われます。
その医者は、
多くの著書もあり、
知名度だけは高い人間です。
そのような医者のところにセカンドオピニオンを受けに行くには、
偏見に溢れたその人間の思想を熟知してから、
その偏った目から見た場合
自分の現状を如何に判断するのか、
参考意見として聞く程度に留めたほうが無難です。
しかし、そのスタンスで聞きに行っても、
デタラメな数字を披露されたしまったなら、
どうしようもありません。
数字はインターネットなどでも、
簡単に調べることが可能です。
危ない医者のところへ行くときには、
十分に下調べをしてからにしたほうが賢明だと思います。
標準的抗癌剤治療だけしか行わない医者の目から見れば、
私も、「相当に危ない変人」でしょうが、
私のガン治療に対する考え方は、
このブログで書いているとおりで、
「ガン治療は、何でもあり」であり、
「エビデンスは参考値、
重要なエビデンスは目の前の患者さん本人」
です。
セカンドオピニオンは、
何も知識の無い患者さん、ご家族にとって極めて重要だと思いますが、
思わぬ落とし穴もあることに、
セカンドオピニオンに来られた患者さんから
教わりました。
以上 文責 梅澤 充



